ダウト -あるカトリック学校で- | 2ちゃんねる映画ブログ

ダウト -あるカトリック学校で-

【メリル】†ダウト~あるカトリック学校で~†Doubt†【大熱演】
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1236212844/
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1 :名無シネマ@上映中:2009/03/05(木) 09:27:24 ID:P0d9Lanl
3月7日ロードショー
†メリル・ストリープ
†フィリップ・シーモア・ホフマン
†エイミー・アダムス
†ヴィオラ・デイヴィス
http://www.movies.co.jp/doubt/

9 :名無シネマ@上映中:2009/03/06(金) 17:27:24 ID:UZ3HA8tn
観たけど、この映画って性的虐待よりも
ダウトそのものがテーマなんだな。
てっきり逆だと思っていたが。

メリルストリープはもう見飽きたと思ったけど、
ホフマンとの怒鳴り合いはそりゃあ凄まじい迫力だった。

若くてちょっと馬鹿だが純粋な尼僧役のエイミーアダムスも可愛らしかったよ。

11 :名無シネマ@上映中:2009/03/07(土) 13:43:33 ID:jZ5YrRIL

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メリルの本領発揮の映画だね
きりきりした癇癪女演じさせたら最強

14 :名無シネマ@上映中:2009/03/07(土) 19:00:59 ID:PfdCW8WX
>>11
実際見ると、癇癪女というよりパワハラ女の方が近いかも。
尼僧たちがメリルの顔色をうかがいながら食事するシーンが面白いね。

15 :名無シネマ@上映中:2009/03/07(土) 19:15:46 ID:PXTNxDvO
「マンマ・ミーア!」とは180度変換した役って事だよね。
この人の役の幅は凄いね。「プラダ」の鬼編集長→「大いなる陰謀」理知的な敏腕女性記者っていう流れから考えたら「マンマ」が突然変異だったってとこかな。

17 :名無シネマ@上映中 :2009/03/07(土) 22:19:14 ID:P3c2zdFx
結局どっちなんだよ!!!!って映画でした

18 :名無シネマ@上映中:2009/03/08(日) 00:00:54 ID:PfdCW8WX
>>17
え?結局クロだったじゃん

21 :名無シネマ@上映中 :2009/03/08(日) 01:28:42 ID:9IK+a5jF
>>18
ネタバレなるけど


え?結局シロだったんじゃないの?
生徒をかばって移動し、上の司祭も知ってたから栄転なのかと思った

22 :名無シネマ@上映中 :2009/03/08(日) 09:41:27 ID:dhTf5N/v
もしシロなら、なぜ神父はシスターのかけたカマにひっかかったのか?
でも神父はわざとクロのふりをして生徒を守ったのかも?
クロともシロとも言い切れない
観客にも疑惑を抱かせたまま終わるのが
この映画の狙いなんだろうね


神父は苦悩を一人で背負おうとし、
シスターはそれを告白させることで分かちあおうとした
どっちも間違ってない
シスターは彼の罪を告白させるまでにはいたらなかったけど
疑惑を持ったことで、彼の苦悩を共有したのかなと思った

23 :名無シネマ@上映中 :2009/03/08(日) 16:18:00 ID:HpN8CLyi
単に自分が気に入らなかった神父のスキャンダル見つけて勝ちたかっただけって気がした
そんな告解させたい意図なんてちっとも見えなかった
寛容さは全く持ち合わせていない人物として描かれていたような気がする

26 :名無シネマ@上映中 :2009/03/08(日) 20:39:29 ID:i3DloKGf
一人のホモを見かけたら、十人いると思えってことじゃないの


エイミーアダムスにあの目で説教されたい♥

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67 :名無シネマ@上映中 :2009/03/17(火) 11:36:54 ID:ghzczriX
舞台版は、演出家と神父役だけが真実を知っていて、校長役の女優は
知らないまま、疑惑だけを抱きつつ演じていたそうだ。
舞台なので毎日同じではなく、その日の気分でクロにしたり、シロに
したりしていたとか。

68 :名無シネマ@上映中 :2009/03/17(火) 21:46:56 ID:ryRTOzcw
>>67
映画版もホフマンにしか真相を教えてなかったらしいよ
舞台だと、観るたびに雰囲気や意味合いが変わって見えておもしろいだろうね

27 :名無シネマ@上映中:2009/03/10(火) 16:26:45 ID:wRud8j3R
神父・・もうね、配役の勝利だなぁ・・・
この人以外に適役見当たらないって感じの。

