仕事における迷走-つづき | いまのしゅんかん

仕事における迷走-つづき

今日初めてアルバイトの子をつかってみた。彼は今までよく同僚のプロジェクトで手伝っていたので勝手がよくわかっていいのだが、今年度うちの大学に入学することになり授業で忙しくなるためアルバイトを続けるのは難しいとのこと。なので、わたしにとっては最初で最後のヘルプであったが、段取りが悪くて変に待ち時間を作らせてしまい申し訳ないことをしてしまった。つくづくわたしはひとを使うのが下手だなーと思った。でも、今後はよりそれに慣れないといけなくなる。アルバイトはまだ決まってないが、授業が始まる9月になってから時間がありそうな学生をみつけよう、とのこと。

 

そして今まで悩んで考えてきたことについて思い切ってグループリーダーに相談してみた。すなわち、

-今回の国際交流プログラム申請を出発点として、今後よりアプリケーションタスクに携わっていきたいと思っていること。一応リーダーがリストアップしている来年申請予定のプロジェクトのアプリケーションにも自ら書きたいきもちがあること。

6月にユランにある会社に訪問し、わたしのもつ技術に対するディマンドを感じ、無料で分析するなどオファーに動いたものの、先方の経済的事情によりビジネス成立にはならなかったこと。そういう場合でも、会社とコラボレーションする術はあるのか。

-今まで会社のワークショップイベントに参加したいきもちをもちつつ、自分の分野でないがためにそこで企業とコンタクトをとる可能性が感じられず参加してこなかった。いっそのこと、わたしが得意とする分野でイベントをアレンジすることは可能か。できるのなら、そのユランの会社のように潜在的に関心をもっている企業を招待することによって、顧客の新規開拓もできるのではないだろうか。

 

リーダーはとても好感をもって聞いてくれ、いろんな提案をしてくれた。

-アプリケーションは、まだ応募が始まってないので未定ではあるものの、もし出てくれば共同執筆する。

-ちょうど10月に、そのユランの会社にばっちり関連しているワークショップがアレンジされるので、メールで招待してはどうか、とのこと。来てくれるのであれば、見学会をアレンジしてもいい。また、デンマークの財団に共同プロジェクトファンドの申請も可能かもしれないから、調べてみてもいいかもとのこと。

-今わたしが携わっているプロジェクトである程度の結果が出て、パートナーたちの了解を得られれば、それをテーマにワークショップをアレンジするつもりがある。

-今のプロジェクトでせっかくパフォーマンスが増えてきているのだから、それを会社のホームページにアップデートしてみるのもいい。

 

さすがリーダーだし、相談してよかったと思った。

こないだのイベントで会った友達に、「今デンマークで心が折れそうになっている。デンマーク人はあまり気にかけてくれないし。」と言ったら、「でも直接聞くと、結構親身に聞いてくれるよね。」と言われたのだが、確かにわたしが疎外感を感じていたのは自分から動かなかったせいだったんだな、と思った。

みんなそれぞれの持ち場で忙しいから何も言ってこないけど、決して気にかけてくれてないわけではない。わたしが働きかければこころよく受け止めてくれる。

反省しきりである。