先日、新山口駅に行って、ふと思ったのですが山陽本線には優等列車（いわゆる特急や急行です）が走ってません
山口線にはスーパーおき」が走ってるのに・・・
大阪から倉敷までは山陽本線を走る特急列車がありますが、それ以西はありません
ブルートレイン世代の私としましては、非常に寂しいことです
2009年3月14日で、『富士はやぶさ』が廃止になり長い歴史に幕を閉じました。
当日、下関から門司まで追っかけをしました・・・
鉄道ファンの方は私が言うまでもなく、この二駅間は客車列車ならではのイベントがあることはご存じでしょうが、最後の雄姿を見てやってください
東京からEF66に牽引されて最後の下り『富士はやぶさ』が本州最西端の下関駅に到着しました。
ファンが大量に押し寄せてます。山口県内の駅でこんなに人が沢山いるのは見たのは、はじめてです
東京～下関間（厳密にいえば門司駅のすぐ手前）は直流1500ボルトなので機関車を直流専用機のEF66から交直両用のEF81に機関車を交換します。この写真を撮った後すぐに門司駅に移動したので、下の写真二枚は以前に撮影したものです
ピンク色の関門トンネル専用機EF81が来ました。下関～門司間のみ牽引します
連結完了です。
関門トンネル内は直流1500ボルト門司駅の少し手前にデッドセクション（死線:電気の通ってない部分）があり、その先の九州内は一部を除いて交流20000ボルト60ヘルツになってます。
さて3月14日の門司駅です。先回りしてお待ちしておりました
富士はやぶさの連結部分です。この門司駅で分割して富士は大分、はやぶさは熊本を目指します。
はやぶさを牽引する交流専用機のED７６が来ました。
最後のはやぶさが熊本を目指して一足先に出発しました。
先に出発したはやぶさと残された富士、客車同士が別れを惜しんでいるようでした
門司駅をあとにするはやぶさ
次は富士に機関車が連結されます
ED７６がやってきました。
連結完了、最後の雄姿です
いよいよ門司駅をあとにします。出発時に汽笛を30秒以上鳴らして出発しました。
周りのかなりの方が『ありがとう』の声とともに涙を流して別れを惜しんでました
ありがとう『富士はやぶさ』
