【アイネスフウジン】 | 中舘英二オフィシャルブログ「“逃”稿日記」Powered by Ameba

【アイネスフウジン】

先週の思い出の馬の話が皆さんに好評だったので、
今週も1頭紹介します。



アイネスフウジン



この馬が入厩してきた頃、
自厩舎の馬ということで、攻め馬に乗っていました。


当時はとにかくヤンチャな馬。
その元気さがレースに繋がったのかもしれませんが、、
角馬場で引っ掛かって止まらなくなったり、
ゲート試験でもフラフラしたりで、ようやく受かった感じでした。


手をかけてじっくり仕上げていきましたが、
その時の印象として、あまり背中の良さを感じなかったんですよね。


バテない良さはありましたが、
後に朝日杯を勝つほどのスピードも感じなかったんですよ。


レースでの乗り役はいつのまにか中野栄治さんになっていて、
その後、ダービーを勝つまでの馬になるとは…。


だんだん力をつけていったんだろうし、
レースで乗っていないのでわかりませんが、
攻め馬と競馬が違うタイプだったのかもしれません。


結果的にあそこまで走る馬になったわけですが、
僕が乗せてもらえた可能性もあったかもしれないと思うと、
ちょっと悔しい思い出のある1頭です。