こんにちは。板橋妙齢会会長のえがりんです
常々「現代の日本人は歴代の中華皇帝よりうまいもの食ってる」
とお嬢さん方にうそぶいてきた僕ですが(´・ω・`)ソウダッケ?
この認識は誤りだったのかもしれない。
まあ、和洋中のバリエーションの豊富さの楽しみを考えれば、
中華皇帝より口福なのは間違いないとは思うけど(`・ω・´)
こんな出だしで、お嬢さん方の期待値をもりもりあげておりますが、
うまいのです。ここ。うまいのです(`・ω・´)
チャイナハウス 龍口酒家(リュウコウシュカ)
(ドアの表示曰く、中国漢方料理)
食べログ作った人は”ロンコウチュウチャ”とルビを振ってるけど、
ぐるなびとフェイスブックの記載は中の人がやってるんでそっち信じた方がいいと思う。
"皇帝の為の薬膳料理"というジャンルなのに、6000円くらいで楽しめる(`・ω・´)!
板橋価格と味に慣れてしまったお嬢さんにも安心してオススメできますよ(`・ω・´)
こちらのお店はメニューやコースというような概念がなくて、
お任せでバンバン出してくるタイプ。例えると、
うちでワイン会やる時にサラダやら肉やらパスタやらを注文を聞かずに作り続け、
あ、そろそろお腹いっぱい?じゃあ〆にしようか(`・ω・´)というやつのお店版。
参考までに、ぐるなびのシェフプロフィールから一部紹介。
・得意ジャンルは皇帝の為の薬膳料理「皇膳料理」
・「おまかせ料理」を始めたのは「色々なものを食べてほしいという想いから」
・季節の野菜が使用し、できる限り調理する直前に素材を切ります。
※ぜひぐるなびのシェフ紹介を読みに行っていただきたい。
https://r.gnavi.co.jp/945a0tce0000/chefpersonal/qop4cy/
確実に現地系だと思っていたのだけどシェフの石橋氏も、他のスタッフさんも全員日本の方。
(もしくは日本語すげーうまいのかもしれない)
そして、無化調。
ほんとにうまい店は無化調をウリにしないという法則があってだな(´・ω・`)シランガナ
ということで、メニューなしで、次から次へと料理がやってきた!
今回は12人くらいで誕生会に利用。写真は4人前、デス!油断怠慢すなわち怠惰。
最初は前菜の盛り合わせ的な肉。
大山鶏のローストチキン+プチトマトとカブの酢漬けのようなものとシャンツァイ。
この肉がうまいのは当然として、プチトマトがたぶん漬物?
最初の1皿で、「お通しがうまい店は何食ってもうまい」の法則と同じものを感じた。
パクチーと気付かず食べて「パクチーじゃねぇか!」とまた椅子から転げ落ちそうになった。
メニュー的には中華だからシャンツァイ (香菜)と書いたが・・・
こいつはほんとパクチーだったりコリアンダーだったりとまったく・・・
いや、僕、パクチー食べられるけどね?食べられるけど(´・ω・`)
エビは高級店仕様みたいに、背中に切れ目を入れて逆さまになっている。
これは食感がいい。表面の皮が内側になっているからだろうか。
単純にプリプリというのとは違う、何か。
そして、味付け自体が普段食べているエビチリではない。
もはやこれはエビチリなのだろうか(´・ω・`)エビチリデス
辛いにしても、マイルドであり、うまみがあり、もっとくれー状態。
端っこを中心にゴマのようなものが入っていてサクサク食感。
軽く炒ったゴマかと思ったのだが、単品で食べてみても「ゴマ・・・?かな??」
という感じで、ゴマらしき風味を感じる気がするんだけど弱くてよくわからず。
続いては炒め物。ザーサイ(漬けてないやつ?)と野生のイノシシ。
広東風な感じ?
