2020年、こんなにも、誰にとっても、まぁまぁ平等に激動な年って、なかなか無かったのではないかと思います。
そんな2020年が終わる前に、今年の書きかけの記事をアップしたいなと思います。
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わたしには根性があるそうです。
『どうやったらお店って持てるんですか?』
と、Aさんが 手づくり作家さんBさんに聞かれたらしい。
その話しの中で、わたしのことが話題に上がったそうです。
どうやら、わたしは一見か弱い系女子に見えるらしい。
一人では何もできなさそうで、
数字にも弱くて、
鈍臭くて、
簡単にいうと自分では何もできない、
それどころか、何も決められないようなタイプに見えるのだと思います。
(実際、そうでした。)
そんな人が、まさか自分の店を持つなんて!!
お店を持った頃、結構な人数の人から、
あり得ないことが起こったと、びっくりした!と言われました。
わたしとしては、そんなにびっくりされたことに、驚きましたけども。
『その行動力はどこから来たんですか?』
別に特別な才能があったわけでもないし、潤沢な資金があったわけでもない。
Aさんに聞かれて、初めて自分の中の『根性』というものに気づきました。
『根性、でしょうか』
この『根性』、どうしてわたしの中で育ったのか、めちゃくちゃ心当たりあります。
こんなにも、父親に感謝したことはなかった。
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独裁政権、独裁国家、独裁者、
小学生の時、社会の授業で初めてこの言葉を知り、先生の説明を聞いたとき、
我が家やん!!
と思い絶句したわけですが、昔からそう思わせる存在の父。
わたしの根性は、父が育ててくれたのでしょう。
今ではすっかり丸くなって、あんなに大声で怒鳴ることが出来たのも、若さと元気があったから。
父もきっと、理想と現実のギャップにイライラしてたのでしょう。そして、寂しかったのでしょう。
(この辺の気持ちの和解は、もう20年も前に済んでいます。)
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最初のAさんに、
『根性が無いとお店はできないのですか?』
と聞かれて、
『根性なんて無くても、お店はできますよ』
と答えました。
『根性なんて無くても、お金さえあればお店でもなんでもできますよ』
と、自分で言って、あぁそうか、わたし、お金も無かったから、根性がついたのかと気付きました。
『根性って売ってないんですか?根性欲しいです。根性売ってください。』
って、半分冗談のようですが、そんなこと言われて、わたしも、根性、売れるものなら売りたいなと思いました。
『根性』に需要があるなんて、思いもしなかった!
お金で買えない『根性』を、スパルタにつけてくれた父。心から感謝します。
そして、泣くことさえも耐えたあの頃のわたし、
よくがんばった!!
泣いたら、泣くな!ってさらに怒られたからね。
偉かった!
よくがんばったね。
あなたはちゃんと幸せになれるからね。
って、辛い時ぐっと堪えていたわたしに教えてあげたい。
人生万事塞翁が馬。
🌱🌱🌱
お陰様で、
奈良町で、めでたく芽を出しました🌱
Medete-yayaco∞ya-(メデテ-ヤヤコヤ-)
どうぞよろしくお願いいたします
Medete-yayaco∞ya-
メデテ-ヤヤコヤ