これからのキャリア&ビジネス書

元アマゾンのカリスマバイヤーで、現在は人気メルマガ「ビジネスブックマラソン」編集長。NHKラジオ「入門ビジネス英語」の連載や「ラジオNIKKEI」でも活躍中の土井英司が、これからのキャリア&読むべきビジネス書を指南。


テーマ:

 

こんにちは、土井英司です。

 

昨日は、湯田温泉でとある交流会に参加しました。

 

「出版のコンサルタントです」と自己紹介したところ、「ああ、コンサルタント。仕入れタダのビジネスですね」と飲食店経営者に言われました。

 

ちょっとムッとしたので、「本当に良い情報は、仕入れタダじゃないですよ」と

反論しておきました(笑)。

 

土井は9月、ヨーロッパ諸都市に視察旅行に行ってきましたが、使った金額の合計は100万円を超えています。

 

ニューヨークに一年間滞在した時の費用に至っては、1000万円です。それだけのお金を投資して、世界最先端のビジネストレンドを伝えています。これに、日々読むビジネス書(こちらは金額換算で毎年150万円くらいでしょうか)、人との交際費が加算されます。セミナー、コンサルティングを一年間続けて、やっと回収できる程度です。

 

目指しているのは、ビジネス情報を通じて、長期的に日本の生産性に貢献すること。そのためには、いろんなところで仕入れた情報が人を呼び、人を通じてさらに質の高い情報が手に入る、という正のスパイラルを実現すること、これが大事だと思っています。

ちなみに、その飲食店経営者のお店を拝見しましたが、世界のトレンドからはほど遠いお店でした。「あなたこそ、食材を仕入れるだけじゃなくて、情報を仕入れたらどうですか」と毒を吐きたくなった夜でした(笑)。

 

ここまで付き合ってくださったみなさま、心から感謝いたします。
 

 

 

 

 

いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

テーマ:

こんにちは、土井英司です。

 

山口県にあるモントロー洋菓子店のカフェでブログを書いています。

 

本日のメルマガ「ビジネスブックマラソン」では、自己啓発書をご紹介する予定ですが、読んでいて気づいたことをまとめてみます。

 

テーマは、「成功の反対は失敗ではない」です。

 

人間は、成功したいと願いながら失敗を恐れる生き物です。だからこそ数多くの起業本、自己啓発本が出されているわけです。

 

本のなかで著者は、決まって「失敗を恐れるな。挑戦せよ」と言うわけですが、それを読んだ読者の心のなかには、やはり決まって「でも、失敗したらどうするんだ」という感情が芽生えるわけです。

 

多くの著者がけしかけても、読者が行動を起こさないのは、これが原因です。

 

では、どうすればいいのか?

 

「成功⇔失敗」という、とらえかたを変えてみればいいと思うのです。

 

「成功⇔失敗」ではなく、「失敗∈成功」です。

 

これは、集合を表す記号ですが、数学では、aが集合Aの一要素であるとき,a∈Aと表します。

 

つまり、失敗というのは、「成功’」のようなもので、これが積み重なると「成功」になる。そうとらえれば良いと思うのです。

 

もっと正確に書きましょう。

 

英語で、うまく行く、機能するという意味で「work」という単語を使いますよね。反対にうまく行かなかったら、「doesn't  work」です。

 

要するに、挑戦したら「work」するか、「doesn't  work」する。これはあくまで確率の問題ですから、挑戦回数を増やせば、自ずといつか「work」します。この「work」を組み合わせると、やがて「成功」するのです。

 

人は、「doesn't work」の状態を、失敗と思い込んで、挑戦をやめます。でも、それはただの一歩に過ぎないのです。

 

「work」と「doesn't work」は、ともに成功の要素です。

 

とすると、先ほどの式は「挑戦(work/doesn't work)∈成功」と書くべきでしょう。もうおわかりでしょう。「失敗」がなくなりましたね。

 

