久しぶりに就活について書きます。


厳しいとは聞いていましたが、想像以上です。

私は関西でサマクラを実施する事務所の大半に応募しました。

ロースクールの成績は中の上くらい、短答式の成績は結構良い、という感じなので、サマクラに応募すれば面接にはほぼ確実に呼んで頂けます。

しかし、サマクラに採用されるまでにはなかなか至りません。

幸い、1つだけ、大阪のある事務所のサマクラに採用されました。


思い返すのも嫌ですが、敗因を分析しなければ進歩しないので、ここで恥をさらしましょう。

原因

①面接での態度

②履歴書、エントリーシートの内容が薄っぺらかった

③面接後にお礼メールを出さなかった

④サマクラの応募が締め切りぎりぎりだった

などなど


①面接での態度について

要するに私は研究不足でした。

私は当初、「素の自分でいこう」という方針で臨みました。これが最大の敗因だと思います。

というのも、私は(自分で言うのも何ですが)割と度胸が据わっている方で、面接ではほとんど緊張せず、いつもの感じで話してしまいました。それが軽く見られたのではないか、と。

また、質問に対する回答も適当にやってしまいました。「何故、弁護士を目指すのか」と聞かれて、「そうですねぇ~大阪でずっと住みたいからですかね」などとうっかり本音を答えてしまいました(検事などは転勤があるから嫌)。しかし、これは全く答えになっていませんね。

もっと用意周到に臨むべきでした。いくつか落選してさすがに落ち込み、面接本などに目を通した結果、私の敗因は①面接での態度だろうと気付いたのでした。


②履歴書、エントリーシートの内容が薄っぺらかったかもしれない点

私は結局何故弁護士になりたいのかと真剣に考えることを疎かにしていたように思います。

本音を言えば、「弁護士って何か格好良い」「頼りになる」「収入が割と良い」「好きな仕事ができる」「転勤がない」「司法試験という難関を突破してみたい」「法律の勉強が面白い」といった薄っぺらい動機しかないのです。周りのみんなもそんなもんなのかもしれませんが。

しかし、本当にそうだったのか、どうなのか。

私は大学時代法律相談所クラブにいました。相談で人の役に立てて嬉しかったので、これを仕事にしたいと思ったのかもしれません。

あと、自己PRも不完全だったと思います。私自身は野球部で主将を任されるなど、短い人生ながら割と貴重な経験をさせてもらったので、叩けば色々でてくるはずなのです。しかし、じっくり回想してみるわけでもなく、適当に書いてしまったように思います。そういうわけで、自己PRは何度も書き直し、一応納得がいく形にはなりました。ただ、時既に遅く、サマクラの応募はもうほぼ終わっています。


③面接後にお礼メールを出さなかったことについて

これは先輩が仰っていたことです。お礼メールなどはまめに出せと。これを聞いてからは面接から帰宅後必ず直ぐに出すようにしました。こんな簡単なことが出来なかったがために悪印象を与えるのはもったいないとしか言いようがありません。

余談ですが、メールの末尾には必ず署名(どこどこ出身の誰それ、携帯番号、Eメールアドレス)を付することも重要です。


④締め切りぎりぎりに応募したことについて

これも敗因の一つかもしれません。やはり、早く出した人からどんどん決まっていき、遅ければ遅いほど枠自体が減った中で戦わなければならず、不利になると思います。


とにかく、準備不足、知識不足、常識不足すぎてもったいないことをたくさんしました。

反省、反省の日々です。

サマクラ採用して下さった事務所には本当に感謝しています。「捨てる神あらば拾う神あり」とはこのことですね。全力で課題に取り組み、実力面でアピールしたいと思います。


ところで、就活のエリアですが、関西一本に絞るのは非常にリスクがあると分かり、東京にも手を広げています。いくつか個別訪問に応募してみました。

また、一般企業への就職というルートも確保しておきたいと考えたので、その手の就活もしています。


人生色々とありますが、これからも前を向いて頑張って生きたいと思います。