起業まで
起業までの道のりと書きましたが。。。。
本来ならば、社長の起業ヒストリーを書くのが良いのですが、
ここでは、私サイドのヒストリーを綴っております。
社長の起業ヒストリーは、リアルでお聞きください。
大まかな私の歩み:
某メーカーに勤めていた叔父の影響でパソコンを購入してから、
パソコン通信(ニフティサーブ)で、
真っ黒い画面に白い文字のコマンドを覚える事にハマり、
ニフティマネージャー(パソコン通信用メールソフト)の画面に感動し、
インターネットが出始めた頃、地元のインターネットプロバイダーに就職。
(そこでは、主にヘルプデスクとデータベース管理をしていました。)
そして、SOHOが流行りだした頃、
自宅でWeb開発のアルバイトをしたり、PCインストラクターなども始めました。
この頃はまだブログなんて物がなかったので、
「自分でホームページを作る」のが流行っていましたねぇ。
フリーCGIで、掲示板やチャットを立てたり、
「JAVAで画像を動かす」と言うのも。
そして、底なし沼のようにハマってしまったものがもう一つ。
Microsoftの資格試験(MOT Microsoft Official Trainer)
MOT95を受験するもコトゴトク失敗・・・・・・
しかし、意地で取得
この頃のMOT試験は、ひとつの試験に5科目あり、
20人受験中、午前中の2つの筆記試験を合格したのが、たったの2人
午後からは、オペレーション ・ インストラクション ・ デモンストレーションと、
全ての試験に合格しないとNGで、非常に合格率の低い試験でした。
特に筆記試験に引っかけ問題が多く、Excel Word OSの画面一つ一つ、
メニューの全てを覚える必要があり、
作った私のノートは、ダイアログボックス全て印刷して貼り付けています。
それを何度も読み返して覚えました。
会社から戻って、Webのアルバイトをして、その後夜中の3時まで勉強。
1日の睡眠時間が平均3時間半。。。
よくこんな生活続けたと思います。。。
お陰で入院してしまう羽目に。。。
夜中に腹痛をおこし、自分で車を運転して救急病院に行くも、そのまま入院。
両親が病院に到着した時、私が運転した車は、
病院の玄関前に、斜めに停めていたらしいです。
半分意識が無かったのか?
その1週間前に受講していたMOT試験には、無事に合格。
MOTに合格してからは、PCインストラクターのアルバイトが急激に増えました。
某保険会社の部長様のお席にお邪魔して、メールソフトの使い方のご説明。
行政書士の先生方に、ホームページ作成講座を開講。
などなど。
そして、
その半年後、Webのアルバイトでお世話になっていた
今のだんな様と結婚し、
個人事業主と言う立場ながら、
某大手企業様と直接お取引をさせていただいていた主人の仕事を
本格的に手伝うようになりました。
一番最初に担当させてもらったのは、
「データベース制作」
Accessでデータベースを作成するのは全く問題なかったのですが、
がくがくに緊張したのは、お客様に使い方をご説明する時・・・・・・・。
何せ、
東京のそんな大きな企業様の会社になんて行った事が無かった私。
「私が失敗すると、主人に迷惑がかかる」と、
極度に緊張して、喋りがメタメタに。。。
(この時のお客様は、今でもお世話になっています。)
それから、
企業様にお邪魔をして、MacintoshのExcel Wordの新人研修などを行い。
インフラ構築をさせていただいているお客様の
サポートデスクなどをさせて頂いていました。
(現在、サポートデスクは専門スタッフが行い、私は卒業 )
ファイアーウォール・VPN・・・・ActiveDirectory
もぉ私の手には負えませぬ。
現在は、
インフラ構築部隊2名と開発チーム2名の優秀で頼りになるスタッフ達と
全身全霊お仕事をさせて頂いています。
会社を法人化に:
結婚して約半年間は、自宅マンションで事業を行っていた訳ですが、
インフラ構築部門の業務が大きくなり、
「事業を有限会社にしようか。」と悩んでいた主人に、
「自分に投資してみたら?」と背中を押しました。
その頃はまだ「1円株式」が無かった時代だったため、
1千万の自己資本を準備し無事に株式会社に。
(ひとつの賭けだったのですが、結果的に良かったと思います)
そして、
以前に、アルバイトで何度か手伝ってくれていたI君を会社に呼び、
開発系のスタッフを1名雇い、事務所を準備しました。
それから、
マンションを引き払って、主人の実家に同居を始めました。
家事のほとんどを、お義母さんが行ってくれたお陰で、
随分と仕事に専念できました。
と、思っていたら、3年後。
お義父さんが脳梗塞で倒れました。