人生に存在するのは、挑戦と、挑戦の結果としてのwork/doesn't work、そしてその積み重ねの結果としての成功しかないのです。

 

さあ、これで気持ちが楽になりましたね(笑)。

 

いますぐ、挑戦を始めましょう。

 

みなさんの成功を心からお祈りしています。

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

こんにちは、土井英司です。

 

ポケモンGOによる交通事故、そして前回書いた神宮外苑の火災事故…。これら2つは、じつはデザインの問題だと思っています。

 

先日、メキシコシティに行って、「死者の日」の聖地ミスキックに行ったのですが、道中、ずっとタクシーが「ガタガタ」言うのです。

 

というのは、メキシコシティの民家のあるところは、歩行者を守るために必ず段差があるからです。

もし車が猛スピードで突っ込んでいったら、車がこすれて大変なことになるのは運転手。そして必ずスピードダウンするので、歩行者は守られることになります。

 

これは何もメキシコに限ったことではありません。フランスの郊外でもそうでした。

 

土井はフランス旅行の際、「モネの家」を見るためにパリ郊外のジヴェルニーにレンタカーで行ったのですが、パリ郊外の村には、必ず例の段差があり、スピード制限も厳しく守られています。

日本では、「なぜか」スピードの乗りそうな道路に速度計測器が付いていたり、取り締まったりしているのですが、フランスでは、大きな道路から民家のある小さな道路に移るタイミングで速度計測器が現れるのです。もちろん、村人や子どもを守るためです。

意味のない道路を作ったり、オリンピック会場や組織運営に過剰な予算を付けるぐらいなら、ぜひ道路に安全対策を施していただきたい。

 

それが、世界に冠たる首都東京が、2020年までにやるべきことだと思っています。

メキシコシティのタクシー運転手に、「日本はこういう段差がないから、この1カ月で2件、子どもが轢かれる事故があったんだよ」と伝えたところ、「信じられない」と言って悲しい顔をされました。

今の東京は、ただでさえ人口が減少する日本にあって、将来の稼ぎ手をないがしろにする、「ダメな街」です。


世界最高のインフラを誇り、それゆえに今でも世界最大の都市である東京。インフラの輸出は、これからのメインビジネスになるはずです。観光ビジネスのことを考えても、このままで良いわけがありません。

 

ただアスファルトを盛るだけで解決できること。ぜひ関係の皆様にはご検討いただきたいと思っています。

いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

テーマ:

 

こんにちは、土井英司です。

本日、大変ショックなニュースが飛び込んできました。

神宮外苑のイベント会場で、木製のジャングルジムで遊んでいた

子どもが、火災に巻き込まれ、亡くなったというのです。

このイベント会場は土井の自宅からもほど近く、
息子とは何度も訪れていた場所です。本当に悲痛なニュースでした。

 

今のところの現場検証によると、どうも火災の原因となったのは、

ジャングルジムに絡みついていたおがくずではないかということ。

 

で、火災発生の前の写真を見てみると…。

http://www.asahi.com/articles/photo/AS20161106002602.html?ref=yahoo

これはひどい。
 

リンク先がなくなったときのために念のため活字でも書いておくと、
要するに装飾のためにおがくずを大量にジャングルジムに絡みつけていたということです。

 

土井は小学生の時、スピーチの最中に火をおこすというパフォーマンスを

したことがあります。

 

その際、燃えやすくするための媒介として使われたのが、おがくずでした。

 

おがくずを木製のジャングルジム(子どもが遊ぶ+容易に脱出できない+容易に救出もできない)に絡めるとどうなるか…。デザイナーは想像するべきでした。
(これが滑り台だったら問題になっていません)

事件が起こったから言うんじゃないんです。予見できたことなんです。

 

なぜなら、おがくずを使って燃えやすくするのは、人間古来の知恵だからです。
これは、デザイナーがそれを知らなかったから起きた事件なのです。

 

土井がセガで働いていた頃、同じ営業所管轄の店舗で、事件が起きました。

子どもがシーソーに頭を挟まれ、植物人間になるという事件です。

 

