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2012年04月28日

ももへの手紙(2012年)

テーマ:12年04月の劇場鑑賞映画

勝手に映画紹介!?-ももへの手紙

【鑑賞日:2012年4月27日】

先週から始まっている「ももへの手紙」をシネコンのレイトショーで鑑賞してきた…「人狼 JIN-ROH」の沖浦啓之が新作の準備をしているらしいという情報が流れてから、だいぶ経ったが、ようやく作品が完成し、公開された。もちろんアニメーション製作はProduction I.G。去年、劇場で特報が流れ…“監督:沖浦啓之”という文字が目に飛び込んできたときは、ようやくきたかという感じで嬉しくなったけど…続いて、原由子のほのぼのした曲が流れてきた時には少々面食らった…ああ、今回は押井守はノータッチなのかと。前作と路線が全然ちゃうじゃん!

小学6年生の宮浦ももは、 母親のいく子と共に、東京から瀬戸内海にある汐島に移り住むことになった…。実は、父親を亡くしたばかりで、いく子が幼い時に過ごしたこの島で、再出発することになったのだ。そんな、ももは父親と最後に会った時に喧嘩したまま別れてしまった事をずっと後悔していた。そして、父親の死後…“ももへ”と宛名だけ書かれた、書きかけの手紙を発見し、父親が何を言いたかったのかを考えていた。やがて、慣れない島生活に戸惑う中、ももは奇妙な妖怪、イワ、カワ、マメと出会うのだが、他の人には妖怪が見えないらしく…。

沖浦さんの新作ということで…多くの人がオイラと同じように、プロテクトギアで銃乱射みたいなのを想像してたと思うんだけど、まぁ、あれは原作、脚本を担当した押井守の趣味の方が大きく反映されていて、沖浦さんが好きでああいう作品を作ったわけじゃないんだよね。どちらかというと「人狼 JIN-ROH」でも、主人公が自爆したテロリスト少女に抱く贖罪の気持ちとかさ、登場人物の繊細な心情なんかを重点的に描こうとしていた節があるわけで、そのあたりの事を考えると、ジャンルやテーマは違えど、今回の「ももへの手紙」も、日常ドラマの方が重要な感じ。

後半には、島に台風が上陸し…荒れ狂う嵐の中を、ももが何かを成し遂げようと懸命に突き進む、アニメ映画らしいスペクタクルなシーンが用意されてるんだけれども、そのあたりはどうもとってつけた感のあるシーンでならなかったなぁ。題材とかはジブリっぽいかなぁって思ったんだけど…作画監督を安藤雅司さんが担当してるので、キャラの動きなんかは今敏作品にも似ていた(安藤さんはジブリ作品にも参加してたけど)。タイアップCMやってたから、実在の商品名とか出てくるかなと思ったけどなかった…小道具や背景のもじりについ目が行ってしまう。

ももの声の女の子は意外と自然…素っ頓狂な声を上げる感じが、けっこう好き。母親役の優香も思いのほかよく、本人の個性が強く出ていなかったので、アニメ声優向きではあった。妖怪3人組に関しては…山寺宏一が巧いのは当たり前であり、西田敏行もあのキャラにはあっていた。なんといっても、マメ役のチョーさんだろう…相変わらずのボケ老人のようなあの気の抜けた声が、けっこうクセになる。声優オタが喜びそうな人気声優は出ていないものの、大作アニメにありがちな、声優への不満はあまり感じなかった。劇場で見て損はない作品だよ。


監督:沖浦啓之
出演:美山加恋 優香 西田敏行 山寺宏一 チョー 坂口芳貞 谷育子 荒川大三郎


【ノベライズ小説はこちら】
ももへの手紙 (角川文庫)


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2012年04月20日

バトルシップ(2012年)

テーマ:12年04月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-バトルシップ


【鑑賞日:2012年4月19日】

先週から公開が始まっている「バトルシップ」をシネコンのレイトショーで鑑賞してきた…地球外生命体と軍人が対決するという宇宙人侵略もの。昨年、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」があったばかりなのにまたかよと思われるかもしれませんが、あれは海兵隊員が活躍するエイリアン版“ブラックホークダウン”であり、こちらは海軍の駆逐艦が未確認物体と艦隊戦を繰り広げるのがミソ。ユニバーサル映画100周年記念の超大作なんだけれども、はじめて映画館で特報だか、予告だかを見た時は…新しい東宝特撮かと思ってしまったよね。

