ディア・ドクター | 2ちゃんねる映画ブログ

ディア・ドクター

【笑福亭鶴瓶】Dear Doctor ディア・ドクター【瑛太】
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1242797055/
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1 :名無シネマ@上映中 :2009/07/24(金) 12:46:51 ID:nYOBpkqq
2009年モントリオール世界映画祭のコンペティション部門へ出品作品

監督・脚本・原作:西川美和  「きのうの神さま」(ポプラ社刊)
音楽:モアリズム
撮影:柳島克己
出演:笑福亭鶴瓶、瑛太、余貴美子、井川遥、香川照之、八千草薫
公開日:2009年6月27日
上映時間:127分
公式HP:http://deardoctor.jp/

70 :名無シネマ@上映中 :2009/06/27(土) 20:03:02 ID:9b6V+A+I
キャスティングが秀逸。
そして、あの風景は大きなスクリーンで観てこその素晴らしさ。
瑛太って、丁寧な演技するのな。コイツの事見直した。

80 :名無シネマ@上映中:2009/06/27(土) 23:54:36 ID:+XqMcJeS
釣瓶はもちろんよかったけど、脇を固める役者たちみんないい演技
してたと思う。井川遥なんて見なおしたよ。

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106 :名無シネマ@上映中 :2009/06/28(日) 18:33:58 ID:wU3GksLu
鶴瓶、瑛太、余、八千草、井川、香川、ドンピシャなキャスト。引きづる映画。

83 :名無シネマ@上映中 :2009/06/28(日) 01:02:04 ID:0/57VJn8
さっき観てきた
ラストのシーンさえなければいい映画だった
蛇足の典型だと思う
返す返すもあのシーンさえなければ・・・

84 :名無シネマ@上映中 :2009/06/28(日) 01:07:01 ID:cBvl3xqn
ラストのシーンはいるでしょ。
良かった

101 :名無シネマ@上映中 :2009/06/28(日) 17:31:00 ID:Ez5Ht/VW
見てきたけどよかった。
鶴瓶もよかったと思う。あの雰囲気は他の役者じゃ出せないと思うし
主役として十分。
ラストもよかったと思う。
今の空気を読んで、あえて、あのオチだろうけど
やっぱり映画見たあとはああいう気分じゃなきゃ

110 :名無シネマ@上映中 :2009/06/28(日) 20:53:19 ID:VPR8U2sD
冒頭で喉詰まらせたおじいさんのくだりなんだけど、
処置を止めたのは介護に疲れた家族の心情を伊野がくみとったの?
よくわからなかったんだが。

112 :名無シネマ@上映中 :2009/06/28(日) 21:01:42 ID:PGq3UnjP
>>110
そうですよ。
でも結局無駄でしたけどねw

117 :名無シネマ@上映中:2009/06/28(日) 23:38:24 ID:bVxsdqIA

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鶴瓶が逃亡した理由やラストシーンがよく掴めない。
鶴瓶は自分が警察に追われていると気づいているような描写はない。
自分が逃亡すれば村が無医村になり、八千草が娘の病院に行くと咄嗟に考えたのか。

119 :名無シネマ@上映中:2009/06/29(月) 00:07:17 ID:PlgOJBWb
>>117
「神様」の重圧に耐えかねたのさ

126 :名無シネマ@上映中 :2009/06/29(月) 00:41:16 ID:0VD83JPM
>>117
鶴瓶が逃亡した理由
鶴瓶は八千草との約束を守る、即ち嘘をつき通すならば
井川は八千草の死に目に会えない。
(1年後にしか帰ってこられないって言ってましたね)
しかしもし約束をやぶり真実を井川に告げるならば
自分が○医者だってことがばれる。
だから逃亡した。

162 :名無シネマ@上映中 :2009/06/29(月) 23:00:59 ID:UbQIn9R+
>>117
病状を娘に教えないというかづ子との約束と
約束を守るとリツ子が母の死に目に会えなくなる
こととの間の強い葛藤(終末医療のあり方ともいえる)
そして患者との約束を破り真実を伝え、"医者であること(偽ではなく)"から逃亡