このシーソーの反対側には、作り物のクマがいて、子どもはそのクマに抱きつこうとして、シーソーの下敷きになったとのことです。

 

このシーソーは、シーソーが完全に降りきるとスイッチが入り、また上がりだすという仕組みでした。だから、子どもの頭が挟まっても、スイッチが入るまで降り続けたのです。危険を予見できなかった、設計上のミスです。

多様性の時代、デザインの時代のトレンドはこれからも続くと思います。

 

だからこそ、デザイナーはきちんと基本を学んで欲しい。

食事で大事なのは味だけれど、もっと大事なのは食中毒を起こさないこと。

建築物、構築物で大事なのはデザイン・機能性だけれど、もっと大事なのは崩壊や火災を防ぐこと。命を守ること。

笹子トンネルや渋谷シエスパの教訓を忘れてはいけません。

亡くなったお子さんのご両親は、どれだけ悲痛な思いで過ごしているでしょう。

お子さんのご冥福をお祈りするとともに、

二度とこのような悲惨な事故が起こらないよう、祈っています。

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

こんにちは、土井英司です。

 

ダイエット本を書かなければいかない、という切羽詰まった気持ちが、ブログの連続執筆につながっています。いわゆる逃避行動です(笑)。

 

今日のお話は、「人は自分の気分にあったものを創作する」というテーマでお伝えします。

 

10月31日、土井はメキシコシティからバスで1時間ほどの距離にある、テオティワカンに行ってきました。紀元前2世紀頃に建造されたメキシコ最大の宗教都市国家とされ、今も「太陽のピラミッド」や「月のピラミッド」などの遺跡がしっかりと残っています。

 

なかでも、「太陽のピラミッド」は、高さ65m。もともとは4層だったものを修復のミスで今は5層になっていますが、とにかく高い。ただでさえも空気が薄いのに、急な階段をハアハア言いながら登ってきました。

 

ちょうど着いたのが午前10時頃だったのですが、太陽がピラミッドの真上に上って、後光が差している状況。とても崇高な気分になりました。一説には、この角度も計算されていたもののようで、人間は神のためにここまでするんだなと、いろんな神殿を見る度に思います。

 

ここまで過剰なものを創り出してしまう原動力は何なのか。それが「畏怖」にせよ、「尊敬」にせよ、はたまた「権威の誇示」にせよ、共通するものは一つです。自分の気持ちが鎮まるところまで表現した、ということです。

 

昨日ご紹介したフリーダ・カーロの場合であれば、それは心の傷を癒やすためでしたし、テオティワカン族で言えば、神を畏れる気持ちを鎮めるためだったと考えられます。つまり、人間は「人は自分の気分にあったものを、気持ちが鎮まるところまで創作する」のです。

 

そう考えれば、作品を見て、創作者たちの「気分」を理解することができる。

 

アーティストに毀誉褒貶の激しい人が多いのは、やっぱり偶然じゃないんですね。

 

ちょうど書いて気分が鎮まったので、ダイエット本の執筆に戻ることにします(笑)。

 

 

いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

テーマ:

こんにちは、土井英司です。

たまには、まじめに仕事の告知です。

 

4年ぶりの新刊『一流の人は、本のどこに線を引いているのか』の出版を記念して、特別セミナーを行います!

 

◆『一流の人は、本のどこに線を引いているのか』出版記念セミナー
「読書で人生を変える技術」
https://eliesbook.co.jp/archives/6114

 

※参考:『一流の人は、本のどこに線を引いているのか』

 

題して、 「読書で人生を変える技術」。

 

これまで、語って来なかった「人生を変える技術」を、読んできた本の教えと併せてお伝えします。キャリア形成、人生設計、資産形成に役立つ、具体的なヒントも盛り込みたいと思っているので、ぜひご参加ください。

 

講演会を行うのは、以下の3箇所です。


【博多】  2016年11月18日(金)19:00~21:00
【名古屋】2016年11月19日(土)18:30~20:30
【東京】  2016年11月27日(日)13:30~17:00

http://eliesbook.co.jp/archives/6114


各会場の雰囲気に合わせて、毎回違う話をしようと思います!
全部出たい方も、ウェルカムです!

