【怖い人に怒られたら・・・】 | 大人が英語学習で成功する方法:高卒&28才からの英会話で英検1級&TOEIC975点ゲット!

大人が英語学習で成功する方法:高卒&28才からの英会話で英検1級&TOEIC975点ゲット!

英語にまったく縁のなかった僕が、28才からのやり直し英会話で、
どうやって33才までにTOEIC900点超&英検1級をゲットしたか?を公開します。

From  師範代Shinya(新村真也)
 
 
(→前回のつづき:※人間関係のマトリックスを日常生活や仕事に応用する方法シリーズの記事です。)
 

僕は大勢の人前でしゃべるのが得意なので、ダンススクールのHIPHOPクラスの発表会のMCをやっています。
 

英語と日本語を混ぜたMCでチーム名やメンバー名を紹介して、アメリカンなノリでダンスショーを進行していきます。
 

僕は自分が読み上げるセリフの原稿も自分で書いています。
 

最初にダンス発表会のプログラムが決まったら、その流れをもとにMCの原稿を書いて、オーナーとのミーティングで当日の流れの確認をします。
 
 

せまい駐車場

その日、僕は刷り上がったばかりのプログラム表を取りに、いつものダンススクールに行きました。
 

そのダンススクールは、最近移転したばかりでした。
 

以前の場所は大きな駐車場の前で、クルマをとめる場所はたくさんあったのですが、新しい移転先には駐車スペースがほとんどありませんでした。
 

僕がスクールの入っているビルに着くと、狭いエリアにギリギリ2台分の駐車スペースがありました。
 

一台分はすでに別のクルマがとまっています。
 

そこで僕は、もう一台分のスペースに自分のクルマをとめました。駐車スペースには何も書いてありません。
 

ダンススクールの契約しているスペースなのかどうかは分かりませんが、とりあえずそんなに長くとめないから大丈夫だろうと思っていました。
 
 

長話

僕はこのとき、重大なことを忘れていました。そのダンススクールのオーナーは僕の母親より上くらいの年齢の女性なのですが、とても「話が長い」のです。
 

いつも脱線話が多くて、本題に入るまでにかなり時間がかかります。
 

僕はこのとき、プログラムの流れを確認する程度の作業なので5分~10分で終わると思っていましたが、実際にその話が始まるまでに、30分以上は別の話をしていました。
 
 

怒りのマスター

そして、ようやく本題に入ったとき、スクールのドアを強く叩く音が聞こえました。
 

「ドン!ドン!」
 

「はい!どうぞ!」
 

オーナーが声をかけると、色のついたサングラス風のメガメをかけて、パンチパーマで鼻の下にヒゲをはやしたコワモテのオジサンが勢いよく入ってきました。
 

顔を真っ赤にして、明らかに怒っています。
 

「俺の店の駐車場に勝手にクルマを止めた奴は誰だ?」
 

あ!・・・もしや・・・
 

僕はおそるおそる聞きました。
 

「それって、もしかしてグレーのトヨタのbBですか?」
 

「そうだ!あんたが犯人か!」
 

「あ、はい、そうです。自分です。」
 

「うちのお客さんがクルマを止められなくて迷惑してるんだよ!」
 

「あ!はい!すみません!すぐ動かします!」
 

そのオジサンは、どうやら同じビルのすぐ上の階でスナックを経営しているマスターのようでした。
 

ファッションや髪型、しゃべり方などから感じる雰囲気は、「ソフトなヤクザ」といった感じです。
 

僕の勝手な偏見ですが、なんとなく夜のビジネスを経営している人は、ヤクザとのつながりがあったり、元ヤクザだったりするのでは?と思っていました。
 

このマスターも、明らかにふつうのサラリーマンの人とは違う危険な雰囲気と威圧感が漂っています。
 

そして何より問題なのは、僕は今、彼を怒らせてしまった!ということです!!
 

もう、めちゃくちゃ怒っています!!烈火のごとく怒っています!!
 

ものすごい大きな声で僕を怒鳴りつけてきました。
 

「うちの敷地に勝手にとめるなよ!」
 

「すみません・・・知らなかったもので・・・」
 

「知らなかった?そんなの言い訳にならんよ!知らなかったら、どこに止めてもいいってのか?」
 

「い、いえ・・・そういうわけでは・・・」
 

「とにかく、今すぐ俺と一緒に下に来てもらうからな!」
 

「は、はい!!」
 

マスターのグラサン風の色付きメガネの奥にある目が、怒りでメラメラと燃えています。
 

僕は恐怖で自分の心臓がバクバクしているのが分かりました。
 

このまま無事に解放されるのか?
 

もし、違法駐車代金として何万円も請求されたらどうしよう?
 

僕はこの時、頭の中が真っ白になって、冷や汗が出てきました。
 

僕はこのとき、完全な「ポジティブ依存」に飛ばされていました。
 

そして、マスターは強い「ネガティブ自立」に立っていました。
 

でも、なぜかこの緊急時に、ふと、最近読んだ「人間関係のマトリックス」の本の内容が思い浮かんだのです!
 

そして、このマトリックスをこのピンチで活用してみようと思いつきました。
 

・・・つづく。
 
 
P.S.
この「4つの性格」の考え方は、本田健さんの「人間関係のマトリックス」をベースにしています。「人間関係のマトリックス」についてもっと詳しく知りたい場合は、こちらの本をぜひお読みください。
 
「ユダヤ人大富豪の教え3」
 

ユダヤ人大富豪の教えIII ~人間関係を築く8つのレッスン (だいわ文庫)

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