Sungai Sayong の墓石たち | EleMariRai @ JB

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三人の娘たちとフルタイムのワーキングマザー。
マレーシア最南端のジョホールバルでのあれこれを綴ります。

猫のお墓を見に行く前に、ジョホール王国の二ヶ所目の王都が
あったKota Sayong(1535-1540)へ立ち寄ってみました。
ここには当時の王族や貴族のお墓(アチェ式)が残っています。
 
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メインストリートからの案内標識はなく、ブリヤニ屋が見えたら
左折するように(笑)通りかかったおじさんに教えてもらって、
疑いながら進んで行ったのですが、なんとかたどりつけました。
 
MAKAMというのはお墓という意味です。
4ヶ所にそれぞれ1基、2基、7基、12基のお墓がありました。
 
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お屋根があって、いちおう整備されているっぽいMAKAM 7。
 
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墓石が黄色に塗られているのは、王族の物だからです。
黄色い布で覆われてる墓石がよく見られるのですけれどもね。
 

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MAKAM 1。どなたのお墓なのかは不明。

 

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前方に見えるのがMAKAM 12。

MAKAM 7は後方、MAKAM 1は左、MAKAM 2は右です。

 

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MAKAM 2。どう見ても2基以上あると思うんですけどね。

 

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そして。最も大きくて立派なのがMAKAM 12。

MAKAM 7側より入りましたが、こちら側にも門がありました。

 

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さて。Kota Sayongに遷都する前の王都はKota Karaと言い、

ジョホール川の少し下流のSungai Telorだと考えられています。

周辺からもアチェ式の墓石が見つかっているとのことですが、

どうしてもその名残りを見つけることができませんでした。

 

写真はジョホール川沿いの浄水場から続くパイプライン。

この辺りにはジョホール水道公社の施設がたくさんあります。

ジョホール川は、私たちジョホーリアンの水源なんですよね。