定職にもつかずフラついていたアレックス・ホッパーは、海軍士官の兄ストーンの勧めで入隊を決意…やがて時が経ち海軍の新米将校となったアレックスだったが、相変わらずストーンに心配ばかりかけていた。ある日、世界中から精鋭を集めた合同演習RIMPACが開催され、アレックスも駆逐艦ジョン・ポール・ジョーンズに戦略行動士官として乗り込んでいたのだが、その直前にトラブルをお越し、提督から叱責を受け、クビを宣告されてしまう。落ち込むアレックスだったが…艦隊の前に、宇宙から落下してきた謎の物体が出現し…。

宇宙人が出てくるまでがちょっと長かったが…出てきてからは、色々なパターンのバトルシーンが展開されて面白くなってきた。1回戦目、海軍の駆逐艦が初めて敵と遭遇し、一方的にやられまくるところなんては…やっぱり東宝の怪獣映画を見ているようである。圧倒的な強さを見せる宇宙人、あっという間に撃破される駆逐艦を見て、こんなどんでもない相手に人類はどうやって戦いを挑むのか、本当に心配になってくるよ。2時間ちょっとの映画で、ちゃんと完結するのかよって(なんだよ、心配ってそれかよ!)。

水中はもちろん、空も飛べるらしい敵艦、宇宙人自身はみんなアイアンマンみたいな分厚い装甲の戦闘服を着込んでて、白兵戦で立ち向かっても銃弾なんか跳ね返しちゃう。さらに、人間側が武力を持っていると判断すると、虐殺をはじめる電動カッターの刃みたいな殺戮マシーンなんかもある。この電動カッター型マシーンは、「機動戦士ガンダムF91」に出てきたバグ、もしくは「機動戦士Vガンダム」に出てきたタイヤ型メカ、アインラッドを彷彿とさせます。つーか、バグとアインラッドのいいところどりみたいな感じかな?(笑)

最初の戦いでは、人間側の兵器がまったく効いてないようにもみえたが…それは相手の攻撃力や防御力がすぐれていたという事みたいで、繰り返し戦っているうちに、人間側も色々と学んできて、相手の弱点を看破する。やがて様々な武器、戦術を駆使して立ち向かうわけなんだけど、ミサイルどころか、スナイパー用のライフル銃とかでも、使い方次第では相手に致命的なダメージを与えられちゃうんだなぁ。見かけ倒しで、意外と弱い宇宙人…おお、あと1時間しか残ってなくても、この調子なら物語は完結しそうだと、ひとまず安心できた。

主人公である無鉄砲な戦略行動士官のライバル的な存在として、日本の海上自衛隊の護衛艦みょうこうの艦長が出てくるんだけれども、これが「マイティ・ソー」に続いてのハリウッド大作となった浅野忠信。「マイティ・ソー」ではセリフもすくなく、酔っぱらいオヤジの介抱役でしかなかった浅野くんだが、サッカーシーンで主人公の顔面に蹴りをブチかますなど、初っ端からかなり目立ってる。英語、日本語共にセリフ量も多くなり…エンドクレジットも単独表記で、5人目くらいには名前が出てきた…うーん大出世だ!

そんな浅野くんの頑張りもあり…後半は「男たちの大和」的な盛り上がりも見せ、前半のリーアム・ニーソン扮する提督の演説あたりを聞いてる時から、ある程度展開を予想していた、ミリタリーファン大喝采だろうなと思える最大の見せ場になだれこむ。そういえば、予想外に良かったのが…主人公の片腕の女兵士を演じてた、歌手リアーナ嬢。軍服姿や銃の構え方なんぞがかなり様になっており、「バイオハザード」「S.W.A.T」のミシェル・ロドリゲス並みにかっちょいい姐御っぷり。今後もこの手の戦闘アクションものにどんどん出演してほしいぞ!

「世界侵略:ロサンゼルス決戦」に比べると、ぜんぜん漫画的なんだけど…戦争というもので肉体的にも、精神的にも大きな傷を負った傷痍軍人にスポットがあてられているあたりは、意外とドラマとしてのみどころに感じる。生きる気力をなくしている両足義足の退役軍人が、エイリアンと対峙して…再び英雄に返り咲いていくなんて話は、かなりの泣かせどころだが、現役海軍も苦戦している相手にすてごろ勝負を挑むなんて無謀さはご愛嬌(劇場で大爆笑!)。まぁ、こんなところからも、あの宇宙人はやっぱり見かけ倒しという結論に至るわけですが…。


監督:ピーター・バーグ
出演:テイラー・キッチュ 浅野忠信 リーアム・ニーソン リアーナ アレクサンダー・スカルスガルド


【ノベライズ小説はこちら】
バトルシップ (リンダブックス)


 
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2012年04月07日

ドライヴ(2011年)

