今日の不思議な一日について書きます。


皆さんもご存じかもしれませんが東京マラソンは藤原新選手が日本人トップの堂々たる記録で二位となりほぼ五輪当確となりました。


藤原選手は私の地元諫早出身でさらに高校の後輩にあたります.


恩師である諫早高校陸上部の監督である松元先生のお喜びもいかばかりかと思います。


順天堂大学卒業後、松元先生は当時私と同じ陸上クラブに入ってこられ走力の差をまざまざと見せつけておられましたが教職の道を選ばれた時点で自分は二の次、生徒たちを強くしたいという夢を第一に持たれていたと感じていました。


その後、結果として全国高校女子駅伝で全国制覇二回を始めとしてたくさんの名選手を育て上げられましたが今回はまた違った喜びがあることと思います。


また、藤原選手は前回の五輪の補欠、スランプ、スポンサー契約の打ち切り等たくさんの苦難を乗り越えて今回の結果なので本当にあきらめない頑張る気持ちを私たちに教えてくれました。



ところで不思議な話なのですが今日、藤原選手が走っている時間帯に生まれ故郷である諌早市多良見町で「スクールコンサート」と題してオーケストラが学校に出張し演奏されました。

最近音楽に熱中している私はこの日を楽しみにしていたのでマラソンは録画して行くことにしました。


場所は伊木力小学校で特別出演は琴海中学校音楽部で諫早交響楽団の皆さん方と和やかな中コンサートが進みました。

最後にアンコールで伊木力小の子供たちがオーケストラの伴奏で校歌を歌ってくれたのですが帰って録画を見終わり、彼の出身も今日行って来た地区だったと記憶していたので調べたら驚きました。


小中学校とも彼の母校ではないですか。

偶然とは言えびっくりしました。


後輩の校歌の声や演奏が聞こえたかのような激走ぶりでした。

五輪をねらうような人は周囲の人、地元の人、ファン等たくさんの方々に支えられ応援も熱いことと思います。

そんな力を糧にしてさらにロンドンの本番では全力を出し切ってくれたら嬉しい限りです。