公衆電話からのボケた父親への大学名入りのペンライト(医者としての象徴)を
盗んだことの泣きながらの謝罪の電話

あとリツ子の伊野が偽医者と知ってからの
「あの"先生"なら、どんな風に母を死なせたのかしら」
というセリフにすべてが凝縮されていると思う

最後の伊野はもう医者ではないので、
一人の人としてずっと気になっていたかづ子に会いに行くことができた

163 :名無シネマ@上映中 :2009/06/29(月) 23:20:24 ID:ZmWmBg+t
>公衆電話からのボケた父親への大学名入りのペンライト(医者としての象徴)を
盗んだことの泣きながらの謝罪の電話

このシーンが忘れられない

きっと父親にあこがれて跡を継ぎたいと願って、でも医者になれなくて
父親のコネで医療機器の会社に勤めるようになったのか
あるいは医療の世界に少しでも近い所にいようと思ったのかと想像してしまった

123 :名無シネマ@上映中:2009/06/29(月) 00:36:41 ID:HCV1wlIS
カナブンとか溶けたアイスキャンディーとか時折挿入されるインサートカットが大変よい

130 :名無シネマ@上映中 :2009/06/29(月) 02:45:00 ID:eQhIkeQg
一つ教えて。 
香川さんだけは鶴瓶の秘密をとっくの昔から知ってたってこと?
あと鶴瓶が緊急処置で患者を空気腔で抜くシーン、あの時に余さんが秘密に気付いたで合ってる?

あの後から鶴瓶が肩を落として、エレベーターに足を突っ込もうとした時の
真っ正面からのアップには胸が締め付けられたな。 
他にもいっぱい有りすぎて涙涙だった。

131 :名無シネマ@上映中:2009/06/29(月) 06:51:13 ID:PlgOJBWb
>>130
前から香川は知ってて、言い方は悪いが鶴瓶を脅してたんだよね。
極悪人じゃないから、自分とこの薬多めに引き取ってもらうぐらいだけど

132 :名無シネマ@上映中:2009/06/29(月) 06:57:31 ID:PlgOJBWb

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余は、偽物と断定したのかな。
気胸に気づける医者は少ないって大病院の先生も言ってたし、
昔からあの位のボロはちらほら出てただろうし。
「疑いをかなり強くしたけど、いつも通り見て見ぬふりした」ぐらいでは?

133 :名無シネマ@上映中 :2009/06/29(月) 08:51:24 ID:0VD83JPM
>>132
余は偽者って知ってたでしょ。
気胸に気づける医者は少ないとは言ってたけど
もし本当の医者なら処置は適確にできるはず。
余はどこに針を刺していいかわからない鶴瓶に指示してたんだから
医者じゃないことは知っていたと思う。
鶴瓶も余が自分が医者じゃないと知ってることに気づいていたと思う。

134 :名無シネマ@上映中 :2009/06/29(月) 11:35:28 ID:hdjKhIWX
瑛太とか他の人たちが偽医者だって知ってから
態度が変わるのは何となく理解できるけど
八千草さんは自分が頼んだって庇うかと思った
何で伊野のこと「何にもしてくれなかった」って言ったのかなぁ

405 :名無シネマ@上映中:2009/07/06(月) 06:51:39 ID:MH/OdXS0
二回目観てきて気づいたシーン。
八千草さんが刑事に「(伊野は)なーんにもしてくれなかった」と笑顔で語るシーン。
ちょっと引っかかってたんだけど、
伊野が夜初めて八千草の家を訪ねたシーンで、はっきりと八千草が伊野に、「先生、何にもしないでください」って懇願してた。
自分の中で非常にすっきりしました

141 :名無シネマ@上映中 :2009/06/29(月) 14:06:19 ID:226HUnQe
娘が刑事に言った「あの先生なら、どんな風に母を死なせたのか」って台詞