雰囲気としてはよく出会う中華の炒め物のようであるが、
食べると優しい味で旨みがいっぱいで、思っているものより1ステップうまい。
なんだろうなー他の中華料理人たちはなぜこの味が出せないんだろうなー
何食べてもうまい(`・ω・´)
ここは味にしてはお安いわけだけど、
高級中華ってこんな感じなんだろうか?(たぶん違うんだろう・・・)
高級店といえば、とある店の北京ダックコースしか食べたことないけど、
そこで大きく失望してしまって以来、中華食べるなら庶民の味方、一球へ!となっている。
他の店も頑張ってるだろうに、このお店のこのうまさはいったい何なんだろうな。
産後に!お肌に!良い!と言われているこの草。
産後でなくても女性にオススメですよ、とのこと。
男どもは(´・ω・`)であるが、読者のお嬢さん方にはぜひ(`・ω・´)
やや癖がある草なのだが、エビのインパクトで締まるようである。
(加賀野菜は金沢市農産物ブランド)
続いて、えび。車海老の美味しいのいきますよーとの掛け声とともに。
このエビ。めちゃくちゃ柔らかい。殻付きでそのまま食べられる。
好みによっては頭もそのままいける。
ボイルを思わせる、軽い感じの素揚げで、絶妙な仕上がり。
温度と時間なんだろうなぁ、これがプロのテクニックですよお嬢さん(`・ω・´)
このタレがうまい。ちょいと山椒が効いていて、
この手の海老がどちらかというと苦手な僕もいっぱい食べちゃいましたよ(`・ω・´)
高い海老って、うまいんだよなぁ。
先に挙げたぐるなびリンクからみていただくと、
「丸鶏とスッポン、朝鮮人参、搾菜、生姜、ニンニク、ナツメ、唐辛子、長ネギなど、厳選した食材を弱火で8時間煮込んでから漉す」と、これになるらしい。
とにかく、優しい味で、後半に出てくると落ち着く一杯。
この手の込んだスープ・・・無化調でうまいスープを作ろうとすると、
こんなに大変なんだなぁ、というのがわかるいい例だと思いますよ、お嬢さん。
こちらは味付けは先のザーサイの炒め物に近いような感じだが、これがまたうまい。
ハマボウフウは海岸に生えてる草だそうで、セリ科。
そして淡白なナマズは、炒められて油が回ってちょうどよい感じのバランスに。
さて、続いて、残念ながらもう〆に突入。
ちょっと、お花を摘みに行っていたら分けられてしまった(´・ω・`)
御覧のとおり、フワポロですよ。
もちろん読者のお嬢さん方のフワポロも大歓迎ですよ(´・ω・`)シランガナ
そして、里麺(リーメン)と呼ばれる、お腹一杯でも食べられる通称別腹そば。
クロレラを練りこんだこの麺。
こちらの〆の名物ですが、クロレラ感はよくわからなかったが、
さっぱりした塩やきそばで、なるほどこれは別腹だ(`・ω・´)
そんなこんなで、7品+〆、という平均どおりの食べっぷりだった我々。
どちらかというと、飲みすぎたせいで食べられなかったのかもしれないが・・・・
いやーうまかったなぁ(`・ω・´)
さて、最後に店内とかメニューとか。
そして、テイクアウトメニューもあるらしい。
(書き忘れていたが、ランチもあって、そちらはおまかせではなく注文制)
酒はこんな感じで、飲みすぎると危ない価格帯。(飲みすぎたが)
我々は紹興酒デカンタ中1と大を2つ?3つほど投入したのだが、
最後は頑張って飲み干す感じになった。
あの絶品料理の数々とこれだけ飲んで、1人7000円程度?
破格!
飲まない集まりだったら、4000円切るのでは?
酒家に飲まない人がこようとは思わんだろうけど(´・ω・`)
外観はこんな感じ(ビルの中に入っている)
チャイナハウスと、龍口酒家、看板によって主役を変えるのはやめてほしい(笑)
御覧のとおり、この龍口酒家以外のゾーンはちょっと寂しげである。
後だしであるが、こちらは幡ヶ谷駅直結の駅ビル?である、
ゴールデンセンタービルの地下に入っている。
そして、6階~12階は「ゴールデンマンション」(´・ω・`)シランガナ
逆側にも入口があって、こちらには漢方っぽい食材が並んでいたりする。
写真は開店前だが、オープンするとサッシが開いて厨房が見えるようになる。
訪問したくなってしまったお嬢さんのために、
1階、地上。外からみるとこんなビル。ちょっと地方都市というか、昭和というか。
新宿から徒歩35分程度。時間があればお散歩でも・・・・
でも新宿の甲州街道沿いは、歩いても楽しいものほとんどない(´・ω・`)
一本裏かな?住宅街だろうけど(´・ω・`)
美味しいお店の後はいつも思うこれを書いておきます。
「今後は中華開拓もありかな。ハズレに当たりそうだけど(´・ω・`)」