やっと絵本についてのことが書けます(笑)


今日は今年のクリスマスにサンタさんが娘へプレゼントしてくれた

『ゆきのひのうさこちゃん』という絵本の紹介です。


絵も文章もシンプルなのに、とっても素敵なんです。

絵もくっきりして、遠目でもわかりやすいので

冬の2歳向けくらいのおはなし会で読んでも楽しいです。


最後のページのうさこちゃんが窓から外を眺めるときの表情なんて

まさしく絵が物語っています。

訳も優しく穏やかな口語ですごくいいですし

絵もきちんと物語っており、無駄がありません。


ねんねに繋がる絵本なので

寒い冬のねんねの前に、お子さんに読んであげるのもいいですね。


うさこちゃん?ミッフィーじゃないの?


と思う方もいるかもしれません。


ミッフィーの名前は講談社から出ている

ブルーナ(うさこちゃんの生みの親)の絵本で

福音館書店から出ているものは、ミッフィーは

「うさこちゃん」という名前になっています。


この名前、子ども目線でいいですね。


このシリーズはたくさん出ているのですが

中でもイチオシなのはこれです↓



『ちいさなうさこちゃん』『うさこちゃんとどうぶつえん』

『ゆきのひのうさこちゃん』『うさこちゃんとうみ』の4冊が入っているセットで

女の子の出産祝い、誕生日、クリスマスプレゼントにもよさそう。


この4冊はハズレがなく、4冊とも訳は石井桃子さんなので

読んでいるとリズミカルで温かな世界が広がっていきます。


最初から4冊セットではもっていませんでしたが

結局今回の娘のクリスマスプレゼントで4冊全部そろいました。


1才からと書いてありますが、内容は2才くらいからの方が

わかるようになると思うので、2才の誕生日とかでも十分です。

うさこちゃんの絵本は年齢別に分けられているので購入時、子どもの年齢に合った内容か確認してください


年齢が上の子向けの絵本の方が長く読めるからいいわ!


と思い、2才3才からのをいきなり買わないで

まずはこの1才からの4冊の中から選んでみてください。


うさこちゃんシリーズは松岡享子さんが訳したものもあります。

けれど、小さい子に初めて読むなら石井桃子さんの訳をお勧めします。


松岡享子さんもとても素敵な本を書いている方なのですが

うさこちゃんに関しては、石井桃子さんの訳し方の方が

小さい子にはしっくりくるように思います。


立ち読みでなく、図書館で借りてでもいいので

声に出して読んで、比べてみてほしいです。



初めてのうさこちゃん絵本なら、やっぱり『ちいさなうさこちゃん』かな。

マタニティから楽しめる内容なので

妊娠中からおなかの赤ちゃんに読んであげてもよさそうですね。


娘は『ちいさなうさこちゃん』と『うさこちゃんとどうぶつえん』が

動物がたくさん出てくるので気に入っています。



うさこちゃんシリーズは図書館にもあるので

何冊か借りて、気に入ったものを買ってあげても喜びそうですね。


私は息子の出産祝いの時に『ちいさなうさこちゃん』を友達からいただき

そこからうさこちゃんシリーズにハマりだしました。


絵本をいただいてから7年経ちますがまだまだ現役な絵本。

良質な絵本と出合うきっかけを作ってくれた友人に感謝です。