段ボールにして80箱ぐらい。
1箱に30冊ぐらい入っているとして2400冊。
たぶん2000~3000冊ぐらいになるだろう。
フランソワーズ・サガンに始まり、カミュ、ランボー、サルトル、デュラス、バルト…
三島は文庫の山と、全集の不完全な揃えとか、
芥川の全集や「失われた時を求めて」。
学生時代の濫読の記憶と、酒と紫煙の追憶。
そして、村上春樹と村上龍はほとんどの単行本。
宮部みゆきや手塚治虫や環境問題や「このミス」に芥川賞に本屋大賞。
社員や知り合いに「欲しいのがあったら持って行っていいよ」
と言っても、まだ減ったのは100冊ぐらい。
13日に買い取りに来てもらえることになった。
「もったいない」と言われるけど、
たぶん、新しいことを始めるのに
古い衣装はちょっと重いように感じてしまう。
「また読みたくなるよ」と言われるけど、
そのときには、本当に必要なら、また買えばいい。
かっこ良かった時代のBRUTUSも結構な数。
80年代に雨後の筍のごとくできた雑誌の創刊号たち…。
雑誌を編集したい、というボクの想いの原点。
ようやく、そこから離れられるのかもしれないな、と…。
昨年から始めた大精算も、かなりフィニッシュに近づいてきた。
本棚を変える、というのは、
ちょっと気持ちいいものだ。
さ、本屋のカバーをはずさなくちゃ。