テーマ:12年04月の劇場鑑賞映画
勝手に映画紹介!?-ドライヴ

【鑑賞日:2012年4月6日】

このところ風邪が長引き、体調があまり良くなかったので映画館へ映画を見に行く気に全然なれなくて、前回の劇場鑑賞から1か月以上空いてしまった。「シャーロックホームズ」「スター・ウォーズ3D」「ウルトラマンサーガ」などが見たかったんだけど、レイトショーなくなったり、劇場が小さくなっちゃったり、字幕版が終わっちゃったりで結局、見る機会を逸してしまった…SW以外はDVD、ブルーレイ待ちでもういいや。で、まだ薬とか飲んでるんだけれども、いくらか回復してきたので、近所のシネコンで「ドライヴ」見てきました。

5分間だけならどんな状況でも必ず待つ、そしてどんな場所へも逃がす…凄腕の逃がし屋“ドライバー”…昼間は映画のスタントマンや車の整備師という職業を持っているのだが、友人もすくなく孤独に生活していた。ある日、同じアパートに住むアイリーンという女性と知り合い惹かれていく。アイリーンの息子にも慕われ、少しずつ距離を縮めていくのだが、そんな二人の前に、服役していたアイリーンの夫スタンダードが戻ってくる。アイリーンは未練を残しながらも夫の元に戻るのだが、スタンダードが悪党が絡んだトラブルを抱えており…。

裏稼業、犯罪者を自慢のドライビングテクニックで逃がす“逃がし屋”をしている寡黙な男が、知り合った隣人の人妻への純愛で、人生を狂わせ、組織相手に命がけの戦いに挑んでいく羽目になると…作品概要を言葉で説明すると、なんだか「トランスポーター」+「レオン」、えっ、リュック・ベッソン映画のパクリなんかい?って思ってしまうが、中学生並みの演出、脚本のベッソン関連作品と違って…硬派、クールなのがこちらの作品。静のためが、突如転じる動に繋がる…アダルトムード漂う高尚なクライムサスペンス+ラブストーリー。

公式サイトにもBGMとして流れている曲が、冒頭の逃走シーンでも効果的に使われてるんだけれども、スリルがどんどん加速していく。それに反して、終始、沈着冷静な主人公がとにかくクールでかっこよく、このギャップがたまらない。何をやっても、あまり表情を変えない、ボーっとした男なんだけれども、隣の嫁さんと子供に接してる時と、グローブをはめ、ハンドルを握り、犯罪者と対峙している時とは明らかに異なる…表情の変化やセリフが少なくても、感情を表現できるライアン・ゴズリングの演技がとにかく素晴らしい。

ピンチに対し、仕方なく銃を手にする瞬間もあるドライバー…実はドライビングテクニックだけではなく、殺しのテクニックも超一流、拷問テクニックも超一流。ただ、やっぱり運転という事にこだわりがあるのだろう、一番の大仕事は車が凶器になる(笑)映画業界で働いているという設定なんかも上手にハマり、小道具として使われるんだけれども、普通のエンターテイメント作品だったら、映画の撮影技術を利用して、自分が死んだふりをして、敵の目を欺くとかしそうだけど…無骨、不器用なんで、そこまで二流ミステリー映画みたいなトリックは用いません。

中盤のエレベーター内での、敵の刺客との対峙シーンは、北野武の「ソナチネ」をちょっと思い出したなぁ。そして、このエレベーターというのがけっこうなキーワードであり、人妻ヒロインとの出会い、そして最も近づき、別れていくのもこのエレベーター…犯罪、バイオレンスよりも純愛映画が強調される、要素がエレベーターにまつわるシーンに凝縮されているなぁって感じだった。扉ひとつ隔てた世界に、ものすごい距離感を感じてしまう別れのシーンは、とにかく切なかった。それにしてもキャリー・マリガン、可愛すぎだろ、あんな隣人、人妻がいたら…。

隣人親子を車に乗せた際に、「寄り道しようと」とドライブに連れて行くんだけれども…さすが映画業界人の端くれ、その場所がとあるハリウッド映画の撮影名所だったりするところが、なかなか憎い演出だぜって思ったね。そこは、数々の派手な名シーンが生まれた場所なんだけど、この映画では人妻親子とのデートコースに終止しているのが、センスを感じる。これが通ぶった監督や脚本家だと、絶対にここで映画ファンに媚びた、トリビアセリフ、オマージュみたいなのを入れたがるんだよね。そういう余計な事をしないのが、この映画のいいところ。


監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
出演:ライアン・ゴズリング キャリー・マリガン アルバート・ブルックス ブライアン・クランストン 


【アメリカではBD発売済】
Blu-ray Drive (+ UltraViolet Digital Copy)


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