親が迷惑料要求、鬱病で校長休職 理不尽続発、都が全教員に手引書

12月16日7時57分配信 産経新聞

 東京都内の公立小学校で、親が子供に対する学校側の指導に不満を持ち、「迷惑料」などの名目で現金10万円を校長に要求していたことが15日、都教委の調査で分かった。校長は要求を拒否したが、親は給食費の不払いを宣言してトラブルに発展した。理不尽な要求をするモンスターペアレント(問題親)に悩む学校は急増し、校長が鬱病(うつびょう)で休職するケースも出ている。事態を重視した都教委は新たにモンスターペアレントへの対応策を示した手引書を作成し、都内公立学校の全教員に配布することを決めた。

 関係者によると、トラブルを起こした親は今年夏、子供に対する運動指導中に起きた問題で、学校側の対応の悪さを指摘。当初は校長に通信費名目で現金1000円の支払いを求めたが、要求はエスカレートし、最後は「迷惑料」として現金10万円を求めた。校長が拒否すると、親は給食費不払いを宣言した。

 今年5月に都教委が専門家らで設置した「学校問題解決サポートセンター」で対応を協議。「学校側が謝罪することが先」と助言したが、親の理解は得られず、数カ月分の給食費の未払いが続いている。

 都教委の調査では、保護者から理不尽な要求を経験したのは、都立高校の約15%、小・中学校で約9%。センターへの相談は、5月から11月末まで112件、延べ181回に上っている。

 最近では修学旅行から帰宅後、体調の異変を訴え緊急入院した生徒の親が、「刃物を持って担任を刺しに行く」などと猛抗議。担任が家族への危害を恐れるような事態も起きている。

 こうした事態を踏まえ、都教委は、モンスターペアレントへの解決策を示す「学校問題解決のための手引き」を作成した。親への対応や問題解決までの方法を事例ごとに紹介。解決策を書き込むワークシート方式が特徴で、「保護者と接する心得10カ条」も示した。都教委幹部は「教員には苦情を『事実』『推測』『要望』『無理難題』といったように整理して考えられるようになってほしい」と話している。


なんていうか、最近の親ってすごいです!

こうはなりたくないものですね。

給食費未払いを宣言ってね。

そして、そんな親に対して何もできない社会ってすごい。

吼えたもん勝ちな世の中ですよ。

ほんと、こんなことがまかり通ってたら、払っている方がばかばかしくなりますよね。

なんでこういう親に対して罰することが出来ないんでしょう。


互いのモラルをもって、あまり過剰なことは言い過ぎない、というのがベターなんでしょうけど、

最近あまりにノンモラルと感じれることがおおい気がします。

なんで多いのかなぁ、となんとなく考えてみました。


(1)メディアがおもしろがって沢山ながすから、余計に多く感じる。

これはあると思います。そもそもニュースにならなかったら知るヨシもありませんからね。

まぁ、テレビは視聴者に向けて作られていますから、この話題が取り上げられる(=視聴率が取れる)ということは、まだまだ正常な人も多いってことなんでしょう。

モンペばかりだったら、わざわざそんな分かりきったものみませんもんね。


(2)集団心理

生き物ってのは集団心理があります。日本人は比較的強いみたいです。

集団心理って、例えば、きれいな場所にはポイ捨てしずらいけど、汚いところだったら捨てちゃうみたいな感じ。

赤信号 みんなでわたれば こわくない みたいな感じ。

実際は、赤信号 みんなでわたれば 大惨事 なんですけど。

話はそれましたが、テレビで先のようなモンペをみた時、

人に因っては「うわっ、なにこいつ、考えられない」と拒絶を示しますが

人に因っては「なんや、こんな人もおるなら自分もいいたいこと言ってまえ」という、便乗の気持ちが出てきます。

あの人がやってるからいいや。とか、別に自分だけなら。とか、これがあつまるとえらいことになるんですよね。


(3)テレビからの情報悪用

給食費未払いでも、親に対し明確な罰を与えられない

なんてニュース見たら、モンペの芽がある人なら悪用しますわね。




なんでもかんでもルールで縛ってしまえば済む話なのかもしれませんが

ルールだらけの国の民度って、どうなんでしょうね。




それはそうと、「刃物を持って担任を刺しに行く」って、どうみても恐喝なんですけど。

たまに2chで「『○○のこと殺してやる』と書いた疑いで逮捕」みたいな無敵の人のニュースを見ますけど、

これと一緒で脅迫罪で逮捕できるんじゃないでしょうか。



で、結局小生はなにが言いたかったんでしょう。よくわかりません。