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この人の風体が画面に現れただけで疑いが余計に増幅しちゃう凄い配役w
面白い映画なのに関東圏で3館のみ公開ってあんまりだ。

35 :名無シネマ@上映中 :2009/03/11(水) 00:16:48 ID:mP7w6Zu+
ラストシーンで初めて泣き崩れて人間らしさを出したメリルに、
エイミーが寄り添って、さらにメリルの膝に頭をあててたけど、
こっから第二の疑惑(ダウト)が始まるってことだな。
少年×神父に劣らない禁断の疑惑。ベテランシスター×新米シスター ハァハァ

37 :名無シネマ@上映中 :2009/03/11(水) 01:15:26 ID:Z35CuqCD
黒人少年の母親が凄かった。鼻水がリアルでビックリした。
15分ぐらいしか出てないのにエライ存在感。メリルも霞んだ。

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38 :名無シネマ@上映中 :2009/03/11(水) 02:25:28 ID:0jsKjlVf
>>37
そうそう、ビオラ・デイビスは、これでオスカー候補になるだけのことはあったと思う。

39 :名無シネマ@上映中 :2009/03/12(木) 12:54:39 ID:gMQgKILC
ハァ?
何この、時代錯誤の傲慢シスターは?
って思うけど、これ、今の感覚で見てはいけないんだよね。
1960年前半の米国で見ないといけないのだろうけど、
ある程度の時代背景ぐらいならわかるけど、
教会が併設されたミッション系私立
と言われても、親しみがないから、難しいわ。

40 :名無シネマ@上映中 :2009/03/12(木) 16:25:58 ID:ZFtqTYPg
メリルがあそこまで神父の疑惑に拘る理由がよくわからなかった。
信仰深さゆえの不寛容か? と最初は思っていたけど、
平気で規律は破りまくっているし。

つまり、自分のかざす正義だけが絶対と思っているタイプなのかな。
一歩間違えたら妄想型のパラノイアだがw

でもこういう「自分の正義こそ絶対!」人間ってよくいるよね、プロ市民とかさ。会話にすらならない。
あと、世界の代表ヅラしてるアメリカっつう国も同じようなものか。

41 :名無シネマ@上映中 :2009/03/12(木) 16:31:43 ID:ZFtqTYPg
あと、目の見えない老尼僧のエピソードを入れる必然性がわからなかった。
神父に知られると施設送りになるからと、メリルが庇っていたシーンとか。

厳しくて傲慢な女だけど、人間的な優しさもあるってことを伝えたかったのかな。
それとも神父に知らせたら絶対に施設に送られると考えている、メリルの思い込みの激しさ?
または人間味あふれる神父の、意外に薄情で合理的な面を見せたかった?

どれなんだろ。

43 :名無シネマ@上映中 :2009/03/12(木) 16:47:08 ID:oRMpD+lZ
自分の城(学校)を守るために宗教に反してことをやってるのに
自分では宗教を守るためにやってると思っているというのを表現しただけ

44 :名無シネマ@上映中 :2009/03/12(木) 16:47:09 ID:4c27fMsK
自分の身内や庇護している相手に対しては甘いけど、他人には厳しいって事じゃないかな
イラク戦争を始めたアメリカをあらわしているキャラだし

50 :名無シネマ@上映中 :2009/03/12(木) 23:17:18 ID:9UlCB4oc
この映画は、ストーリーとか細かい設定とかどうでもいい。
演出より演技。出演4人の演技合戦を観るためだけの映画。
メリルVSホフマン、メリルVSデイビス、メリルVSエイミー。
とにかく格闘技を観てるかのような興奮があった。

電球が割れた時のメリルとホフマン(エイミー)の表情というか雰囲気。
背筋がゾクゾクした。このシーンだけで、1800円の価値はあると思う。
メリルとデイビスはオスカー獲っても良かったんじゃないかな。

60 :名無シネマ@上映中 :2009/03/16(月) 01:06:49 ID:VYfcb65v
結局最後にメリルが泣くほどの疑惑って何だったの?
お前らで考えろってことだろーけど、想像力無いし予測もつけられなかった。
だからラストだけ意味不明でモヤモヤする。
ここの人達の見解だけでも聞きたい。

64 :名無シネマ@上映中 :2009/03/16(月) 22:42:01 ID:xQA2nfGj
>60
「過去に犯した大きな過ち」は関係ありそうだと思った。
泣き崩れるほどだから