 

東京会場には、何と今回編集を担当してくださったミリオンセラー連発の黒川編集長が登場!! 数々の国民的ベストセラーを連発する日本最高峰の編集者に、「ヒットを生む読書術」をテーマに、切り込みます!

書籍編集者はもちろん、大ヒット企画を作って一発逆転を目指す著者、ビジネスパーソンも見逃せない内容です!!

 

博多は30名(残席11)
名古屋は40名(残席12)
東京は120名限定!(残席41)

※10/31現在の情報です

 

追加講演の予定はありませんので、
くれぐれもこの機会をお見逃しなく!!

お申込みの締切は、11/10(木)です!


いつもより締切が早くなっています。お早めにお申し込みください!

 

◆『一流の人は、本のどこに線を引いているのか』出版記念セミナー
「読書で人生を変える技術」
https://eliesbook.co.jp/archives/6114

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:

こんにちは、土井英司です。

 

メキシコシティでスリに遭って、

スマートフォンをなくしたことをFacebookでお伝えしました。

 

ご心配おかけしたので、せめてものお詫びに、

そこで得られたことを書いておきます。

 

まず、第一段階。スマートフォンをなくすと、なくしたことの不便・不都合を考えます。写真が撮れない、wi-fiにつないで調べ物ができない、LINEの無料通話ができない、などです。海外にいるので、この思いはとても強くなります。

 

第二段階では、なくしても意外と支障がないなと思い始めます。まあ、どんなものもなくてはならないなんてものはないですし、なくてもそれなりに楽しめるからです。ここで、いかに自分が携帯に依存している生活をしていたかを考えます。

 

そして第三段階になると、なくしたことによって得られるものに気づきます。土井の場合、最も大きかったのは、言語を取り戻したことでした。具体的に、それに気づいたシーンについて振り返りましょう。

 

土井は初日、たまたまコヨアカン植物園(Viveros de Coyoacan)の側に宿を取りました。ここは、メキシコを代表する女流画家、フリーダ・カーロ(1907-1954)の家を公開したフリーダ・カーロ博物館(Museo Frida Kahlo)があるところ。別名「青の家」とも呼ばれる彼女の家の青の壁に沿って、並んでいる時、いろいろと考えたことをお伝えします。

 

余裕を持って、近隣の博物館をひと通り見る予定が、ホテルでNTTドコモのサービス停止手続きなどをしているうちに、時間ギリギリ。青の家に着いたのは17:00でした。博物館の閉館時間は17:45ですから、まだ時間があります。ただし、誤算がありました。フリーダ・カーロの家は、私邸としては大きいですが、たくさん訪れる観光客をさばくには十分ではなく、入れ替えのために入場制限をしているのです。そのため、青の壁に沿って、大行列ができていたのです。

 

列の最後に加わると、親切なメキシコ人男性が英語で教えてくれました。「ここに並んでいればいいよ。もしかしたら入れないかもしれないけれど、可能性はあるから」。そう、そこに並んでいた十数人は、その可能性に賭けていたのでした。

 

僕らの前に、陸上競技のハードルのような小さなゲートを持った管理人のおじさんがいて、あたかも「これ以降は入れないよ」と言っているかのようでした。

 

途中、英語を話していたヨーロッパ人3人が抜け、いよいよ閉館時間が迫った時、おじさんは僕らを手招きして、ゲートの前に入れてくれたのでした。僕は、最後から3人目でした。

 

並びながら「入れないかもしれない。なんて運が悪いんだ」と思っていた時は、漆黒に

近かった青の壁が、入れるとわかった瞬間に、明るい青に変わったのです。夕刻に向かって外は暗くなる一方ですから、おかしな話です。

 

