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プレミア クレジットカードの入手方法

本記事は、2013年10月24日に公開し、好評だった記事を大幅加筆し、2023年現在の内容に直したものです。

 

現在でも、「ブラックカード 入手方法」などの検索で本ブログに来る人が一定数いるので、クレジットカードの最高峰であるブラックカードの情報はそれなりに需要のあるものなのだなと感じます。

 

色々な都市伝説が飛び交っていますが、本記事に掲載する内容は現ホルダーの方から聞いた内容、自分が体験した内容なので、「誰からか聞いた噂話」とかではありません。

 

ほとんどの情報サイト(ブラックカードの比較だの入手方法だの)の情報は、ブラックカードの下位カードを申し込みさせる広告サイトであったり、違う広告をクリックさせるためのサイトだったりします。

なんでそう言い切れるのかと言うと、情報が古かったり、正しくなかったりするから。

当サイトではどこにもリンクをしませんし、広告も入れていません。あくまで、知識欲を満たすものとして、日々の生活の潤いとしてお楽しみくださいw

 

 

まず、プレミアカードとは何ぞや?という大前提から書きます。

 

プレミアカードとは、各社が発行しているクレジットカードの最高ステイタスカードになります。


クレジットカードの色というのを聞いたことはあると思いますが、各社ともプロパー(通常)カード、ゴールドカード、プレミアカードの順でステイタスが上がって行きます。


ステイタスとは何かと言うと、利用上限額であったり、空港ラウンジを無料で使えることであったり、旅行傷害保険が最初から付帯されていたり…など。

 

クレジットカードの歴史になりますが、有名なアメックスを例に出すと、もともとはプロパーカード(緑色)と、ゴールドカードだけでした。


1980年代のバブルの頃、日本にゴールドカードは金持ちというステイタスが広まり始めると、他のカード会社もゴールドカードを作るようになります。


各社とも会員を入れないと儲かりませんので、プロパーカードとゴールドカードの審査基準が下がるようになりました。


そのせいもあり、1990年代後半には20代前半でも就職さえしていればゴールドカードなんて誰でも作れるカードになります。


この頃にバンバン発行したカードによって年収に見合っていない買い物が出来る一端となり、総量規制法案に繋がって行くのですが、それは割愛します。

 

ゴールドカードが広まり始めると、もともと持っていた金持ちは更に上位のカードを求めるようになりました。そして出来たのがプレミアカード。アメックスでいうところのプラチナカードがこれ。


審査基準が年収いくら以上だとか、カード会社からの招待でなければ入会出来ないという取得条件の厳しいカードが誕生します。

 

しかし、ゴールドカードの時と同じように各社とも真似をするようになり、カード会社によっては自分から申し込み出来るカードもあったりで、カードの盤面にプレミアカードと刻印されたカードが増えて行くことになりました。

 

そこで更なるステイタス性を求められて誕生したのがブラックカード。アメックスでいうところのセンチュリオンカードです。


今では、ブラックカードとは各社の最高位カードの色に黒が多いことで広まった総称であって、本来の意味での戦車が買えるとかいう普通のカード会社にはないステイタス性を付与したカードは、

 

・アメックスのセンチュリオンカード


・ダイナースクラブのプレミアムカード

 

この2枚が始まりとされています。

実際のところ、センチュリオンとダイナースプレミアムとの間には登場した時から月とスッポンくらいの格差がありました。

ただ、「限度額がない」というクレジットカードは長らくこの二枚(正確には二社と言うべきだけれど、後述します)しかなく、限度額無限のカードという都市伝説として一般市井に広まって行きました。

 

2023年現在、この他にブラックカードとして名乗れるのは、JCBの「ザ・クラス」と、マスターカードの「ラグジュアリーカードブラックダイアモンド」です。

この時点で「おや?」と思う人がいるかも。いわゆる5大カード(VISA,MASTER,JCB,アメックス、ダイナース)と呼ばれるカードのブラックカードは何?と思った時に、VISAだけが無い。

「インフィニティがあるじゃないか!」と言う人もいるかもしれませんが、あのカードはスルガ銀行が発行している日本だけのものなので、世界的なブラックカードと呼べるのは…やはり、上記4枚でしょうね。

 

もともとの始まりがアメックスと、ダイナースではありましたが、この二社が行って他社が追随したのがコンシェルジュサービスです。

どういうことかと言うと、「明日、恋人の誕生日なんだけど、六本木で夜景が綺麗なイタリアンの店を予算5万円で予約しておいて」と言うと、会員の代わりにカード会社がやってくれます。

 

飲食だけでなく「来月公演のSMAPのコンサートの行きたい」と言えば、チケットの手配をしてくれるし、「のらくろの初版が欲しい」と言えば探してくれます。

 

2023年現在、センチュリオンでも受け付けてくれるサービスに制限が出ているようで、基本的に「飲食店の手配」「ギフトに関する相談」「旅行の手配」の三つのようです。

この中で、ギフトに関することをあまり受けてくれなくなったようです。

以前は「貴女の仕事終わりに食事に付き合って」みたいな事でもない限り、NOと言わないコンシェルジュなんて言われていましたが。

逆にダイナースは少し逸脱しているような手配でも聞いてはくれるけど、叶えてはくれないという事が多いらしい。

これは別に専任や専門の人間ではなく、雇われたオペレーターがGoogleで探して電話しているからだと聞いたことがあります。

 

