From 師範代Shinya(新村真也)
電子辞書に引き続き、英語学習に超役立つアイテムをご紹介します。
経済評論家の勝間和代さんは、著書「年収10倍アップ勉強法」の中で、「道具」の重要性について書いています。
「社会人の勉強にとって重要なのは、努力や意志の力ではなく、それが無理なく続く『仕組み』づくりです。社会人には、学生の頃と違って、勉強をする場がありません。道具を揃えることで、『書斎を持ち歩く』仕組みづくりを先に整えましょう。」
と言っています。本の中で、「社会人の英語の勉強に必要な道具」として「MP3プレーヤー」を紹介しています。
実は僕も、だいぶ前からMP3プレーヤーを英語学習に使っています。
MP3プレーヤーの力
聞きたい部分を一発で出せる!
MP3プレーヤーは、CD何十枚分ものデータを、手のひらサイズの小さな機械に入れて持ち歩ける道具です。
音声でトレーニングが必要な英語学習者にとって、これほど便利なものはありません!
CDを入れ替える手間もなければ、番号を呼び出すのもカンタンです。とくに語学用CDは、トラックナンバーが多いので、CDプレーヤーだと使いたい曲番を探すだけでも相当な時間がかかります。
でも、MP3プレーヤーなら、一発でポン!と欲しい番号をかけることができます。
一度使った曲は履歴に残るので、またそれを呼び出すのもカンタンにできます。
スピードコントロール機能がある
英語学習者にとっては、これが一番うれしい機能です!
音質を落とすことなく、スピードコントロールができます。ふつう、CDプレーヤーでスピードコントロールできるものは、遅くするとすごく声が低くなったり、速くするとメチャ高い声になって、シャドーイングがやりづらくなります。
でも、MP3プレーヤーなら、声のトーンはそのままに、スピードだけ変えられるので、音のつながりなどをしっかり細かく聞き取ることができます。
僕のおすすめ機種
僕は、ずっと同じメーカーのMP3プレーヤーを使い続けています。それは、ソニーの「ウォークマン」です。これで3代目です。
同じメーカーだと、基本的な操作方法が同じで、前の機種のUSBケーブルやパソコンソフトがそのまま使えることが多いので、便利です。
新しいMP3プレーヤーの操作を覚えるのに時間がかかってしまっては、肝心の英語学習が進まなくなってしまいます。
ウォークマンは、音楽愛好家の間でも音質の良さで有名です。
その中でも、一番安いモデルがオススメです。僕ら英語学習者にとっては、「より良い音質」よりも、「最低限の機能が付いていてコストが安い」方がいいからです。
この機種には、スピードコントロール機能が付いています。
↓
ソニー SONY ウォークマン Sシリーズ 8GB Bluetooth/NFC対応 イヤホン付属 ホワイト NW-S14 W
(クリックすると、アマゾンの販売ページに行けます)
内蔵メモリーの容量によって値段の差があります。どちらを選ぶかは、あなたが何枚のCDを入れたいか?によって決めるといいと思います。
(8GBでも、語学学習用のCDデータを入れるだけなら、かなりの枚数分が入ります)
そして、ウォークマンとセットでオススメなのが、「Bluetoothスピーカー」です。
Bluetoothスピーカーの力
Bluetoothスピーカーは、ウォークマンなどのMP3プレーヤーと「ワイヤレス」でつなぐことができます。つまり、イヤホンのようなコードをつながずに、無線でつないで再生できるのです。
しかも、音質はほとんど変わりません。
コードがないと、置く場所も選ばずどこでも聞けるので、すごく便利です。
最近、Bluetoothスピーカーで音楽を聞く人が増えてきたので、たくさんのメーカーがいろんな機種を出してきました。
おかげで、僕らには選択肢がたくさんあります。
ただし、選択肢が増えると、「どれを選ぶか?」で決めるのが難しくなります。選ぶのに時間が取られては、英語学習がおろそかになってしまいます。
そこで、これも僕が試行錯誤した結果をお伝えします。
僕のオススメBluetoothスピーカー
ズバリ!これです!
↓
(クリックすると、アマゾンの販売ページに行けます)
これは、安い上に音もいいです!
①声が全面に出て、かなりクリアに聞こえます。
②出力もなんと20Wもあります!!かなりの大音量を出せます!
③驚異の電池の持ち時間です!1度充電すれば、25時間も使い続けることができます。
もっと大きな音でかけたい場合は、コードでウォークマンとスピーカーをつないでから、両方の音量をマックスに上げると、かなりの大音量になります。
5~6人の集まる勉強会やレッスンでも十分に使えるボリュームです。
さらに、小さくて軽いです!(重量:476グラム)バッグに入れて持ち歩けます。
そして何より、値段が安い!!
たったの4,000円で買えます!
高けりゃいいってもんじゃない
こういう電化製品は、上を見たらキリがありません。そして、「高いほど性能が良い」ことは間違いありません。
間違いないのですが・・・僕ら英語学習者にとっては、その機能は必要ない、いやむしろ、邪魔になる・・・なんてこともあり得ます。
僕の体験談をお話しします。
僕の失敗談
僕は、Bluetoothスピーカーを買うにあたり、「ワット数」を意識しました。
ワット数は、そのまま音のデカさと、ボリュームを上げたときの音質につながります。
ワット数の少ないスピーカーで無理矢理ボリュームを上げると、音が割れて聞き取りにくくなります。これは英語学習者にとっては致命的です。
僕は、できれば自分のトレーニングだけでなく、レッスンでも使いたいと思っていたので、ワット数は大事でした。
そこで目を付けたのが、さっきご紹介した安いスピーカーと、もうひとつはソニーのこのスピーカーです。
↓
ソニー ワイヤレスポータブルスピーカー XB3 ブラック SRS-XB3/B
(クリックすると、アマゾンの販売ページに行けます)
これは、そこまで高くはないものの、出力30Wという数値に引かれました。
さぞかし、大音量でクリアな音声が聞けるのかと思い、両方購入して聞き比べてみたら・・・
なんと!!
意外にも、安いスピーカーの方がクリアに音声が聞こえるし、しかも音もデカいのです!!
(コードでつないだ場合)
なぜでしょうか?
目的が違うと良さも変わる
これは、僕が「英語学習用」に買ったからです。英語学習用のCDには、基本的に音楽が入っていません。入っているとしたら、最初と最後の「チャララ~ン!」という合図のメロディーくらいです。
あとは「人の声」が99%です。
ところが、高いソニーのスピーカーは、「音楽を最高の音質で聞くため」に作られました。そのために、「低音」がズンズン響いたり、大音量でも高音が割れないように作られています。
楽器の音重視なので、英語のCDをかけると、声が少しこもって聞こえるのです。
そして、オープニングやエンディングの「チャララ~ン!」という音楽が、あり得ないほどのハイクオリティー&迫力の重低音で聞こえるのです!!
そこはどうでもいんだよ!!
と思わず叫んでしまいました・・・
新たな使い道を発見!
ただ、さすがに音楽はめちゃくちゃ良い音で聞こえる&30Wの大音量なので、今はマジックショーのBGM用に使っています。30人くらいの小規模な会場でのショーで使う分には、100点満点の便利さです!!
でも、もしあなたが「英語学習専用」として買う場合は、安い方をオススメします。
From Shinya
(英語の達人養成ジム 師範代)
(自己紹介はこちら)
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P.S.
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