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グランフロント大阪で開催された
日本美容皮膚科学会ですが
赤ちゃん連れで無事参加でき、
無事に帰ってきました
美容皮膚科学会は
第35回となり、
以前に比べて会場も広くなり、
会員も2000名を超え、学会参加人数も
増えたのではないでしょうか？
規模が大きくもなり、
内容もレベルが上がり、
充実してきたように感じました。
子供が生まれてからは
講習会や学会になかなか参加しづらくなっていましたので、
ここぞとばかりに
よくばって講演を聞こうと意気込んで
たくさんの講演を聞いたりポスター発表にいったり
企業展示で最先端の機器や医療化粧品、
サプリメントなどの発掘にいったり
ギュウギュウづめのスケジュールで
充実した学会でした
そのため夕方の最後のセッションになると
疲れすぎて、話があまりはいってこなくなりました
どの口演もポスターも
非常に勉強になりましたが、
その中でも
私が個人的に
ほほーっ！ と興味深かった発表のうち、
ひとつを
ご紹介します！！
こんな薬やレーザーを使って
治療すれば
これだけよくなりました！
という症例発表は
すぐに診療に役立ち勉強になるのですが、
普段クリニックで働いていると
治療効果を組織学的に裏付けたり
作用機序の解明などは
なかなか難しいので、
そういった組織、細胞、遺伝子レベルの発表には
非常に興味がそそられました。
ポスターの優秀演題のひとつですが、
資生堂と、国際医療福祉大学形成外科の松崎先生の共同発表で、
「加齢に伴い真皮下部は欠損し顔の形状変化を誘導する」
という演題。
平たく言うと
「歳をとったら皮膚にどういう変化がおきて、顔の形を変化させるのか」
という研究ですね
手術時の余剰皮膚のマイクロCTによる3次元構造解析と、
超音波計測と電子顕微鏡、網羅的遺伝子発現解析により
研究したもので、
加齢に伴い、汗腺が委縮し、
真皮構造を分解する酵素（MMP）の発現が増加し、
真皮の欠損を誘導、
そして欠損した真皮に、皮下脂肪が陥入します。
この欠損拡大に伴って
皮膚の弾力性が低下し、顔の形状を変化するということが
明らかになった
という発表でした。
ということは
汗腺の萎縮をとめたり、
真皮の分解酵素（MMP）に拮抗するものがあれば
顔のたるみの進行をゆるやかにできるかも！？
という、将来性、発展性のある
素晴らしい発表のひとつでした！
学会に参加すると
新しい発見があったり
やる気が駆り立てられますね！
エルムクリニックのホームページはこちら
エルムの木をクリックするとHPへジャンプします↓
美容皮膚科 エルムクリニック
広島で美容皮膚を専門としたクリニックです。
主に、メスを使わないアンチエイジング治療、美肌治療を行っています。
医療レーザー脱毛、しみ・しわ・たるみ治療、
ヒアルロン酸・プラセンタ等の美容注射＆点滴、
目の下のクマ、ニキビ、レディエッセ、メディカルダイエットなど
患者様のお肌に関するトラブルをしっかりと聞き、
一人ひとりに合わせた治療をご提案いたします。
医師によるカウンセリングは無料ですので、お気軽にお問合せください。
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