例)ミシュラン三ツ星の某予約困難店を予約して欲しい 

  → オペレーターが普通に店舗に電話して断られるだけ

 


今はホテルの上級会員の資格が付帯されてるとか、空港までの送迎があるとか、提携しているレストランでの無料優待があるなど色々な特典が増えましたが、一番の目玉は会員のわがままを最大限応えてくれるサービスとしてのコンシェルジュサービスでした。

 

無論、そんなサービスを付帯しているわけですから年会費も高く、アメックスが約36万円、ダイナースが約10万円です。

 

2023年、アメックスが約50万円、ダイナースが約14万円。

これにアメックスは初年度のみ、入会金が60万円+税でかかる。

※センチュリオン入会金は50万円だったのですが、2022年度中盤?くらいから値上げしている。

 

 

実は、2021年にダイナースプレミアムの上位カードである「ダイナースロイヤルプレミアム」というカードが発行されるようになりました。

また、同じくして2021年にラグジュアリーカードが「ブラックダイヤモンド」を出しました。

 

・ダイナースロイヤルプレミアム 入会金55万円 年会費55万円

・LCブラックダイヤモンド 入会金110万円 年会費66万円

 

 

おそらく、この二枚の年会費に合わせて値上げしたのでしょう。

LCブラックダイヤモンドはカードにダイヤモンドが埋め込まれているということで話題になりました。

また、「会員同士のコミュニティ」というサービスもあるようです。馬主に対して発行される特別カードもあるようで、どうも会員同士の交流に重きを置いているカードのようです。

自分も詳しく知りたいのですが、持っている人が周りにいないので分かりませんw

分かったら、追記して情報を増やしますね。

 

ダイナースロイヤルプレミアムに関しては大きな箝口令が出されているようで、情報が少なかったのですが、ネットにちらちら出るようになりました。

センチュリオンの真似をした…というと悪口ですが、そこまで大きな違いはありませんでしたね。

また、個人的に「何故そこを変えなかった」と思ったのが、見た目。当サイトでは映像は出しませんが、カードの色も変わらないし、見た目がそこまで変わらないので、ホルダーの所有欲を刺激しないなと。

 

※メタルカードは白っぽい色合いのデザインでしたが、これは通常のプレミアムも申し込みが出来る。つまり、ロイヤルだけの色というものがない。

 

個人的には、各社が当たり前のように出しているコンシェルジュサービスの違いを知りたいです。
 

例えば、東日本大震災の時に、「至急ホテルを抑えてくれ」というオーダーを当時の各ブラックカード会社に依頼したところ、ホテルを手配出来たのはアメックスだけという話が有りました。センチュリオンに手配させると、どんな時期でも航空券を手配出来るという話もありますし、それがアメックスの強みでもあったのですが、今はどうなのでしょうか。

 

 

○入会の条件


 

さまざまな噂がありますが、最も確実なのはプロパーカードを取得して、バンバン使用すること!に限ります。

 

アメックスは、プロパーカード&ゴールドカードの敷居は凄く低いので、取得してから毎月20~30万円使っていれば、直ぐにプラチナカードになります。

特に今はプラチナは自分からの申し込みが可能となりましたので、ブラックカードの下位カードとしての取得はより敷居が下がりました。

ただ、プラチナからセンチュリオンへのアップグレードは、それこそ普通の会社員には無理な条件となっているのですが・・。


 

逆にダイナースは、プロパーカードからして敷居が高い(33歳以上、持ち家あり、年収600万円以上など)のですが、その分、取得してからブラックカードになる敷居はセンチュリオンとは比べ物にならないくらい低いです。

だいたい、年に300万円程度の決済でも、2~3年続けていればインビテーションが来るようですね。

 

また、以前の親元であるシティカードがキャンペーンをしたり、三井住友トラストになった現在も現ホルダーに「誰か紹介してくれ」と営業電話を頻繁にしているので、以前より入手しやすくなりました。

 

※会員からの紹介なら、最初からプレミアムで申し込める

 

以前は年収2千万円の公的資料+しっかりした職業(医師・弁護士など)+年齢制限などが絶対条件でしたが、今は27歳以上+年収1千万円のみのクリアで良いとされています。

 

以前のような厳しい条件が基準になっているのが、ロイヤルプレミアム。こちらのインビテーションが届いた人から考えるに、年収や決済額よりも職業属性で判断しているようです。

アメックスとの間に大きな差が出てしまったので、以前のように「信頼出来るクレジットカードと言えばダイナース」の評価を取り戻したいのかもしれません。


 

センチュリオンに関しては、入会条件は通算決済額と保有資産額です。色々な噂がありますが、これで間違いない。

 

アメックスからしてみても、世界常識でのブラックカード=センチュリオンを渡すことになるので、あまり変な人に渡したくはないのでしょう。一か月以上チェック(エゴサーチ、CIC情報チェックなど)はされますが、やはり外資のカードなので、基準となるのはお金です。身も蓋もないけどw