65 :名無シネマ@上映中 :2009/03/16(月) 23:27:32 ID:822xS2pW
>>60
シスター・アロイシアスは、自分は同性愛者じゃないかと疑い続けてきて、それを自分で決して認めまいとするストレスが、フリン神父らのゲイ疑惑への攻撃に形を変えていた。
でも、内の欲望に抗えなくなって、シスター・ジェイムズのふとももに手を置いて「ほんとうは、あんたとやりたい」と告白。

ってことだと見た。

ホモやレズビアンをバッシングするのは、自分がそうだってことを気にしすぎてる同性愛者が多いみたいだしね。

66 :60 :2009/03/16(月) 23:36:23 ID:l5USfbCP
>65
マジで?
それは全然考え付かなかった。
ふとももに手置いてたのも見てなかった。
あれだけ過敏にフリンを追求したのは自己嫌悪の裏返しだったかもしれないのか・・・

109 :名無シネマ@上映中 :2009/03/28(土) 23:01:25 ID:H7Bpb3jk
やっと見てきた

>>60 のラストの泣き崩れは、
確信を持って神父を追及してきたけど、
自分自身のその確信にダウトを感じ始めているってことだと思った。違うのか~

個人的には・・・シロだなあ。少年を抱きしめるシーンでシロを感じた。
クロかシロか考えても意味ないけどさ。

いやーしかしフィル目当てで行ったけどメリル良かった。

111 :名無シネマ@上映中:2009/03/29(日) 08:03:49 ID:Y/sHVtrc
ラストの号泣は
自分でも本当は疑いたくなんかないのに
あらゆることへの疑いが止められないという
苦しみというか、業のようなものへの涙だと単純に思ってた。
ここ読むといろんな解釈があって面白いなあ。
もう一回観たくなる。

91 :名無シネマ@上映中:2009/03/20(金) 15:03:13 ID:S0MrsyMi

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映画の最初のほうで、シスターと司教の食事の比較、
片や、饗食、片や質素。
わかる人教えて。

92 :名無シネマ@上映中 :2009/03/20(金) 22:03:52 ID:vPLxfT6h
シスターと神父
粗食 と 美食
ミルク と お酒
万年筆 と ボールペン
規律 と 自由

これらの対比で、聖と俗、真実と嘘 をテーマにしていると思う。しかし真偽はわからない。

94 :名無シネマ@上映中:2009/03/21(土) 11:01:42 ID:INMA7LEs
神父の最後の説教シーンで
鼻血少年がニヤリとしたのは何だったんだ?

96 :名無シネマ@上映中 :2009/03/22(日) 00:05:07 ID:X+r5A+UT
>>94
神父が少年たちと関係を持っていることを知っている少年は多いと推測され、
それがメリルによって暴かれそうになっても、なおも栄転する神父の説教に対し
「よく言うよ(苦笑)」って感じだね。

97 :名無シネマ@上映中 :2009/03/22(日) 00:35:22 ID:R5XE8qIH
>>94
あの少年は最初のほうで神父から手を触られて(手が汚いとの理由から)、反射的に引っ込めた少年。
おそらく、少年は神父の態度に嫌悪感を覚えて手を引っ込めた。
虐待のことまで知っていたかどうかは分からないけど、神父がホモであることを生理的に感じ取っていたのだと思う。
その直後に、少年がシスター・ジェイムズに絡んで体を触ったりするのは、彼がヘテロであることを無意識に誇示する行動。

シスターに触ったせいでメリルから大声で呼びつけられて怒られるけど、
そのとき神父とのやり取りに関してメリルから質問されたものと思われる。
というのも、メリルは手を引っ込めた少年の反応が、神父が子どもを虐待している「証拠」だと言ってたくらいだから、
この時点で何らかの探りを入れていた可能性は十分にある。

少年はメリルと神父が敵対関係にあること、メリルが神父に対して自分と同じ疑惑を抱いていることを何となく察したんじゃないかな。


で、神父の移転を知って、ついにメリルに追い出されたな、と勘付いてニヤリとした、ということではないかな。

ちなみに、廊下で黒人少年を苛めるのもこの少年だよね。
この少年が黒人(授業中に神父にもらった踊り子の玩具でずっと遊んでいるような子だから、
普段から女っぽい行動が目立っていたはず)をホモだと知っていたとすると、
この苛めもホモフォビアの一環と考えることもできる。

98 :名無シネマ@上映中 :2009/03/23(月) 01:13:56 ID:Z6YvOWtR
>>97
なるほどね。
言われてみればそんな気がする。
良くも悪くも世俗的な存在として描かれてた感じだし。

