【TOEICの点数を伸ばす方法③】 | 大人が英語学習で成功する方法:高卒&28才からの英会話で英検1級&TOEIC975点ゲット!

大人が英語学習で成功する方法:高卒&28才からの英会話で英検1級&TOEIC975点ゲット!

英語にまったく縁のなかった僕が、28才からのやり直し英会話で、
どうやって33才までにTOEIC900点超&英検1級をゲットしたか?を公開します。

From  師範代Shinya(新村真也)
 
 
今日はいよいよ、シリーズ最終回です。
 

 

TOEICテストは、「英語を使ったゲーム」です。
 

テレビゲームをプレイするように、攻略法を練習していけば、楽しくTOEICの点数アップが狙えます。
 

まずは、この例文を読んでみてください。
 
A ________ of over one million dollars was raised at night's charity event.
 

A: totally
B: total
C: totaling
D: totaled
 

この例文の、空欄に入る英単語を、A~Dの4つの選択肢の中から選んでみてください。制限時間は、5秒です。





5秒で解くなんて、無理!!って思いませんでしたか?
 

僕は以前、「受験力」を磨いていなかった頃は、この例文を最初から最後まで一字一句しっかり読んだ後、選択肢の中から「しっくり来るもの」を選んでいました。
 

このやり方だと、トータル30秒はかかっていました。
 

でも、受験力を磨いて攻略法を知った今は、この手の問題は5秒で解けます。

なぜでしょうか?読むスピードが上がったからでしょうか?
 

いえ、さすがに5秒で全部に目を通して、さらに正解を見つけだすのは無理です。僕は文章全体を読みません。
 

この問題を解こうと思った場合、注目するのは空欄の前後だけです。
 

A __________ of ~ 
 

という部分だけにフォーカスします。
 

A = 冠詞
 
of = 前置詞
 

です。
 

そこを見たら、こんどは「A」のすぐうしろに入る可能性のある英単語を考えます。
 

冠詞というのは、名詞の前に付ける「冠(かんむり)」です。
 

冠詞は、こんな感じで使います。

 
A car.(クルマ1台)
 

冠詞の「A」の後ろに来るのは、「car = 名詞」です。
 

さらに、ひとつの可能性について考えます。
 

A black car.(黒いクルマ1台)
 

この文の「black」という単語は、形容詞です。形容詞は、名詞を彩り豊かにする単語です。
 

つまり、冠詞の「A」の後ろに来るのは、「名詞」か「形容詞」しかありません。ここで、選択肢が2つに絞られます。
 

次に、「of」に注目します。ofは、「前置詞」です。
 

「前に置く詞」です。何の前に置くんでしょうか?
 

答えは、「名詞」です。「名詞」の「前」に「置く」詞だから、「前置詞」です。
 

たとえば、
 

A student of Shinya (シンヤの生徒)
 
A car of Shinya(シンヤのクルマ)
 
A blog of shinya (シンヤのブログ)
 

「of」のうしろには、名詞の「Shinya」が来ています。
 

そして、ofの前にも注目してください。
 

A student of ~
 
A car of ~
 
A blog of ~
 

ofの前には、「名詞」が来ていますよね?
 

ここで、さっきの問題文に戻ってみましょう。
 

A __________ of ~ 
 

「A」と「of」にはさまれています。ということは、この空欄に入る英単語は、「名詞」のみに絞られます。
 

その上で、さっきの選択肢を見返してみると・・・
 

A: totally 
B: total
C: totaling
D: totaled
 

この中で、どれが名詞っぽく見えますか?
 

・totally は副詞です。うしろに~lyが付くのは、だいたい副詞です。
 

・totalingは、動詞の現在進行形です。
 

・totaledは、動詞の過去形か、受け身です。
 

ということは、名詞になりそうなのは、この中ではBの「total」しかありません。
 

ということで、正解はBです。
 
 
 

土台の高さがモノを言う

いかがでしょうか?
 

