若手職員の研修でのことです。
テキストの中に、“質問の仕方”について課題があります。
上司である園長先生や先輩の先生に質問をするとき、どのような訊き方をしたらよいでしょうか。

「保護者から、このような要望がありましたが、どうしたらよいでしょうか？」
これでは、上司に丸なげしています。
質問をする時には、次のポイントを意識しましょう。

【質問の仕方ポイント】

①目的を明確に＊何のために話すのかが、相手にわかるように

「保護者からのご要望について（～の件で）、ご相談があるのですが、今よろしいでしょうか？」

②事実を明確に＊事実は6W3Hに当てはめて、推測や伝聞と分けて

【6W3H】いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、誰のために、どのように、いくつ、いくら
「昨日のお迎えの際に、○○ちゃんのお母様から、このようなご要望（できるだけ具体的に）がありました。」

③自分の考えを持って＊上司・先輩が判断しやすいように

×丸投げパターン「…このようなご要望がありました。よろしくお願いします。」

×責任逃れパターン「…このようなご要望がありました。どうしたらよいでしょうか？」

○「…このようなご要望がありました。私はこう考えますが、どうでしょうか（よろしいでしょうか）？」

質問の仕方で、どれだけ仕事を理解しているか、相手への思いやりがあるか、判断力があるかなど、上司はあなたの成長を知ることができます。

職員同士が快くスムーズに仕事を進めること（ES従業員満足）が、保護者や取引先などご利用いただいている皆さまへのCS向上（顧客満足）につながります。

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質問の仕方ポイント【訊くスキル】