しかしこの映画は面白かった。
主要な人物の演技が凄いし、
神父がシロかクロかって事や、
最後にメリルが泣き崩れたのは何故かってところも
いろんな考え方ができるしね。

125 :名無シネマ@上映中 :2009/04/04(土) 20:24:52 ID:uG2ES8zS
>>97
手を引っ込めたのは同性愛への嫌悪ではなく、タバコのヤニで汚れた
手を隠すためでは?
あの時代のカトリック学校で喫煙がバレた場合、どの程度の処置
になるかは判らないけど(ひょっとしたら一発退学?)、そうでないと、
後のバスケのシーンの爪の汚れ云々の会話や、鼻血で学校を出た後の
喫煙のシーンに繋がらない。
最後にニヤリとしたのは、これでバレないと思ったから。

基本的に作品構造がミステリーだから、教会の同性愛の問題が観客
の意識にあることを利用したミスリードかと。

因みに神父が最後に守ったのは、少年ではなく、メリル・ストリープ
が演じる校長だと思う。神父自身はメリルの証拠(シスターの証言)が
嘘だと判っているので、公の対決になればメリルの方が追い込まれる
ことになる。神父は説教で「不寛容」を非難して点を考えると、
キリスト教としての「寛容」の精神でメリルの弱さを許すことにした
という気がする。

それにしても下着の件は、全然判らんわ。

126 :名無シネマ@上映中:2009/04/04(土) 20:43:06 ID:0mvv6zIw
全てのつじつまが合うように作られている映画じゃないから
疑問が残ったままで正解でしょう

127 :名無シネマ@上映中 :2009/04/04(土) 20:47:22 ID:xQsk3/NA
下着の件は、あの少年はミサの従者だから
ミサのために着替える際に置き忘れた。
それを手渡しで返すのも気まずいだろうからと
神父がロッカーに入れた、ということだと思ったけど。
当時は今とくらべて、下着に対する感覚も違っただろうし、
他人に見せられるものではなく、恥ずかしいものだっただろうから
不自然さは感じないけどなあ。

130 :名無シネマ@上映中 :2009/04/07(火) 23:50:39 ID:0qSYujnG
>>125 を書いたものだけど、ちょっと訂正。

神父が守ったのは校長の”嘘の証拠による追求”ではなく、
校長の”秘密”の方。
校長室の最後のシーンで、神父が聖書(?)の表紙の上に栞
にしていた押し花(赤と白だっけか)を載せたのは、
「貴方の秘密を判っている」というメッセージ。
赤は神父で白は校長。
#神父が進歩的という設定がここで効いてくるのだと思う。

無粋になるから”秘密”の中身は言わないけど、老シスターを
気にかける点や、神父に告解に関して聞かれた時に取り乱した
シーンなどは、この”秘密”が関係している。
メリルが演じるキャラの、あるエイミーとの会話シーンにおける、
あの学校の校長の言動としては、絶対にありえないセリフ
(あってはイケないセリフ)の意味を考えれば、自ずと
”秘密”の意味が判ると思います。

#レズじゃないよ:-)

131 :名無シネマ@上映中 :2009/04/08(水) 00:07:43 ID:IK5ay3PF
>>130
一応もう一つ判り易いヒントを挙げておくと、youtube にある
予告編の1:08-1:09のシーンが”秘密”の答えです。
ttp://www.youtube.com/watch?v=4ayqe_veM8E

135 :名無シネマ@上映中:2009/04/08(水) 22:06:59 ID:Vq9wOyuS
>>130

130さんが指摘している秘密のヒントの箇所は校長だけ十字架をきってない。
悪魔崇拝とか??そんな感じ?
でもそれだと老シスターを気にかけてることの説明にならないな。

141 :名無シネマ@上映中 :2009/04/10(金) 00:40:11 ID:Sz80eRKt
>>136
1:08-1:09のシーンは、135さんが書いてある通り、
ミサにおける神父の説教の終りに皆が十字を切って
いるのに、メリルの校長だけが十字を切っていない
場面です。
映画では、この後一人遅れて十字を切る訳ですが。

つまり、このシーンは、神父の説教(不寛容に対する擦り)
に気を取られていて、普通の信者なら当たり前の動作
である十字を切ることを忘れてしまっていること
(意識しないと出来ない)を顕していると思います。

勿論、メリルの校長は敬虔な「キリスト教徒」で、悪魔崇拝
という訳ではありません。
#シスターのエイミーから見れば悪魔崇拝に等しいかも知れませんが

整理するとメリルの校長は、

・飴や砂糖を避け、普通のシスターのエイミーからみても禁欲的
・「キリストの代行者」である教皇の写真が先代のものでも気にしない。
・神父を訴える時の遣り取りをみると、教会の権威は気にしていない。
・十字を切る習慣が無い 