土井は忘れていました。ビジュアル表現とは、色や形だけではない。それを見る人間の心情も含むのだということを。

 

前回のヨーロッパ旅では、美しい風景をスマホのカメラで撮りまくって、片っ端から

instagramにアップしました。たくさん「いいね!」もいただき、調子に乗っていました。言葉の仕事についているのに、明らかに、言葉を軽視していたのです。

 

もちろん、ビジュアルは大事です。最近は特にビジュアル系の方とのお付き合いも増えていて、その威力も感じています。土井が伝えたいのは、そうではなく、何かを制限することによって、磨かれる何かがあるということです。そのことを忘れていました。

 

「青の家」に入った後は、「映像なしでフリーダ・カーロの世界をどう伝えようか?」そんなことばかり考えていました。すると、そこに精神的な世界が立ち現れてきたのです。障害を持って生まれた上、深刻なバス事故に遭い、身体に障害が残ったために愛する人との子を流産したフリーダ・カーロ。その後も愛する夫の裏切りと離婚、トロツキーとの恋など、波乱万丈の人生を送った彼女の「痛み」が、いたるところから伝わってきたのです。

 

『事故』や、離婚後描いた『二人のフリーダ』など、その時々の心情を表現した絵。逝去した年に描かれたという『スイカ“生命万歳”』に至るまで(この時、彼女は愛するディエゴと再婚しています)……。

 

彼女の作品は、痛みのなかから生まれてきたのでした。

 

過激な作品と対照的に、芸術的ながらも安らぎのある家。彼女は芸術にも暮らしにも、癒やしを求めていたのかもしれません。

 

「飛ぶための翼を持っていれば、どうして足など必要だろうか?」

 

これは彼女が残した中でも、有名な言葉です。

 

ずっと身体が不自由で、運命にも翻弄されたけれど、彼女の精神が、表現が、彼女に自由を与えたのでした。

 

なくしたことによって得られたもの。それは、フリーダ・カーロの精神に迫ることでした。この感動が得られるなら、スマホぐらいなくしても構わない。そう思えるほど、充実したメキシコシティの初日でした。

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(1)

テーマ:

こんにちは、土井英司です。

 

ひさびさの更新。それもなぜかサルディニア島からです。

 

というのは、長年憧れていたホテルに泊まり、きれいな海を見ているうちに、ふとある考えが浮かんだからです。

 

それは、「浦島太郎は、40代のために書かれたのではないか」という仮説。

 

どういうつながりがあるのかわかりにくいと思うので、順を追って説明しますね。

 

先日、ご招待いただいて参加した、ベストセラー作家・本田健さんのセミナーで、本田さんがこんなことをおっしゃっていました。

 

「僕は今、自分が小さい頃に見た夢のなかを生きています」

 

この話を聞いた時、自分も「ああ、今自分は夢のなかを生きているのか」と、

妙に腑に落ちたことを覚えています。

 

素晴らしいですよね。

20代、30代を頑張った人には、40代以降に夢を楽しむ権利と時間が与えられるのです。

 

このことをウォーレン・バフェットの言葉を使って説明しましょう。

 

「成功とは望むものを手に入れることで、幸福とはそれを楽しむことだ」

Success is getting what you want, happiness is wanting what you get."


つまり、人生は手に入れるのが半分で、楽しむのが残りの半分なのです。

 

ところが、欲しいものを手に入れるために必要な資質であった勤勉や倹約は、人生を楽しむのに邪魔になることがあります。

 

バフェットが最初の奥さんと上手く行かなくなったのも、それが理由でした。

 

だから、手に入れた人には、それを心ゆくまで楽しむことをおすすめしたい。

 

ただ、土井が今日申し上げたいのは、その先の話です。

 

心ゆくまで楽しんだ後は、どうするのか? という話です。

 

哲人皇帝マルクス・アウレリウスが『自省録』のなかでこんなことを述べていました。

 

