秘密兵器、発動!! | 大人が英語学習で成功する方法:高卒&28才からの英会話で英検1級&TOEIC975点ゲット!

大人が英語学習で成功する方法:高卒&28才からの英会話で英検1級&TOEIC975点ゲット!

英語にまったく縁のなかった僕が、28才からのやり直し英会話で、
どうやって33才までにTOEIC900点超&英検1級をゲットしたか?を公開します。

 


初めての外人バーに潜入した、ある夜のこと。


飲み物を注文し、出てきました。
しかし、その時点で僕と、友達のケイタのふたりの用意した「話のネタ」は尽きていました。

 

 


無理もありません。

僕らは、英会話スクールに入学してまだ数ヶ月しかたっていないのです。

 


週1回50分のレッスンの中で学んだフレーズを出し尽くすのに、15分もかかりませんでした・・・

 


そして、目の前に出されたグラスに、なみなみと注がれたドリンク。

 

 

 

 


目の前には、イギリス人のバーテンが、話のつづきをしようと、笑顔でこっちを見つめています。

 

 

 


ピンチです!!!


そこで、僕はバッグの中に手を伸ばし、例の

 


「秘密兵器」

 


を取り出しました。

 

 

 


まさか、こんなに早い段階で、これを出すことになろうとは・・・

 


それに、まだこれがうまくいくかどうかも分かりません。めっちゃ緊張してきました!!


おそるおそる、バッグからマジックグッズを取り出すと、用意していたセリフを言いました。

 


「あいむ あ マジシャン!!」

 

 


 


ジョンが、

 


「オーゥ!!!」

 


という大きな声を上げ、

 

 

「ぜひ、見せてくれ!」

 

 

みたいな感じになりました。

 


そこで、用意してきたセリフの紙を念のためポケットに入れて、マジックの演技を始めました。

 


簡単な予言のマジックでしたが、途中でセリフが飛ぶわ、緊張で手がふるえて失敗しそうになるわで、冷や汗ダラダラになりました。

 


でも、最後に当たった瞬間に、

 


ドカン!!

 


と大盛り上がりになりました!!

 

 

 


マジックが成功したのです!!

 


すると、離れたテーブル席にいた外国人のお客さん3人が、その異常な盛り上がりに気づき、こっちをチラチラ見ています。

 


ジョンがすかさず、

 


「He is a magician!」

 


と叫びました。


すると、むこうのテーブルでも、

 


「こっちでも見せてくれ!(←英語で)」

 


という声があがりました。

 


そこですかさず、ネタをセットし直し、テーブル席に向かいました。

 


一度やってうまくいったせいか、アドレナリンのせいか、さっきより緊張もとけて、自分のテンションが上がってるのが分かります。

 


1回目よりもスムーズに演技が成功すると、このテーブルでも、

 


ドカーン!!

 


と盛り上がりました。

 


 


やっぱり、外国人は盛り上がり方が違います!!
ものすごい大きな声で、目を大きく見ひらいて、テンションMAXで

 


「オーマイガー!!」

 


とか言ってくれるのです!!

 


その気持ちいいこと!!

 


なんか、自分が英語がしゃべれるとか、しゃべれないとか、どうでもよくなるくらい、彼らとつながっている感じがして、僕のテンションもMAXになりました!!

 


(あ~!来て良かった・・・)

 

 


そんな気分になっていました。

 


すると、その直後、さらに驚くことが起こりました!!

 


彼らは、おもむろにポケットに手を伸ばすと、財布を取り出して、僕に「チップ」をくれたのです!!

 

 

 

 


もらったのはトータルで500円でしたが、これが僕にとって

 


「会社の給料以外でお金をもらう」

 


ことの初めての体験になりました!!


これは、不思議な感覚でした。


海外は、チップ文化です。


すばらしい芸を見たら、自然に財布を取り出して、チップをくれます。

 

その後は、ジョンと彼らが僕に、

 


「どこでマジック習ったの?」

 


とか、

 


「どのくらいやってるの?」

 


「プロでやってるの?」

 


とか、マジックに関する質問を次々と浴びせてきました。

 


でも、これらはあらかじめ「想定内の話題」の質問だったので、僕は事前に答えを用意して、バッチリ丸暗記していました。

 


なので、スムーズに受け答えすることができました。

 


もちろん、相手の言っていることで分からない部分がたくさんありました。

 


でも、バーから出る頃には、

 


「初めてにしては、けっこう良くやった方じゃない?俺たち!」

 


と、ケイタと一緒にハイタッチをしていました。

 

 

 

 


「また、ぜったい来ようぜ!!」

 


と、ふたりで誓い合いました。

 


・・・つづく。

 

 

 

 

 

自分の得意分野に話題をシフトする

 

 

今回の僕の

 

「外人バーデビュー戦」

 

がうまくいったのは、

 

「事前準備」

 

があったからです。

 


僕は、マジックを見せればその話題に話をシフトできるだろうと考え、その準備をしていました。

 


もちろん、初めてだったので、

 

 

うまくいくのか?
外国人相手にウケるのか?

 


まったく未知数でした。

 


結果、ドカンとウケて、話題をマジックに持って行くことができました。

 


どんなに英語ができても、自分の得意分野以外のことは、会話をつづけるのは難しいものです。

 


日本語だってそうですよね。

 


サッカーを見ない人が、サッカーの話題についていくのは、日本語でも難しいです。

 

 

 


マジックの持つ3つのパワー


今回、あらためて「マジック」というジャンルの持つパワーを知りました。

 


サプライズは、本当に国境を越えるんだな!

 


という実感がひしひしと伝わってきました。


このときの経験から、マジックは

 


「3つの大きなパワー」

 


を秘めていることに気づきました。

 

 

 

①  マジックは、人の感情を大きくゆさぶる。

 

それまで静かに飲んでいた人たちが、僕のマジックを見て、大騒ぎになりました。それを見て、「いかにマジックが人の心をゆさぶるか?」を実感しました。

 

 

 

②  マジックは、見ている人を笑顔にする。

 

マジックを見ている人の顔は、キラキラ輝いています。好奇心と驚きに満ちていて、大人もまるで子供のような表情になります。これは、マジックを演じているマジシャンにしか見えない光景です。

 

 

 

③  マジックは、人と人をつなげる。

 

マジックが始まると、店内にいるお客さんたちが、ひとつのテーブルの周りに集まってきます。そして、みんなで驚きと感動を共有します。すると、その場の空気に「親近感」が生まれます。そこから、会話が生まれ、さっきまで離れたところに座っていた人同士が、急に親しげに話し始めたります。マジックは、その場にいる人たちみんなを「つなげる」効果があるのです。

 

 

 

僕はこの夜、初めて

 


「マジックというジャンルの持つパワー」

 


を実感しました。そしてその後、マジックで人を笑顔にすることの楽しさに、どんどんのめり込んでいきました。

 


でも、この頃はまだ、ジーンズショップの雇われ店長だった自分が、数年後にプロマジシャンとして、弟と一緒に数百人規模のステージに立つ日が来るとは、夢にも思ってもいませんでした・・・

 

 

 

 


From Shinya   (自己紹介はこちら

 

 

 

P.S.

あなたも英語でマジックができるようになる方法があります。たとえあなたが、まったくの英語初心者&マジック初心者だったとしても、です。この「対ネイティブ用秘密兵器」をチェックしてみてください。

 

※「もくじ」はこちら

 


P.P.S.

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