今日から7日間にわたり、コッツウォルズ地方のバーンズリーという街にある、「バーンズリー・ハウス・ホテル(Barnsley House Hotel )」というカントリー・ハウス・ホテルとその周辺地域について書いてみたいと思います。
この「バーンズリー・ハウス・ホテル 」には、国際的に有名なガーデナー、故ローズマリー・ヴェレーー夫人の自邸であり「華麗なスモール・ガーデン」として世界中のガーデナーの憧れの的のお庭があります。
1970年にヴェレー夫人はこのバーンズリー・ハウス のお庭を週に6日も一般公開することに決め、世界中から訪れた多くのガーデン・ファンの目を楽しませました。なんと一年に30,000人もの人が訪れたそうです!
それだけでは満足しないのがこの人のすごいところなんですが、ご主人のデイヴィッドさん亡き後、1984年からは、ヴェレー夫人は英国やアメリカのクライアントのためのガーデナーとして活躍されました。
有名なクライアントはプリンス・オブ・ウェールズ(チャールズ皇太子)、歌手のエルトン・ジョンをはじめ、アメリカのニューヨーク・ボタニカル・ガーデンなど、そうそうたるメンバーが名を連ねます。
彼女は、大きなガーデンから小さなホーム・ガーデンまで手がけることや菜園をファッショナブルな形にしたポタジェを作ることでも知られたガーデナーでもあります。
この庭を一躍有名この庭を一躍有名にしたのは「ラバーナム・ウオーク」と呼ばれるラバーナム・ツリー(和名:金鎖 = きんぐさり)とアリウムのトンネルの小道です。
このイエローとパープルのコンビネーションの美しさは特筆物で、このお庭を見るだけでもここを訪れる価値がありますが、現在はこのお庭は宿泊客および、レストランを利用する人のみに公開されています。
この写真のような景色を見られるのはだいたい毎年6月初~中旬になります。
今のシーズン(7月)は上の写真のように緑のトンネルになり、とても爽やかな気分を味わうことができます。
庭の古い木からはブランコがつるしてあり、子供だけでなく大人も童心に帰って楽しみたくなることうけあいです(ただ、木がかかわいそうですけど‥‥)。
この東屋もとても素敵で、ここから見るお庭はまた格別な雰囲気があります。
明日は、このホテルのお食事について書いてみたいと思います。
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「バーンズリー・ハウスを征く」は全7回シリーズになっております。
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