2020年の環境白書で、「気候危機」という言葉が初めて使われた。

白書では、地球温暖化の影響とみられる災害が世界各地で起きていることなどから

「もはや単なる気候変動ではなく気候危機」と記述し、脱炭素社会への移行が必要だとした。

そのうえで、再生可能エネルギーの導入のほか、

プラスチックの使い捨てをやめるなど、1人ひとりの行動を変えることも求めている。

小泉環境相は、「多くの人と危機感を共有し、社会変革を促していきたい」と述べた。