 

アメックスが異常と言われる所以でもあるのですが、高額決済者には「審査の見直しをしたいから通帳の写しを直近3か月分出せ」と言ってきます。

法人じゃないですよ。個人の話です、これ。

年収800万円と申告しているのに、毎月のように100万円以上使用していたらおかしい…その理屈は分かるのですが、だからと言って、通帳の写しを出せと言ってくるのはアメックスだけ。

「その金額を使用出来るだけの根拠」を見せて欲しいということなのでしょうね。ちなみに断ると、カードが止まります。

凄い会社だよねw

 

その通帳を出すことによりアメックスに提示している資産額が1億円以上。これもたぶん、常に1億円以上の余剰資金があると見なされるような入出金じゃないと駄目だと思う。

次に決済額ですが、これは通算使用額が2億~3億です。

 

以前、年間決済額2千万以上を三年間以上が最低条件と、アメックスの法人担当者から聞いたことありますが、それでインビテーションが来るのは一部上場企業の社長など、社会的属性が突き抜けて良い人に限り…のようですね。

 

使えば何でも良いのか?に関しても、今は明確な答えが出ています。明らかに事業で使っていると思えるようなのは、カウントされていません。

 

例)Googleの広告費用など

 

ただ、昔から言われているような使う場所の属性は関係ないようです。

シャネルで使おうが、キャバクラで使おうが、それは関係ないのだとか。自分が知っている限りでの短期でセンチュリオンインビテーションが来た人に共通するのは、飲み屋での使用金額が高額というものがありました。

 

※結局、経費で落としているのだから事業で使っている金なのだけど、何が事業で何が個人で飲んだものなのかは、他所からは分からないからねw

 

要は、元からある程度お金があれば、どのカード会社にも入会出来て、好き勝手に使っていれば、カードのランクは上がるということです。身も蓋もないけどw

 

 

○都市伝説の検証


長くなりましたが、一通り説明したところで、都市伝説の検証をします。


戦車が買えるとか家が買えるとかいうのは、「買えるような使い方している人には可能」という答えになります。


どのブラックカードも、上限金額は「一律の上限を設定しない」ということになっているのですが、これは「30万円くらいしか使わないなら50万円くらい。100万円くらい使うなら、200万円くらい」という意味です。


つまり、毎月100万円くらい決済していれば、カード会社への信用もあるので200万円くらいの物は買えるでしょうが、毎月ガソリン代くらいしか使っていないならどうなのかな?というところですね。


実際、月平均よりも遥かに多くの金額を決済するとカード会社から確認の電話も来ますし、金額によっては事前決済や稟議になってしまうので、本当の意味での「上限無制限」ではありません。

 

また、実はアメックスもダイナースも「保証額」と言うのは個々に設定されています。正しくは、保証額(例えば500万円として)を基準に、普段使用している金額を目安にプラスマイナスを都度判断している…が正しい表現となります。

 

噂なんて、真相はこんなものなんですよ。夢なんて無かったでしょ?w

 

そして、もう一つの真相にアメックスとダイナースの使用上限枠に、券種(プロパー、ゴールド、プラチナ、ブラック)は関係ありません。プロパーもブラックも、その色で枠が変更はされないので、冒頭に書いた「2枚ではなく2社が正しい表現」とは、これが理由です。

じゃぁ、ブラックになるメリットは?と言われると、コンシェルジュサービスや海外保険など。こちらにメリットが見い出せないのであれば、まったく意味のないカードとなります。

 

だいたいさ、毎月数百万使用出来る人なら、自分の部下にギフトでも何でも探させるでしょ。空港の送迎も部下がやるし、旅行やゴルフの手配だって部下がやる。

シャネルやヴィトン、高級時計なども「その店や入っている百貨店のVIP」である事が多いから、店舗から直接お誘いが来ます。

だいたいそういう人は旅行好きや出張が多いから、決まったホテルは常に上級会員だし、JAL&ANAも上級会員でしょう。

カード会社を通じて行うメリットはどこに?

 

それはもう、見栄と他者へのステータスのため…でしょうね。それ以外、あまり無いように思う。

 

おまけの話として、ダイナースは分かりませんが、アメックスは毎月2,000万円とか決済してる実績が数年有れば、使用可能額は上限知らずで上がって行きます。私の知り合いで1億円の時計をカードで買ったという変態がいますが、やはりセンチュリオンでした。通す店も通す店よね。1億の手数料、400万円よ?w

 

その端末通したレシートを見てみたいですwww

 

だったら、その分現金振り込みで安くしてもらって、差額の金で違う時計を買わないの?と聞いたら、面倒臭いんだって。

もったいないとか、違う使い方があるのでは?とか、ポイントが…とか、そういうのを気にする人には、ブラックカードは向いていないのかもしれませんねw

 

更なるおまけ。

 

もう、この映像がレアなので、残しておきます。


正義の☆@East End

 