もし、あなたに文法の基礎知識があれば、「なんだ!超カンタンじゃん!!」と思ったでしょう。
 

もし、あなたが文法の基礎知識が怪しい状態なら、「う~ん・・・なんだか面倒だな。形容詞だの、副詞だのと・・・」と思ったでしょう。
 

これが「土台」の違いです。
 

文法知識という「土台」が高ければ、このタイプの問題は、ちょとコツを知っただけで、すぐにマッハで解けるようになります。
 

でも、文法知識が怪しい状態(土台が低い状態)だと、この戦略を知ったところで、
 

「そもそも、どうやって動詞とか形容詞とかを見分けるの?」
 

ということになります。
 

そういう場合は、まずは土台を高めるのが先です。
 

中学で習う「基本5文型」を先にマスターしておけば、この戦略がグッと使いやすくなります。
 

もし、あなたが今の解説を聞いてピンとこなかった場合に備えて、「文法力アップ7日間無料動画&メールセミナー」を作りました。
 
 
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僕が「受験力」を上げるために使った教材

ここからは、僕自身がどうやって受験力を上げたかをお伝えしていきます。
 

僕がTOEICの受験力を磨いて、「ゲーム攻略法」を身につけたテキストは、これです。
 
 

1駅1題 新TOEIC TEST文法特急

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先ほどの例文は、この本からの抜粋です。この本のいいところは、3つあります。
 


①すきま時間にチョコっとできる

見開き1ページに1題なので、ちょっとしたすきま時間に、気軽に開いて練習できます。テレビのCMの最中に、1題だけ解くとか、風呂にお湯をためている間に10題解くといった使い方ができます。
 
 


②解説がすごい

著者の花田徹也先生は、日本でもトップの人気を誇るTOEIC講師です。わかりやすい解説で、確実に点数アップにつながる戦略を教えてくれます。僕は花田先生の主催する「花田塾」で体験レッスンを1度受けたことがありますが、目からウロコの解説で、感動しました!!
 
 


③小さくて軽い

持ち運びがしやすく、バッグに入れてもジャマになりません。男性であれば、ジャケットのポケットにも入るほどのサイズと軽さなので、仕事中のちょっとしたすきま時間にも練習できます。
 
 
僕はこの本を、いつもバッグに入れておき、ちょっとした待ち時間に1題ずつ解くようにしていました。
 

これがもし、TOEIC公式問題集とかだと、分厚い&重いので、持ち運びが大変です。それに、大きな本は机の上で開かなければなりません。
 

この、「机の前に座る」という行為そのものが、ハードルが高くなります。
 

その点、この本はソファーに寝っ転がりながらできるので、疲れているときも本を開くこと自体の抵抗感はありません。
 

僕はこの本のおかげで、いつでもどこでも、スマホゲームをやるような感覚で、TOEIC問題を解くクセがつきました。
 
 
 

この本の使い方

・まずは、自力で問題を解きます。本に書いてある制限時間内に解けるかどうか試します。
 

・制限時間内に解けなかった場合は、答えを見る前に時間をかけて自力で解けるか試します。
 

・答えをチェックします。
 

・そのとき、答えだけでなく必ず解説ページをしっかり読むようにしてください。
 

・たとえ正解した場合でも、解説ページは必ず読んでください。
 

・最後のページまで行ったら、また最初に戻ります。1冊を最低3周は回してください。
 

・慣れてきたら、自分で「どうしてこの答えを選んだのか?」をつぶやき解説するようにしてみてください。
 

・どのページを開いても、制限時間内に全問正解できるように何度も熟成させます。
 

ファミコンのスーパーマリオを、ノーミスでクリアできるようになるような感覚です。できるようになると、快感です!!
 
 

長文リーディング対策本

次に、長文リーディングの問題を解くスピードを上げるのに使ったテキストが、これです。
↓↓↓
 

1駅1題 新TOEIC TEST読解特急

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これも、使い方は基本的には「文法特急」と同じです。
 

僕は1冊を何度も回して熟成させました。
 
 
他にも、僕がこの後に使った上級者向けのテキストを見たい場合は、こちらの記事に書きましたので、ご覧ください。
 
 
以上、僕が「受験力」を上げるために使った教材でした。
 

実際に点数がどう変化したかというと、
 
文法特急①&②

読解特急①&②
 
 
の4冊を終えた時点で、TOEIC本番で975点になりました。
 

もちろん、土台を高めるための音読トレーニングはずっと続けていたので、英語力が上がったのもありますが、受験力を磨かずに、土台の力だけで勝負しても、975点は出なかったと思います。
 

ここまで3回に渡ってお伝えしてきた、TOEICの点数を上げる方法。
 

コツは「受験力」と「英語力」の両方をバランスよく上げていくことです。
 

あなたが目標点数をゲットするのを応援しています!!
 

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From  Shinya

英語の達人養成ジム 師範代)

 

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※「もくじ」はこちら

 

 

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