From 師範代Shinya(新村真也)
(※今回は息抜き記事です。英語学習とは関係ありません)
先日の夕方、家の前を歩いていた時のこと。
あまりにびっくりして、思わず声をあげてしまいました!
僕の住んでいるアパートの前には、アスファルトの歩道があって、自転車と歩行者しか通れないようになっています。
歩道の両側には木が植えられています。
その道がいつもの僕の散歩コースです。
先日は、いつもの調子でスタスタ歩いていたら、道ばたに「セミのぬけがら」らしきものを発見しました。
危なく踏みつぶしそうになったのですが、ギリギリで気づいて足を止めました。
おっ!もうセミが出てきたか!それにしても、こんなところにぬけがらとは・・・
ん?待てよ?
セミはこんな平坦な地面の上では脱皮できないはず。
セミは重力を使って脱皮するから、ぬけがらがあるのは、葉っぱのウラとか、木の幹とかだ。
なぜ、地面にぬけがらがあるんだ?
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まさか!!ぬけがらじゃない?!
僕は、あわててそのぬけがららしきものを触ってみました。
動いた!!
中身が入ってる!!
セミの幼虫だ!!
レアな存在
セミ自体は、夏の風物詩と言っていいくらい、メジャーな存在です。
でも、セミの「幼虫」となると、途端にレア度が増します。
その理由は、セミの幼虫は夕方暗くなってからじゃないと、地上に出てこないからです。
そして、出てきても葉っぱのウラとか、木の枝や幹とか、目立たない場所に止まります。
身体の色も茶色なので、木に止まっていると背景に溶け込んでぜんぜん見えません。
まさに、忍者のような存在です。
昆虫好きでセミを手づかみでつかまえるのが得意な僕でも、ここ10年くらいはセミの幼虫は見たことがありませんでした。
今年の4月に静岡から東京に引っ越してきた僕は、
「東京ってセミいるのかな?あの音色が聞けなくなるのは寂しいな・・・」
と思っていたくらいでしたが、まさか、幼虫をゲットできるとは!しかも、家のすぐ前で!!
美しいセミの羽化
僕がセミの幼虫をゲットすると興奮するのは、必ずその日の夜に「セミの羽化」が見れるからです。
セミの幼虫が地上に出てきた日は、必ず羽化する日です。
なので、セミの幼虫を持って帰って家の網戸などに止まらせておくと、夜に羽化が始まります。
そして羽化はものすごく「美しい」のです。
僕は、子供の頃によくセミの幼虫をつかまえに、家の近くの山の中に行きました。
真夏の山の中でも、夕方暗い中でセミの幼虫を発見できる確率はかなり低かったのを覚えています。
それでも何度かつかまえて、羽化をするシーンを見たことがありました。
でも、大人になってからは、ちゃんと見たことはありませんでした。
引き寄せの法則
実は、ちょうど1週間くらい前に、妻が親戚の人と話したときにセミの羽化の話になったらしく、
「羽化する姿がすごくキレイだと聞いたけど、私は今まで一度も見たことがない」
と僕に言いました。
僕はそれを聞いて、
「よーし!じゃあ、今年はセミの幼虫をつかまえるのを夏休みの目標にしよう!」
と言いました。
言ってはみたものの、
「どこでどうやってつかまえよう?しかも、東京で・・・」
と思っていました。なので、今回のセミの幼虫ゲットは、まさに「引き寄せ」でした!
僕らのトークに引き寄せられてやってきた「奇跡のセミ幼虫」をつかまえたその夜、台所の網戸でついに羽化が始まりました!
・・・つづく。
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From 師範代Shinya (新村真也)
(英語の達人養成ジム 師範代)