本当の医師である井川が、偽物と知ってからも先生って言ってたのが印象的だった。
思い出すと、もう一度観たくなる作品。

143 :名無シネマ@上映中:2009/06/29(月) 16:20:32 ID:T9QujMoR
正確に言えば、2000万円の報酬を貰っていたわけだけど、
都市部にいて同じ位稼いでるお医者さんが、あんな感じで患者さんと接しているかな?とは感じました。
ラストで瑛太が患者さんと、自分には彼女いませんから、と会話しているのはホットする場面でした。

144 :名無シネマ@上映中 :2009/06/29(月) 16:38:52 ID:0VD83JPM
>>143
瑛太はこの経験を生かしていいお医者さんになってくれるといいね。

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146 :名無シネマ@上映中 :2009/06/29(月) 17:18:11 ID:2BFnrtt1
観てきたけどいい意味でもやもやする感じの映画だった
やっぱラストシーンは賛否両論だわな、オレは好きだけどさ
あのままだとちょっと暗すぎる
 
つーか瑛太が村に馴染むの早すぎてワロタ
なんか溶け込むイベントの一つでもあった方がよかったんじゃね?

147 :名無シネマ@上映中 :2009/06/29(月) 17:44:03 ID:Z5EdnSLL
>>146
>瑛太が村に馴染むの早すぎて
同感。少しは葛藤のようなものが描かれてよかったのではと思う。
チラシには「伊野と好対照をなす」なんてあるけど。

148 :名無シネマ@上映中 :2009/06/29(月) 18:13:26 ID:eQhIkeQg
>>146
馴染むのハヤッ!
って少し思った。けど、
その地域の人間は外部を寄せ付けない特性がある。
もしくは
瑛太は脇だし、脇役の『そこ』を時間裂いて描くよりも
もっと主演の葛藤の方に当然時間を裂いたわけで。
準主役にもピント合わせちゃったら
本来描きたい部分が霞んでしまうからな。
しかも、ドラマではなく映画。 
2時間しかないからカットするべき部分はカットしないと。

149 :名無シネマ@上映中:2009/06/29(月) 18:36:14 ID:M68BPGs7
余が偽医者事件の首謀者
3~4年前高齢出産で生まれた子供が綺麗な空気の中でしか暮らせない身体
とてもじゃないが救命救急の職なんて続けられない(シングルマザーだろう)
そこで病院に出入りしていた器具メーカーの鶴瓶を泣き落としたか説得して偽医者誕生
余は子供の身体に優しい環境と雇用+資金を得られて万々歳
鶴瓶も神様仏様お医者様と持ち上げられて良い気分だったが
結局は八千草親子への良心の呵責に耐えられず、余の尻を叩いて村から逃亡

同伴だったんで俺は適当に見てたけど、バックボーンはこんな感じでいいのかな

150 :名無シネマ@上映中 :2009/06/29(月) 18:52:14 ID:0VD83JPM
>>149
鶴瓶は村に来る前にも医者としての勤務実績があるから
ちょっと違うと思う。

でも余がなぜ偽医者である鶴瓶をそのまま受け入れていたんだろうか。
鶴瓶がいなくなって代わりの医者がこなくなったら
自分の職もなくなるからだろうか。

151 :名無シネマ@上映中:2009/06/29(月) 18:52:33 ID:PlgOJBWb
余と鶴瓶は気胸の一件でお互いかなり落ち込んでたから
共犯ではないと思う

152 :名無シネマ@上映中 :2009/06/29(月) 19:00:40 ID:0zHr638u
必要悪みたいな感じで受け入れたんだろうな
最後に子供が喘息発作で苦しんでたけど形だけでも医者がいれば
それなりの治療ができるからね
いなくなったらああやって落ち着くまで耐えるしかなくなる
子供だけじゃなくて年寄りもね

159 :名無シネマ@上映中 :2009/06/29(月) 22:23:43 ID:glzJnlmo
釣瓶が来る前は無医村だったから
余は息子の薬も手に入らず、自分の職もなく釣瓶を利用した。
香川は自分のノルマのために釣瓶を利用した。
最初の爺さんのシーンであったように村としても釣瓶を利用した。
釣瓶も必要な役割を果たして、それぞれ互いに依存していたと思うよ。

