つもりつもって何もない | 笑口元気のチャンス!チャンス!チャンス!ブログ

つもりつもって何もない

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花巻東高校野球部佐々木洋監督のお話です。


野球では、単純なミスが良く起こる。


いわゆるボーンヘッドといわれるものだ。


そういうプレーは、大きく試合の流れを変えてしまう。


「よく報連相といいますけど、ウチは報連相確確と言っています。報連相のあとに確認、再確認しなさいと」


「ベースを踏むのも、1回踏んで、もう一回踏むくらいのつもりでいろということです」


「送りバントで二塁に行ったランナーが、相手の「ファウル、ファウル」という声にだまされて一塁に戻ってタッチアウトとか」


「そういうことがないように確認して、再確認だと」


「人のことを疑えというわけじゃないですけど、チームメイトに聞いても不安なところがあれば、審判に聞いてもいいんです」


「試合が雨で中止というのは、悪いけど、流石先生から聞いても信じません」


「人から聞いた話で誤報の可能性もある」


「他校の部長から『中止じゃないか?』と言われてもまだ信じない」


「中止だと思って、一回気が抜けて、もう一回入れようとすると絶対失敗しますから・・・」


ボーンヘッドで負けることほど情けない。


技術も能力も関係なく、誰でも徹底できることだからだ。


そんなミスで負けた時の後悔は普通に負ける何十倍にもなる。


高校野球はトーナメントの一発勝負。


だからこそ、慎重になる必要がある。


「とにかく確認、再確認する。やったつもり、言ったつもり、踏んだつもり・・・」


「つもりつもって何もない。仕事は報告までして完了だと話しています」


「やりっぱなしはダメ。上の人に『あの件どうなった?』と言われるようじゃダメ」


『やりました、できませんでした』まで報告をして完了なんです」


確認は何度してもやるすぎということはない。


確認、再確認。


ボーンヘッドをなくす意識のないチームは常勝チームになれない。




確認して再確認する。


本当に大切な事です。


防げるミスは出来るだけ防ぐ。


強いチームの鉄則です。