ダイナースクラブから送られてくる会員誌には、「フェラーリが買えるようになりました」という度肝抜かれる広告が有りました。

この広告を見た数年後、フェラーリの代理店と話す機会があったので聞いたのですが、一年も経たない内に終了したそうです。

やはり手数料がエグイので、代理店からすれば「カード使わないで欲しい」となりますしね。

 

どのカードが使いやすいかとか、そういう話は、別の機会に書きます。

当社を語る詐欺電話に御注意ください 3(投資信託の被害金を取り戻しませんか?とかいう電話)

最初に書きますが、当社はこちらからの営業を一切しておりません。よって、このエントリーは、「調査会社のSKY」を名乗った勧誘電話を受けた人が、自分で調べて辿り着いた時のために出すものです。

 

多い時で一日に3件くらいの問合せがありますので、かなりの営業電話をしているのでしょう。

 

下記エントリーで出している件への、更なる注意喚起です。

 

1 当社を語る詐欺電話に御注意ください

 

2 当社を語る詐欺電話に御注意ください 2

 

 

「調査会社のSKY」と名乗り、詐欺被害に遭った方へ「被害金額を取り戻しませんか?」という勧誘電話をしつこく行っている輩がいます。内容的には、以下。

 

少し前だと、エサにしているのはグローバリーなど。最近だと、熱海の岡本ホテルなど。

共通しているのは10年以上前に破産していたり、清算結了している法人が起こした投資信託であること。

あるいは、ここ最近の法人でも詐欺で代表が逮捕されていたりしていること。

 

それらに投資したお金を取り戻しませんか?という勧誘電話です。

何で調査会社が投資信託の被害金回収をするの?と疑問に思うかもしれませんが、こういった勧誘は10年ほど前から割と有りまして、被害者への二次被害を狙ったものです。

 

身も蓋もない言い方ですが、投資信託で騙された過去のある人は、形を変えた違うものにも騙されやすいんですよ。

自分が投資した金が戻るなら…と思うから、なおさらです。

たぶん、投資信託した会社のデータか、資料取り寄せをしたデータが名簿になって出回っている。それを見て電話をしているのでしょう。

 

この投資信託被害金を取り戻しましょう詐欺の細かい話は、以下のサイトを参照してください。

消費者庁が発表したものですが、かなり細かい部分まで書かれていて、どんな流れなのか参考になります。

それ以上に興味あるようなら、「投資信託詐欺 調査会社」などで調べてみてください。

 

商品先物取引で失った損失を取り戻せるなどと勧誘(消費者庁サイト)

 

 

前置きが長くなりましたが、「調査会社のSKY」と名乗って勧誘電話をしている奴は話の内容がとても怪しいのか、電話を切った後に電話された側がGoogleなどで「スカイ 調査」などで調べると当社のWEBサイトが一番上に来るので確認の電話が当社に来ます。

 

書いてしまえばたったそれだけですし、最近だと何で自分がこの対応をしないとならないのか?と嫌気も出て来ていたので「当社は関係ありません」と伝えて電話を切っていたのですが、考えが変わりました。

 

今までは、この勧誘電話をしていた人、どこのSKY株式会社なのか?という質問には「福岡の会社だ」とか言っていたそうなのです。

それに、SKY株式会社は調査会社でなければ他にも同名他社がありますしね。必ずしも当社だと特定出来ることは言っていなかったようでした。

 

さらに付記するなら、おそらく大本となっている会社はどこだか分かっています。そこも確かに興信所だし、スカイという言葉が入っている。これなら、苦情を入れたところで「客が間違えただけでしょう」と言われることは予想出来ます。

 

なので、放置してもいいかなくらいに思っていましたが、先日、確認の電話をしてきた人の話を聞いて気が変わりました。

 

東京にある板橋の探偵会社、SKY株式会社だと名乗ったとか

 

良い度胸していますね。ここまで限定していたら、錯誤じゃ済まされないぞ?

 

あまりに腹立ったので、賞金を出します。

 

調査会社のSKYを名乗った誰かから電話を受けて、自分で色々検索をして、このエントリーを見つけた人へ。

 

相手が東京にある板橋の探偵社だと名乗ったなら、会う約束をしたうえで私に連絡をください。

私への連絡は、SKY株式会社のインフォメーションからして頂ければ数日以内に必ず見ます。

 

 

首尾よく相手をおびき寄せられたなら10万円

 

東京にある板橋の探偵社SKYと書かれた何か(住所も入っていれば、なお良し)を手に入れられて、私に提供してくれるなら20万円

 

上記、賞金として私がお支払いします。それくらい腹立っています。

もちろん、支払うに当たって弊社基準での調査はしますけどね。

 

電話番号じゃダメですよ。現在でも飛ばし携帯はあるし、他人名義かもしれない。

 

さて…。このエントリーを、調査会社のSKYを名乗る誰かさんが何かしらの経緯で見たなら、もう弊社の名前を名乗るのは止めにしなさい。

私、面倒を飛ばしてくる人にはしつこいし、自分からは折れません。

訴訟まで至ったら、弁護士費用が幾らかかろうが最後までやります。

和解はしませんし、途中から違う内容でも提訴しますので、「東京にある板橋の調査会社SKY」と名乗るなら、その覚悟で続けるように。

この勧誘電話でどれくらいの人から調査費用取れたのか分かりませんが、割に合うといいですね。

 