釣瓶がエレベーターに足をつっこみかけた時、釣瓶は逃げようとしたと思う。
あのラストは他の町では、ありえなかったのではないかな
そこに希望を感じた

171 :名無シネマ@上映中 :2009/06/30(火) 01:13:03 ID:e8jXwPG1
面白かった
ゆれる、よりもよかった
キネ旬ベストテン入りは間違いないだろう
刑事たちの追求シーンは罪と罰を思い出させた
俳優も撮影も良い
3年もよくごまかせたな、という点や
刑事に対して誰もつるべえのフォローをしないのが気になったくらいか

176 :名無シネマ@上映中 :2009/06/30(火) 09:52:12 ID:+LsrYC0j
>>171
>刑事に対して誰もつるべえのフォローをしないのが気になったくらいか

オレもその点が凄く気になった。
あれはどうしてなのかなあ。

179 :名無シネマ@上映中 :2009/06/30(火) 10:49:23 ID:C1DpCOzN
>>171
>>176

>刑事に対して誰もつるべえのフォローをしないのが気になったくらいか

田舎の僻村ならではの、人間関係の密着度からすると、
あんまり異端的なことは言えないというような、
自己保身とか、人間の狡猾な部分なのかな?と思う。

鳥飼さんの場合は、伊野は本当の部分で支えだったから、
単純に自己保身とかではなかったと思うけど。
相馬も、一見保身のように見えるけど、最後の表情演技をみると、
「資格なんて本当のところ意味があるのか」って、小さな抵抗をしてそう。
実際父親に対しては幻滅してるところがあるのだし。

211 :名無シネマ@上映中 :2009/07/01(水) 21:00:01 ID:Wa7mIpKm
鶴瓶失踪を知った瑛太が放心状態で田んぼの中を探し回ってて
村人に「もうやめとけ」って言われてたけど、
あれはそれだけショックを受けてたってこと?

213 :名無シネマ@上映中 :2009/07/01(水) 21:07:23 ID:VP+H3jlU
>>211
白衣が見つかったのがその田んぼの近くだったからだと思われる

214 :名無シネマ@上映中 :2009/07/01(水) 21:12:25 ID:Gpp4t98K
>>211
私はきっと相馬は事故とかなんらかの悪い事態を予想したのだと思って観ていた
だからあんなに必死になって探したんじゃないかな

215 :名無シネマ@上映中 :2009/07/01(水) 21:19:33 ID:dOx7l34O
駅のホームのシーンが印象的だった。

1.偶然、同じ場所にいた(刑事は気づいていない)
2.刑事の尾行をまいた
3.刑事はあえて見逃した →そのまま捕まえない
4.刑事はあえて見逃した →捕まえる前にかづ子に会う機会を与えた

いろいろ想像できる。

217 :名無シネマ@上映中 :2009/07/01(水) 21:29:40 ID:KUzMVuNU
>>215
『ゆれる』のラストの再現になってるのが楽しい。

218 :名無シネマ@上映中:2009/07/01(水) 21:30:53 ID:ITc5pAr1
>>215
おそらく1だと思う
尾行してたら同じ売店で続けざまに買い物はしない

一番無いのは2
あの近さで見逃すのはあり得ないだろ~

222 :名無シネマ@上映中 :2009/07/01(水) 22:28:36 ID:Ipc/Wyov
>>215

> 2.刑事の尾行をまいた

つるべは自分を追ってる刑事の顔を知らないんじゃないか?
だからこれはなし。

> 3.刑事はあえて見逃した →そのまま捕まえない
> 4.刑事はあえて見逃した →捕まえる前にかづ子に会う機会を与えた

刑事はつるべのことを犯罪者としか捉えていない。
かづ子を被害者としか考えてない。
だからこれもない。


> いろいろ想像できる。

そうかなあ。
> 1.偶然、同じ場所にいた(刑事は気づいていない)
これしか考えられないが。

278 :名無シネマ@上映中 :2009/07/03(金) 19:37:16 ID:p4BFE4NT
あの駅のシーンは勿論刑事と鶴瓶の偶然のニアミスだろうけど、
ホームに列車が入って来る、列車停車せず3人の姿が見えなくなり、通過後鶴瓶のみ姿を消す。
通過時間は僅かなのに、鶴瓶の姿が消える演出意図は?
あの駅のシーンで俺は鶴瓶の自殺(列車飛び込みって直接じゃないにしろ、この世から消える事)を暗示してるのかと思った。
けど、ラストで登場したので、あの駅の妙な演出に戸惑ってます。はい。

