思いがけない贈り物&蟹カニセンベイ

　エヴァ･へラー作　　ミヒャエル･ゾーヴァ絵

　講談社

これは、子供というより大人のための本。挿絵がすてきなので、絵本といってもいいかも。

挿絵の「ミヒャエル･ゾーヴァ」というイラストレーターの絵が好きで、最近この人が挿絵を書いた本を何冊か読んでいます。

このミヒャエル･ゾーヴァというドイツ人画家は、子供むけではフランスの映画「アメリ」やアードマンの映画『ウォレスとグルミット野菜畑で大ピンチ』のコンセプト･アートをやって有名なひとです。

あたたかいのに、ちょっと辛口なところが大好き。

この絵本は、クリスマスの夜が終わりかけのサンタさんのお話。

マジメなサンタさんは、なぜかひとつだけ残ってしまった人形をだれかほしがる子にあげようと、夜中にこどもたちの家をめぐります。

でも、今の子供はおもちゃをいっぱい持っていて、どの子も地味な人形なんて大事にしなさそう。

めぐりめぐって、人形が行き着いたのは・・・？

「幸せって思いがけないときにやってくるもんね」。

予定された幸せなんて、ないもんです。

これは読み聞かせできるかなー？

小学生になって、自分で読んで欲しいなぁと思う本です。

で。

今朝、実家から届いた荷物のなかにあったのは・・・

蟹まるごと、「玉子ガニセンベイ」！！

ぎょえええええええーーー！！！

アカイシガニというサワガニみたいな小さいカニを、カラリとあげて醤油と味醂で味付けしてある　姿おせんべい。

め、目があうよーー！！

こえええええ・・・・・・・・・

と思いつつ、ポリポリいけてしまうお味です。

カニ、おいしいっす！

息子は　ハサミだけ集めて食べていました・・・・

いやー。思いがけない贈り物でした（笑

こちらの贈り物はお待ちしております♪