不動産事情

最近というか、去年くらいから個人的にどうなって行くのかなぁ・・・と一番気になっているのが、都内の不動産事情です。

 

コロナ前の2019年、それはそれはバブルでした。

 

五輪で起きる特需に沸き、外国人(特に中国人)が沢山来るだろうと、それに合わせた商売ばかり出来てましたものね。

 

顕著だったのが不動産で、日本人が好むような地域のマンションは高くなり始めたというか、爆上げが始まっていました。

 

不動産屋に教えて貰ったことなのですが、東池袋の豊島区役所上階に出来ているブリリアタワー池袋は、出来てから7~8年前の物件ですが、売り出した当時と比べて、中古売買が3倍近くの金額になっているそうです。

 

売り出した当時は1億円以下だったのに、投資目的で購入した人が2億なんて倍以上の金額を付けたら売れてしまって、以降はその基準が当たり前になってしまった。

 

池袋特有の事情が絡んで(※)の理由があったそうですが、一度、その金額で売れてしまうと、以後は高くても「当たり前」という流れになります。

 

※再開発地域であること。駅直結であること。周囲にハイグレードマンションがない=競合マンションがないこと…など。

 

結果、池袋エリアは現在建築中の大手不動産が売るマンションは、ブリリア池袋タワーの金額が基準になりました。

 

以前のエントリーにも出しましたが、プラウドタワー東池袋ステーションアリーナは、一番安い部屋で6千万円くらい、最上階で3億5千万円くらいでしたが、第一期で完売しました。

これ、どれだけ高いことなのかと言うと、坪単価は湾岸エリアよりも全然高く、3Aエリア(青山、赤坂、麻布)に近くなっています。

池袋がですよ?池袋周辺に住んでいる自分も思うことですが、池袋は治安も良くないし、富裕層が好むような地域ではないよw

 

同様に、再開発エリアとなっている地域や、山手線エリア、3Aなどのもともと高いエリアなどもバンバン強気の金額で売り出したし、実際に売れていました。オリンピックに合わせて、もっともっと!という流れは肌に感じたものですが・・・

 

2020年、コロナの始まりと共に、消費が落ち込む時代が始まりました。

 

実際のところ、高額な物品やハイブランドのステイタス性を持っている物は売れている(※)のですが、中間層が買わなくなった。

 

※コロナで儲かった人だっているし、コロナの影響がない人だっている。

表だって旅行に行けない分、物への消費が激しくなっています。

ランドクルーザーの新型、発表して3日後には1年待ちとなったとか、各社新作の時計はバンバン売れるなど…。

 

ただ、不動産は投資目的で買っていた中間層が買い控えをするようになったのと、中国人が買わなくなったことにより、皆が良いと感じる物件しか売れなくなりました。

 

不動産知識の一つなのですが、駅前や生活環境の良い場所は既にマンションや戸建てが建っているので、本当の意味で良い物件は再開発でエリアごと税金が投入されない限りは大型マンションは建築されない。

 

よって、ちょっと駅から離れている場所や、不便だなと感じる地域に中~大型のマンションが建ちます。それだと売れないものだから、各不動産屋のハイグレード仕様や名称で建築するようになる。

 

例)プラウド、ブリリア、シティタワー、パークハウス・・など

 

どことは言いませんが、その地域とは明らかに違うのに、その地域の名称で建てたマンションとかあります。

板橋区にあるのに、池袋と名乗るようなものだと思って貰えればw

 

他、首都高速の横とか、明らかに周辺環境悪い場所のマンションとか。隣に首都高速があったら、15階以下は景観なんて期待出来ないのに、売り出し文句には「絶景」なんて言葉を使うとかね。

住宅街の細いクルマが通ったら住人が危ないと思うような生活道路を通らないとダメだとか。挙げれば幾らでも有ります。

 

今までは、それでも投資目的の人や、事情を深く考えずに買う人がいたので売れていたのでしょうけれど、一気に売れなくなりました。

 

売れなくなったと言うのも語弊はあり、良いなと思う物件以外は売れなくなったというのが正しいのかもしれない。

 

ひと昔前までは、青山の大手不動産が出した新築マンション(しかも、80㎡超)が売れ残るなんて考えられませんでした。

 

この国は、本当に中国資本に依存していたのだなぁ・・・とシミジミ思うのですが、今後、不動産事情がどうなって行くのかが気になって仕方ありません。

 

強きの価格で売りを続けるのか、それとも下げるのか。既に自粛生活なんて壊れていますが、コロナに一応の決着を政府が発表した時などに来る反発の消費を見越して、このまま続けるのか・・・。

 

例えば、前述のプラウド東池袋ステーションアリーナは、既に売りに出している人がいるんですよね。

不動産は取得してから5年以内に売却すると税率が高くなるので、初期諸経費を考えると殆ど利益なんて出ない。

それでも売るのは、物件相場が上がらないと損切りを考えているからなのか、違う家庭の事情なのか・・・。

 