234 :名無シネマ@上映中 :2009/07/02(木) 02:34:15 ID:u8sXGkKQ
俳優の抑え気味な芝居がたまらなくイイ!
そこに人間の内面をえぐり出す演出がたまらない。
斜め後ろからのシーンで人の斜め後ろの心情を表してるのが良い。 
また香川さんと鶴瓶の間柄やキャスティングが絶妙。 
瑛太をあえて使ったことで古臭さを一掃出来てた。
井川遥の演技はトウキョウソナタと同じだったけど、顔を隠しつつ泣き出した所は凄く良かった。 
はっきり言って今、こういうの観たかった。 
監督の力量と人柄が良く出てた。 
凄く良かった。

241 :名無シネマ@上映中 :2009/07/02(木) 07:42:48 ID:pB9i4gxI
香川と刑事が話していて、椅子が倒れるくだりは名シーン

242 :名無シネマ@上映中 :2009/07/02(木) 09:30:09 ID:GJEk+e9y
>>241
あれはものすごく分かりやすい説明だったw

363 :名無シネマ@上映中:2009/07/05(日) 08:35:04 ID:JlLlA1mZ
  鶴瓶が出ていってから、井川がひとりで写真を見てショックを受けていたけど、あれはいったい
どういうこと?最初の写真はニセで、後で見てたのが本物のガンの写真だった、そういうことなの?

364 :名無シネマ@上映中 :2009/07/05(日) 09:00:06 ID:hwTpZF6j
>>363
香川照之に胃カメラ飲ませたのは何のためだと思ってるんだ?

365 :名無シネマ@上映中 :2009/07/05(日) 09:16:27 ID:jiCtleoK
>>363
最初の写真は胃潰瘍の香川の写真。
そんなことも見落としてるのかよw

366 :名無シネマ@上映中 :2009/07/05(日) 10:07:08 ID:aIUVwcWE
>>363
鶴瓶が出て行ってバイクで走ってる途中に、
香川の車と会って、
香川に本物のガンの写真を渡したんだよ。
その写真を香川が井川に見せて、
井川が事実を知ったということ

370 :名無シネマ@上映中 :2009/07/05(日) 13:24:44 ID:FxIoVyrH
割りと最初の方で、香川照之がおばあちゃんの部屋で、
なんか悪霊退散!みたいな行動をしてたのは何故でした?
見逃してて気持ち悪いので教えてくださいませ・・・

372 :名無シネマ@上映中:2009/07/05(日) 13:35:28 ID:mMVVriMv
>>370
おばあちゃんの妄想を信じて行動に移したということでしょう。
あの後、「一人くらい味方がいてもいいでしょ?」みたいなこと
言ってましたし。

373 :名無シネマ@上映中 :2009/07/05(日) 13:44:06 ID:Zjkit0p4
あのおばあちゃん、演技なのか素なのかわからなくて、
伊野たちと一緒に固唾を飲んで見守ってしまった。

397 :名無シネマ@上映中 :2009/07/06(月) 00:52:15 ID:unJuz3iR
死ぬ事を考えろって声が聞こえるって妄想に取りつかれてるお婆ちゃんのシーン
その嘘にそのまま乗っかって付き合ってあげる香川
「やめとけ、拍車がかかるやろ」「一人くらい味方がいてもいいじゃないですか」
この辺も伊野と薬屋の関係性を暗示してるんだね
薬屋はなんだかんだで伊野の事評価してたんだと思う

