思い起こしてみると、娘が今朝、不思議な質問をした。
「パパのほんとのなまえ なんていうの?」
私は何も考えずに、布団をたたみながら、反射的に、
「ペドロヴィッチ・コスイギン」
と答えた。むろん、適当な造語である。
それから娘のブツブツ独り言がはじまった。保育園に向かう自転車の後部座席でも、ひたすら
「ぺどろヴぃっち(一応vは私の娘だけに下唇を噛んでいた)こすいぎん ぺどろヴぃっち・・・・」
はたして 保育園でなにをいっていることだろう。しかし、そもそも、なぜ私は、ティム・マーナーとか、ボブ・キューザックとか英語名がでてこなかったか・・・