「円形闘技場やその類いの場所において演じられるものは、いつも同じ見せ物であり、同じ類いのものが見物を退屈なものとしているがゆえに、おまえを不快にする。まさにそれと同じような目におまえは人生全般においても遭うのである」

 

これを読んで、長年の疑問が解決されたのです。

 

「なぜ金持ちが読む雑誌には、旅の情報や高級品、グルメ情報ばかりが載っているのか?」

 

つまり、彼らは退屈なのです。

 

退屈で仕方がなくて次の刺激を求めるが、それも満たされてしまい、また次の刺激を求めてしまう……。

 

これがずっと続いたら、どうなってしまうのか?

 

人生が無為なものに感じられてしまうんですよね。

 

だからこそ、「人生こそ最大のエンターテインメント」という考え方へのシフトが必要になる。

 

だからエリエスには、出版にチャレンジしようとする人が絶えないのかもしれません。

 

で、やっとここで浦島太郎のお話です。

 

みなさんご存知の通り、浦島太郎はとても真面目な青年でした。

 

ある時、亀がいじめられているのを見た浦島太郎は、いじめられっ子たちと交渉し、亀を助けてやります。

 

そのお礼に、竜宮城に招待を受けるのです。

 

今日の前半の話とくっつけると、要するに浦島太郎は成功するのに必要な条件を満たしていた青年で、それゆえに成功した。そして、人生を楽しむチャンスを手に入れたのです。

 

ただ、楽しんだ時間が長かった。

 

もっと早く戻って来られたら、彼は竜宮城で英気を養い、もう一度人生を生き直すチャンスがあったでしょうし、世の中の流れからも取り残されずに済んだでしょう。

 

でも、彼は長く居すぎた上に、俗世に帰ってみたら、あまりに世の中が変わり過ぎていたため、不安になってつい玉手箱を空けてしまった。

 

そして、玉手箱を空けてみて、こう言われてしまったのです。

 

「あなたは年をとり過ぎました」

 

40代は、人生を楽しむことのできる、素晴らしい時間です。

でも同時に、「もう一度生き直せる」タイミングでもあるのです。

 

だから、こう思うのです。

 

「浦島太郎は、40代のために書かれた」と。

 

もちろん、成功にも健康状態・意欲にも個人差がありますから、これを「50代」「60代」と読み換えていただいても構いません。

 

ただ、人生の残り時間を考えた時、楽しむのはほどほどにしておいた方がいい。そして生き直すにはタイミングがある、ということを申し上げたいのです。

 

土井は、今年で42歳になりました。

今から新たなことに挑戦すれば、あと20年はまた成功と幸福を楽しむことができます。

 

そして願わくば、62歳になった時、まだ生き直す気概と寿命が自分に残っていますことを。

 

みなさまの人生が豊かなものになるよう、お祈りしています。

いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

テーマ:

緊急告知!!100名限定! 激レア!
何とあの経沢香保子さんと土井の対談セミナーが決定しました!!

ご存知、経沢さんといえば、トレンダーズ、女性起業塾などで名を上げ、
女性最年少で東証マザーズ上場(2012年当時)を実現した人物。

トレンダーズを去った後は、オンラインベビーシッターサービスで
2度目の起業を実現しています。

今回、経沢さんの最新刊『すべての女は、自由である。』に感動し
た土井が、無理を承知でお願いしたところ、奇跡の登壇が決定!!

ご了解を得て、対談形式で、仕事や起業、人生について、大胆に語
っていただくことになりました。

※参考:『すべての女は、自由である。』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478068623/businessbookm-22/ref=nosim

デキる人になる方法、起業で成功する方法、人脈作りの秘訣、マー
ケティング、情報発信の極意…。聞きたいことは山ほどあります。

今回は、あらゆるトピックを網羅しつつ、大テーマを「大胆に生き
る技術」として、お話いただくことになりました。

◆詳細・お申し込みはこちらから
6/1(水)経沢香保子×土井英司「大胆に生きる技術」
https://eliesbook.co.jp/archives/5101

社員たった20名の創業期の楽天にジョインし、26歳で起業、上場
に成功、何度かの離婚、2度目の起業…。

大胆な挑戦を連発し続ける経沢さんの生きる姿勢に、土井がザクザ
ク切り込みます!!

