辻外記子】厚生労働省は16日、原爆症認定制度の新基準を決めた. 認定範囲が限られていたがん以外の病気について、心筋梗塞(こうそく)や肝障害は爆心地から約2キロ、白内障は約1・5キロまでの被爆を積極的に認める. 認定範囲は拡大されるものの、がんの約3・5キロに比べて小幅にとどまり、訴訟を避けるため抜本的な見直しを求めてきた被爆者側は抗議声明を出した. 核といのちを考える 厚労省の被爆者医療分科会で了承された. 新基準は今後の認定審査で使われ、旧基準で却下された人の再申請も受け付ける. nteramitox これまでは事実上、心筋梗塞が1・5キロ、肝障害が1・3キロ、白内障が1・4キロほどの範囲に限られていた. バスケットシューズ 激安 旧基準は3・5キロ以内としていたものの、がん以外は放射線が原因の場合との条件がついていたため、裁判でようやく認められるケースが相次いでいた.