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403 :名無シネマ@上映中:2009/07/06(月) 06:45:23 ID:MH/OdXS0
二回目観てきて気づいたシーン。最初の妄想婆さんちで薬屋が暴れた後の会話。
薬屋「ひとりぐらい味方してあげなきゃ」
伊野「あんな事したらよけい酷なるやろ」
薬屋「あれですか。医学的見地ってやつですか(笑)
伊野「お前。前からいっぺん話そうとおもてたんやけどな(怒)」
わかって観てると薬屋がイヤミ言ってる

330 :名無シネマ@上映中 :2009/07/04(土) 15:33:30 ID:ITUOMzWE
朝一で見て来た。
自分は病院勤務なんで、患者さんの反応が失踪前後で違うのは
大きくうなずけた。
自分の許容量を超えていっぱいいっぱいだったんだろうね、伊野は。
実話だとしてもあまり違和感がないよね、日本の過疎地の医療の現実。
資格があろうと無かろうと話を聞いてくれる誰かが欲しい人が
たくさん居るのが事実だし、資格や病院ブランドに振り回されている人が
たくさんいるのもまた事実だと思った。

355 :名無シネマ@上映中 :2009/07/05(日) 01:15:31 ID:yDLuO0Y7
医療って知識と技術だけじゃない。人の心に入っていけるコミュニケーション能力も必要だ。
しかしまた、知識と技術もやっぱり必要なんだよな。
西川監督はそのへんを、鶴瓶と井川遥の両極端を使って、上手く描いた。

358 :名無シネマ@上映中 :2009/07/05(日) 02:27:35 ID:yDLuO0Y7
八千草さんにとって最良なのは、鶴瓶の「医療」で静かに亡くなること。
でもそのニセ「医療」では、現実の痛みをどうにもできない。井川の本物の治療が必要。
だから理想は、大学病院に入院し、鶴瓶が看護をしてくれること。
ラストは、その理想状態が訪れたということじゃないかな。

361 :名無シネマ@上映中 :2009/07/05(日) 07:45:56 ID:hdjiuvc4
>>358
単に治療方法の問題より、故郷と家族の問題の方がでかいだろ
母は慣れ親しんだ土地で最後を過ごしたいんだよ。

しばらくの間、近くに娘が帰ってきてくれればいいけど、
それだと娘の幸福にはつながらない。
結局、皆にとって満点な状態なんてのはあり得ないから、
皆がちょっとずつ我慢して、娘のために母は多めに我慢して、
最後の時を過ごそうとしている。

359 :名無シネマ@上映中 :2009/07/05(日) 02:57:58 ID:JJrlOXXo
あの後、井川が八千草さんにどういう治療をしたのかは非常に興味があるな。八千草さんは抗がん剤治療などの延命治療は望んでない感じだったけど、井川の性格からして延命治療を諦めて、緩和ケア治療をするとも思えんし。

406 :名無シネマ@上映中 :2009/07/06(月) 08:47:01 ID:x+BJeHwl

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八千草さんが悲恋ものの落語の「立ち切れ」を最後まで聞けずに眠ってしまうってのは、落語の内容と違って死ぬ前にまた会えるって暗示だったのかな。

410 :名無シネマ@上映中 :2009/07/06(月) 10:58:40 ID:wW43Tqei
  >>406
あれ立ち切れ線香だったのか…
最後の場面は色々な解釈が出来るねぇ

411 :名無シネマ@上映中 :2009/07/06(月) 11:06:43 ID:wW43Tqei
「立ち切れ線香」ってことは、八千草と伊野を暗示すると共に
八千草の娘が一年来ないと聞いて、伊野が医者をやめる決断をした
ことの説明にもなってるのかな。

414 :名無シネマ@上映中 :2009/07/06(月) 13:08:28 ID:unJuz3iR
暗示の面もあれだけど、伊野がいなくなってからも鳥飼さんが「立ち切れ」をどんな想いで聴いていたのかを考えると切ないね
いたたまれず夜中玄関先に立って遠くに聞こえる原付の音に耳をすます…

412 :名無シネマ@上映中 :2009/07/06(月) 12:40:26 ID:Pz/ZPD0J
落語のチョイスはつるべのアドヴァイスらしいね

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