RISE ライズ | 桜さんの映画鑑賞日記

RISE ライズ

RISE ライズ 2003 カナダ

THE RISEN



監督: ジェフ・ビーズリー Jeff Beesley

出演: アルバータ・ワトソン Alberta Watson
ユージン・リピンスキー
ピーター・アウターブリッジ Peter Outerbridge
ヘレン・シェイヴァー Helen Shaver
ウェンディ・アンダーソン


★★★★☆☆☆☆☆☆

よくわからない映画でした。

ある学校の校長の妻が命があやむばれて妊娠中絶し、

臨死体験をする後に記憶喪失になってしまいます。

が、見たこともない子供に見覚えがあるような気がして、

自分探しを続けるうちにキーワードとなる、

教会、その子供の学校、と出てきます。

デジャブを見るようになり姉も一緒に調べてゆきます。

これは医療ホラーに違いないとか宗教ホラーだと観ていたのですが・・

全く違っていました。

もしこれからDVDをレンタルする機会がある人もいるかもしれないので・・

最後に謎は一気に解明されます。

しかしそれまでのドラマの演出が悪く、

どうも簡単で普遍的ないいものを、

かなり難解にしているだけなのでは・・と首を傾げてしまいました。

それと私がマニアックに観てしまったからかもしれない。

字幕では、(牧師は神父のカレン)とあったので、

はぁ??と考えてしまったのでした。

最初に中絶を許していた夫ということは、

ああカトリックではないなぁとかそっちのほうも考えてしまい、

ややこしく勘違いしてしまいました。

考えてみればホラー映画もほとんどが神父と牧師の区別もないです。

最近ブッシュ政権のこととか調べているうちに、

中絶禁止=プロテスタント=牧師とか勝手に妄想しちゃいました。

ああ、最後のヒントは病室の臨死体験です。

だったら家族愛の描き方がわかりにくい映画・・

お話自体が説明されれば面白いと思うのでもったいないなぁと。

やはりテレビ映画なのかなぁ・・

ごちゃごちゃしてるうえに眠い音楽がかかりっぱなし。

この脚本でしたらスピルバーグに渡せば必ずヒットしますよ。

演出の問題は大有りですね。