最近、そんな不動産事情を考えながら、不動産サイトを見るのが休憩中の楽しみとなっていますw

 

当社を語る詐欺電話に御注意ください 2

以前のエントリーでも出しましたが、「調査会社のSKY」と名乗り、詐欺被害に遭った方へ「被害金額を取り戻しませんか?」という勧誘電話をしつこく行っている輩がいます。

 

また、その勧誘電話を受けた方からの問合せが有りました。

 

今回、その方から詳細な内容を聞きましたので、どういった勧誘が有ったのかを記載します。

 

最初に書きますが、当社はこちらからの営業を一切しておりません。よって、このエントリーは、「調査会社のSKY」を名乗って勧誘電話を受けた人が、自分で調べて辿り着いた時のために出すものです。

 

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「調査会社のSKY」を名乗る、ナガタという者から電話あり

 

※以前のエントリーでは、シマダという名称だったので、何人もいるか使い分けているのでしょう。

 

掛かって来た電話番号 090 9☆☆5 5327

 

※全部晒してしまうと、アメーバの規約に抵触するので、一部伏せています。

伏字になっている番号は、掛かってきた人なら分かるはず。

 

内容として、「グローバルに投資した金額を回収することが出来る。興味はありませんか?」というもの。

 

「少し考えてください。夕方、上司のカベウエという者から、また電話をします」と言って、電話終了。

 

その後、調査会社のSKYとGoogleに入れると、当社しかSKYという名称の調査会社が無かったため、確認をしてきた。

 

勧誘にあった「グローバル」とは、同名の投資詐欺は複数行われており、どの事かは不明。

情報提供してくれた人は、「20年以上前に自分が確かに詐欺被害に遭った」と言っていたので、当時の会員名簿が流出しているのかもしれない。

 

もしかしたら、グローバルだけに限らず、昨今の投資詐欺となったグループの会員名簿を幾つも持っているのかもしれない。

 

いずれにせよ、投資被害に遭った人に、調査会社だけに限らず、第三者から勧誘電話を行うことは一切ありません。

 

情報提供者は「弁護士から電話が有るのならまだしも・・・」と言っていましたが、弁護士からの電話は誰かが依頼をし、その過程でなら有り得ますが、その依頼人が調査会社となることは通常有り得ません。

 

ましてや、そのような勧誘電話を携帯電話から掛けてくることなど、有り得ません。

 

十分に御注意ください。

当社を語る詐欺電話に御注意ください

実際に電話が有った方からの情報です。

 

「興信所のSKY株式会社のシマダ」と名乗り、投資詐欺被害を受けた金額を取り戻しませんか?という営業電話が、行われているようです。

 

スカイという興信所が他に有るのかもしれませんが、検索エンジンで最上位に上がってくるのは当社ということで、事実確認の電話が来ました。

 

当然の事ではあるのですが、当社は、こちらからの営業電話・営業メールは一切行っておりません。

 

当社は一切関係ありませんので、十二分に御注意ください。

 

投資詐欺被害を受けた金を取り戻すという切り出しをするということは、投資詐欺に遭った人たちのリストがあるのでしょうね。

 

投資詐欺を行っている業者と組んでいる、二度噛み詐欺(詐欺被害を受けた人に救済しますと営業し、二度目の詐欺を行うこと)だとは思うのですが、気を付けてくださいね。

 

 

30代・40代へのアドバイス

2月末に、若者へのアドバイス というブログを出しました。

 

30代と40代のアドバイスは次回にと書きましたので、今回はその続きを。

 

自分も、今年が43歳となりました。

40代のアドバイスは若輩者が・・・という部分もありますが、30代のアドバイスとしては間違いなく言えることがあります。

 

それは、外見に気を付けましょうということ。40代も一緒だとは思いますが、外見の衰えや疲労感が如実に出て周りからも感じ取られるのが、30歳を越えてから。

 

本当、運動だけは定期的にした方がいいです。ジムに行く時間がないというなら、帰りの駅を1つ前にして、歩くということをするだけでも、だいぶ違う。

 

これは運動面の話で、次は違う外見の話。

 

社長ブランディングとか、社長コーディネーターとかいう変な肩書を持っている人がいて、その人と対談した時の話なのですが、やはり第一印象は見た目による部分が多く、社長や部長などの役職者だけでなく、営業マンのように常に人と接する人には是非気を付けた方がいいよね!ということで共通した話題があります。

 

それは兎に角、身体に合った服を着て、その服は常にアイロンを掛けてクリーニングに出すこと。靴は毎日磨くこと。

 

ヨレヨレの服や、サイズに合った服を着ていないのはだらしなく映ります。汚れた靴を履いているのは、何か薄汚い。

 

結構、皆が勘違いしがちなのが、日本人の標準体型(170㎝ 65~70㎏)は、サイズLではなく、サイズMです。

 

Lだと、多くの人が袖も腰の部分も長くなってしまう。ぜひ、標準体型の方はサイズMを着るようにしてください。

 

男性だと、同じサラリーマンでも参考にすべきは、美容系(コスメなども含む)やジャケパン(広告やIT企業に多い)の人よりも、大手不動産(三菱・三井・東京建物など)の営業マンを参考にした方が良い。