となり、ここから出る答えは一つだけです。

さらに言うと、神父との対決のシーンで告解の経験を聞かれて
取り乱したのは、上記の結論から考えると、メリルの校長は
告解をしたことが無いので「秘密」を守るために嘘をつかざる
おえなかったからだと考えられます。

142 :名無シネマ@上映中 :2009/04/10(金) 00:59:30 ID:Sz80eRKt
>>141

なお、老シスターを気にかけていた理由ですが、
メリルの校長の「秘密」が、彼女があの教会に
本来居てはいけないものだからです。

つまり、同じように教会に居る資格の無い
老シスターが残れるようにすることで、
自分自身の罪の意識(居る資格が無いこと)
を軽減しているのだと思います。

144 :名無シネマ@上映中 :2009/04/10(金) 01:34:13 ID:Z0lh+QB7
プロテスタントってこと?

146 :名無シネマ@上映中:2009/04/10(金) 04:25:28 ID:pK7FBgnQ
そこまで深い意味はないと思うなぁ…
十字を切るのを忘れたり
老シスターをかばったり
先代の写真は
彼女の優しさや、厳しい反面抜けている所もあるという
彼女の性格を描いているだけなんじゃない?

148 :名無シネマ@上映中:2009/04/10(金) 04:38:10 ID:pK7FBgnQ
それに
プロテスタントであることをかくして
なぜカトリックの教会に 来たの?
なんかメリットある?
シスターになりたかったから?  
同じキリスト教徒でも
他の宗派に行くなんて考えられないよ

147 :名無シネマ@上映中:2009/04/10(金) 04:37:30 ID:uZaGXCsy
神父がメリルを守ろうとしたという意見には納得できないな。
メリルが言う虐待の「証拠」とは、「鼻血少年が手を引っ込めたこと」でしかないと知った神父は
急に強気になって「あんたを辞めさせる」とか言って上役に手紙を書き始めるよね。
そこでメリルが「前任校のシスターに電話した」というハッタリをかます。
すると神父は「主任司祭を通すべきだ!」と動揺して、結局移転願いを書く。

つまり神父はメリルを守る気なんてない。相手が証拠を掴んでないと知って高圧的に
追い落としにかかったところ、思わぬジャブ(「シスターへの電話」)を食らって
諦めたというわけ。神父が前の教会で虐待をしていないなら、「潔白なのだから、
誰に聞こうと私が虐待をしたなどというはずがない」と堂々としているはず。

149 :名無シネマ@上映中 :2009/04/10(金) 06:48:28 ID:Sz80eRKt
>>146
先代の写真に関しては、シスターのエイミー
に注意されても変更していない。
現世の「キリストの代行者」を、カトリック
の信者、ましてカトリック学校の校長が
そう扱うとは考えがたい。

>>148
生きていくため。
戦争で夫を無くしたというセリフに注意。

>>147
校長室の最後のシーン。
赤(の花)はカトリックの象徴。
白はプロテスタント。
時代背景的にはプロテスタントではなく、
カトリック最初の大統領のケネディ。

152 :名無シネマ@上映中:2009/04/10(金) 22:50:55 ID:uZaGXCsy
>>149
赤はカトリックで白はプロテスタントの象徴というのは知らなかった。
でも色のシンボリズムは幅が広いから、赤は情欲(神父)、白は純潔(メリル)の象徴だとも言えちゃうわけで、
あんまり有効な根拠とは思えない。どちらにせよ、メリルのハッタリに対する神父の反応の怪しさは
消えないわけだよ。

それに校長になれるぐらい教養があるメリルなら、好き好んで修道院に入らなくても
他にいくらでも仕事はあるんじゃないの?普通の学校の先生とか。

まあ、教皇の写真のシーンではカトリックらしからぬ言動を取ってるけれど、
あの写真はガラスの反射を利用して生徒を監視するためにあるわけだし、
あとは謹厳実直なはずのメリルが意外といい加減だということを見せて、
観客の失笑を買ってるのかと思ったな。生徒から取り上げたラジオを校長室で
聞いてる場面と同じで。

231 :名無シネマ@上映中 :2009/05/27(水) 17:34:22 ID:6t0lF4IX
見た直後はイマイチって思ったけど考えれば考えるほど疑念が湧いてきてまさにダウトだ。う~ん深い。

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