ひさびさに気合いが入っています。

一度きりの人生、後悔したくない人は、ぜひご参加ください!!

なお、ご参加いただけるのはわずか100名。
お申し込みの締切は、5月30日(月)です。

◆詳細・お申し込みはこちらから
6/1(水)経沢香保子×土井英司「大胆に生きる技術」
https://eliesbook.co.jp/archives/5101

みなさまのご参加、心からお待ちしています!!
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

テーマ:
こんにちは、土井英司です。

今日は、人脈についてお話します。

自己啓発書でよく言われる、「まず与えなさい」という言葉。最近では、「GIVE & TAKE」ではなく「GIVE & GIVE」なんて言葉も使われるようになりました。

ここで、若い時分であれば、「そんなに与えてばかりいたらお金がなくなっちゃうじゃないか!」と考えてしまいがちですが、ちょっと立ち止まって考えてみましょう。

まず、与えるものはお金でなくてもいいわけですから、必ずしもお金は減りません。それと、確かに自分一人、相手一人で見た場合「GIVE & TAKE」になっていなくても、自分が生きるエコシステム全体を見たら、じつは「GIVE & TAKE」になっている場合が多いんです。

たとえば、あなたがマッサージ師で、友人をタダでマッサージしてあげたとしましょう。本当に上手であれば、友人は別の友人にあなたのことを推薦するはずです。そして、友人の友人があなたのサロンにお客として来てお金を払う。ただ残念なことに、この方がもともと友人の紹介で来ていることは、相手が言わない限り、あるいはあなたが尋ねない限り、わからないのです。

また、「GIVE & TAKE」には、タイムラグが伴うということも忘れてはいけません。
たとえば、上記の友人が友人を紹介するのは、友人が肩が凝って困ると打ち明けた時かもしれません。それが何年後起こるかはわからないのです。

だから、人脈を得ることの効果、与えることの効果は、長い目で見ることが肝心です。どれぐらい長いスパンで見るかというと、土井の場合、10年~20年です。

「そんなに待てないよ!」という方、待ってください。

変な話ですが、待てないという方に共通しているのは、与える「絶対量」が足りないことなのです。

早稲田大学ビジネススクール教授の山田英夫先生が紹介していた、スターマイカのビジネスモデルを例にお話しましょう。

スターマイカは、「オーナーチェンジ」物件に特化した不動産会社です。通常、オーナーチェンジ物件というのは、賃借人が退居するまでは転売が難しく、資金が寝てしまうということで、敬遠されることが多いのですが、同社はこれを逆手に取りました。

いつ賃借人が出るかわからない中古物件を大量に買い、賃借人が退去し次第リフォームして高値で売るビジネスモデルを作ったのです。

これにより、同社は賃借人がいる間は家賃収入を得、退去後は売却益を得られるようになりました。

それぞれの賃借人がいつ退居するかはわかりませんが、大量に買えば、どれかは退去して売却益が得られる。これって人脈にも当てはまるんです。

どの人がいつお返ししてくれるかわかりませんが、大量に与えておけば、誰かはお返ししてくれる。大切なのは、与えておく人間のプールを大きくしておくことなのです。

ダンバー数によると、人が抱えられる友人の数はMAX150人だそうですが、これでは人間は豊かになることはできません。もっと数千、数万の単位で人に与えることで、いつでも収穫できる仕組みが出来上がるのです。

だから一番簡単なのは、利害を考えずにまず与え続けること。
ただし、本業に関して、無料奉仕し過ぎると相場を崩したりナメられたりするので、
そこは一定の線を引いたほうがいいかもしれません。

以上、土井の人脈論でした。
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)