 

20代半ばでも、ビシっとした服装をしており、とても貫禄があります。外見などで評価が高くなるのなら、真似しないのは損でしょう?w

 

そしてお金に余裕があるなら、スーツだけはオーダーした方がいい。吊るしのスーツだと、やはり自分の体型と合ってはいないんです。

 

自分の身体にちゃんとフィットした服を着ているだけで、1割くらいは見た目の評価が上がると俺は思う。

 

ハイブランドでなければ、10万円程度でもセミオーダー出来るブランドが百貨店にもあります。それに、一度オーダースーツ作ってしまえば、そのスーツが着られなくなるのは悔しいから、体型も気にするようになるでしょう?一石二鳥じゃないですかw

 

社長コーディネーターが言うには、自分への投資と思って社長なら外見に300万円を使いなさいと言っていました。

 

内訳は以下のような感じ。

 

・オーダースーツ 30万円 × 2着

 

・オーダーシャツ 3万円 × 3着

 

・革靴      15万円 × 2足

 

・革バッグ    50万円

 

・革 or カシミヤコート 50万円

 

・ネクタイなど小物を数点 30万円

 

・時計   100万円

 

 

外から分かりやすく見えるバッグと時計は、絶対に安物にしてはいけません。営業とは言葉を武器にした戦いであり、会った時から貫目争いは始まっている・・・とは大袈裟だとは思いますが、間違ってはいません。

 

ヤクザが外見を気遣って、話し方や振る舞いを景気よく見せるというのは、「金を持ってなさそうな人に大事な仕事は頼まない」という心理が、どんな人にも多少はあるというのを知っているから。

 

それは、どんな仕事もそうだと思うんですよね。社長みたいに、企業の看板を背負って仕事する人ならやって当たり前くらいだとは自分も思いますが、どんな人でもせめて小奇麗で清潔感ある格好をした方が良いと思いますよ。

神経質過ぎるとは思うけど

コインパーキングって、思った以上に不正が多いと聞いたことがあります。

 

代表的なのは、以下の三つ。

 

・踏み逃げ(フラップ板を後輪で踏み付け、上がらないようにする)

 

・踏破(フラップ板を強引に乗りあげる。車高が有る四駆だと出来る)

 

・スペース内に置かない(端などの空いているスペースに停める)

 

 

どれも昔から有る不正なのですが、この三つを防ぐためと言うわけでもないけど、防犯カメラが設置されているパーキングが多い。

 

最近、都心部で増えて来たフラップ板を置かない駐車場と言うのも、カメラで撮影していれば上記三つは防げるからと言うものでもある。

 

「防犯カメラで監視中!不正者は罰金を請求します!」と警告しているパーキングは別に珍しくないのだけど、割と神経質だなと感じるくらいの駐車場が南青山某所に有りました。

 

 

乗り逃げ犯人を捕まえた人には、懸賞金を出します!と言うのは初めて見たw

 

横に張り出してある、罰金もなかなかです。だったら、監視していれば良いと思うのだが、実際にこのパーキングは、エリア内に事務所らしきものもあり、あらゆる角度に防犯カメラが向いている。

 

 

まぁ、片づけるのはパーキングの人だからね。気持ちは分かる。

 

しかし、まぁ・・・嫌なことが有ったんだろうなぁ。

 

 

 

100円が使えないとか、どういう事!?

 

500円単位で料金が上がって行くのかと思ったが、料金設定は違う。

 

じゃぁ、何で100円が使えないのか。色々な意味で、不思議な駐車場である。

最近の漫画で一番面白い

 

闇金ウシジマくんの作者の作品です。

 

「九条の大罪」なんてタイトルだから、憲法や左翼系かと最初思いましたが、法律をこねくり回すアウトロー寄りのお話でした。

 

本当に、面白い。確実にウシジマくんの系譜です。

 

ただ、それだけに胸糞な展開や気分的に落ち込む展開もありますので、面白いと思う人は限定されるかもね。

 

ウシジマくんが好きだった人には、間違いなくお勧め。

 

去年末から最近にまでかけて、好きだった漫画が次から次に連載終了となったので、新しい漫画が出て来て嬉しいです。

25年前のエヴァ狂想劇を想い出す



※このブログエントリーは、TFやEEの記事で度々話題にした内容を大幅に加筆したものです



シン・エヴァンゲリオン公開にて、エヴァに一つの区切りが付きました。

前のブログにも書きましたが、エヴァは何だかんだ思い入れが強い作品で、このアニメが有ったから知り合った人もいるし、起きてしまった人間関係もある。

俺に取って人生のターニングポイントとは言い過ぎではあるけれど、10代後半から20代なりかけの時の人間関係の中心に有った作品に間違いは無いんです。

劇場版アニメ見るために徹夜で並んだなんて、このエヴァの時だけだものw

まぁ、アニメが好きだから並ぶというよりも、友人同士でワイワイしたいから並んだという意味合いが強いですけどね。

さて、少し思い出しながら書きますが、エヴァが最初にTV放映されて、そこから最初の劇場版が公開されたのは四半世紀前となる1996~97年。

昨今で一番ヒットして社会現象となったアニメは「鬼滅の刃」でしょうけれど、1997年くらいの第一次エヴァブームは鬼滅以上だったと感じます。

この頃の狂想はかなり異常でした。たかだかテレカに数万円の値段が付いたり、グッズが飛ぶように売れ、全くアニメを知らない人でも「エヴァ」「アヤナミ」というキーワードは知っていたくらいだし。 



