我が家のままごとみたいな家庭菜園、

日々収穫したてのお野菜が食卓を彩ります。

 

一昨日は、春菊とスナップエンドウの天ぷら、

春の風味たっぷりで美味しかったです。

昨日はからし菜とレタスのサラダ。

無農薬の新鮮な野菜は何とも言えません。

 

スナップエンドウは、毎年植えていますが、

今年初めて、そら豆を植えてみました。

たった4株ですが、

今年の初めごろから花がつき始めました。

今までそら豆の育つ様子を、身近で見たことがなかったので

花がどんな風に実になっていくのか楽しみでワクワクしていました。

やっと今朝、小さい実を発見!!!

あ~~こんなにして、実になるんだと、感激です。

 

 

 

★今日の孫の短歌(31年2月20日)

誕生日 パパとママに 感謝の日 この世に生まれて 僕は幸せ

 

2月13日は孫の12歳の誕生日でした。

誕生日に、孫はこんな短歌を作りました。

 

 

誕生日の2~3日前に孫から電話がありました。

 

「もうすぐお誕生日だよね。おめでとう。

誕生日は、どんな日なの?」と尋ねると、

「わかってるよ、ばあば。

パパとママに生んでくれてありがとうを言う日だよね。」

 

去年お正月に遊びに来た時、

孫が生まれた時、パパやママがどんなに喜んだかということ、

そして、私たち周りのおじいちゃんやおばあちゃんまで

とても幸せな気持ちになれたこと、うれしかったことを伝えました。

 

一年前に話したこと、孫は憶えていました。

 

 

これからも、

私が自分の子供たちに伝えてこなかったこと、

そして、年を重ねたからこそ分かったことなど

折に触れて、孫に伝えていく私の新しい役目、

また一つ見えてきました。

 

★今日の独楽吟(31年1月30日)

 

楽しみは 絵手紙描いて 脳刺激

    心華やぐ 色のせるとき

 

(左手で初めて描いた絵手紙)




私は子供の頃から、右利きです。

字を書くことも、お箸もはさみも包丁も全て右手を使います。



夫が急逝して間もなくの頃でした。

部屋の中で滑ってしまい、とっさに右手を床につき、

手首を骨折したことがあります。

手首にプレートを入れいれ固定する手術を受けました。

しばらく右手を使うことができませんでした。

当時の私にとって、

・車の運転ができること、 

・パソコンができること

・プールで泳げること 

・字が書けることは、 

前を向いて生きることでもありました。

やりたいことが何にもできなくなり、とても落ち込みました。



そのころ、絵手紙を習い始めたばかりで、

机のそばには、絵手紙がすぐ描けるように、

道具が置いてありました。

字さえ左手で書いたことがないんだから、

絵なんて描けるはずないし・・・



二日後、左手で恐る恐る筆を取ってみました。

案の定、線は振るえるし、

絵具もはみ出してしまいます。

それでも何枚か描いているうちに、少しずつ慣れていきました。よく見ると、右手で描いたものとは違った味があります。

思いもよらない事でした。



やったことがないことを「できない」と思い込み、

1~2回やってうまくいかなかったことを

「苦手」と思い込んでいた私。



私の思い込みが外れた瞬間でした。



今では絵手紙は、独楽吟とともに、私らしさを表現する

一つのツールになりました。



まだまだ私の中にあるたくさんの

「できない」「苦手」を少しずつ、

おもしろい→好き→得意

に変えていきたいです。

 

楽しみは 前を向いてる 足の指 

        指に倣って 前を向くとき

 

年を重ねたり、病気をしたりすると、
この前までできていたのに、
出来なくなっていることがいろいろあります。

これからの人生は、
愛する家族を亡くしたり、
仕事、体力、記憶力、自信など、
今まで大切にしてきたことを、
少しずつ手放していくことなのかもしれません。

無力感や孤独感を感じる時もあります。

でも、衰えて、手放して、
少なくなっていくことばかりでもないのですね。

手放すのと引き換えに、手に入ったものもあります。

一番たくさん手に入ったものは、
自由に使える時間です。
最近新聞や本を読む時間が増えました。
ありがとうノートを書く時間は、
自分と向き合う時間です。
ガーデニングを楽しむ時間は、
エネルギーチャージの時間です。

どれも愛おしい私の大切な時間です。

 

楽しみは ポトリと落ちた 落ち椿 水に浮かべて 二度愛でる時