ちなみに、これがその数万円となったテレカ。当時、だいたいK-BOOKS(アニメグッズ専門店)で2枚組4万円くらい。

一番高かった時で8万円とか。

俺も持っていたのですが、無くしてしまいました。

実家探せば、どこかに有るのかもしれませんが…w

この2枚組テレカは1997年に放映された最初の劇場版「シト新生 / DEATH & REVERSE」の前売り券を買うと付いてきた特典です。

確か限定2万枚とかだったのですが、購入制限を掛けていなかった映画館も多く、都市部は売り出し初日の数時間で完売。

地方だと3日目くらいまでは残っていた場所も多く、まだ残っているという噂を聞いて都心から買いに行った人がいると聞きました。

今だと、こういう情報はSNSで直ぐに炙り出されてしまうのですが、当時はネットなんて無いに等しかった時代です。

この頃のオタクネットワークは、コミケなどのイベントで知り合ったりした人と携帯電話で会話や、携帯メールでのやり取りがメインでした。

 

今じゃ考え難いけど、アニメやゲーム専門雑誌の友人募集コーナーで文通から始まって出会ったなんてのも珍しくは無かった。

今のスマホ有りきの社会とはまた違った面白さが有った時代の事なのですが、何をするにも人とのリアルでの繋がりがとても多かったなぁ・・・と感じますね。

今だと徹夜で並ぶ事が有ったとしても、スマホ見ていればネットも出来るしソシャゲも出来るしで退屈しないし、一人でも十分に時間を潰せます。

25年前はスマホなんてないですからね。だいたい、近くにいる人同士で仲良くなってトランプしたり、オタク談義に花咲かせたりしていました。

だから、並ぶのもイベントみたいな感覚も有ったのだと思いますが、エヴァは最も加熱していたのが二回に渡って放映された、最初の劇場版の春と夏。

特に夏(Air / まごころを、君に)は声優の舞台挨拶が渋谷でしか行われなかった事もあるせいか、公開初日に東急渋谷映画館に数多くの人が並んでいたのを記憶している人も居ることでしょう。ニュースにもなったし。 

この時の、今じゃ考えられない話が、とても記憶に残っています。

サッカーでも野球でもiPhoneの新型発売日でも、並んでいる人の1番前は1週間くらい前から席取りしている事が多いです。 

じゃぁ、この一番加熱していた時のエヴァは?

「空前絶後」とか「20世紀最後の問題作」とかまで言われていたこの作品は、どうだったのでしょうか?

俺の当時の友人グループに「絶対に初回の舞台挨拶見る気満々の男たち」 がいました。何人かで交互に入れ替われるから、何日並んでも良いと思っていたらしい。

公開10日くらい前から毎日東急を見ていたそうなのですが、 夏の劇場版の時は3日前になってようやく人だかりが出始めていたそうです。 

「エヴァ最後のお祭りだし、絶対一週間前から列が出来ていると思ったんだけどねぇ」とは、そのグループにいた男の言。 

ちなみに前編である「シト新生 / DEATH & REVERSE 」が公開された春の時は、2日前から列が出来ていたそうです。

その友人たちだけでなく、エヴァファンらしき人らはいるのですが、並んでいるわけでもないしで訝しがりながらも、それでも列が出来ていないので安心して帰って行き、人の集まりが出来始めたのが3日前。 

ところが・・・、一週間前の時点で既に出来ていたんですね、「ノート」って奴が。

ちなみに「ノート」とは、“既に並んでますよ”という証明とでも思ってください。 飲食店のウェイテイングリストみたいなものをイメージして貰えると分かりやすいかな。


実は、何日でも並んでやる!というやる気全開のファンは一週間前から大量に居たわけです。

ただ、渋谷の東急映画館前まで行っても全然並んでないから安心して帰っていたというわけですね。

おかしいと思いつつも放置し、それでも列が出来ないことに「いくら何でもおかしいぞ」と3日前に並んでみたら、既にノートが出来ていた・・・と。 流れとしては、こんな感じです。

3日前の昼の時点でそのノートに書いていたのは、すでに300人強!!! 

 

「300人も前にいたら、良い席が取れねーじゃねーか」

「知っていたら、1週間前から書いていたのに」 


 

そりゃ、騒ぎになるのは当たり前です。 

 

「こんな事が許されるわけないでしょう!!」

「誰の許しを得ているのですか!」 


  

ちなみに、この「ノート」というのは、映画館の許可が出ていないと成立しないものです。

おまけに、この3日前の昼の時点では、この「ノート」を映画館が認めているのか認めていないのかがハッキリしていませんでした。

そりゃ、「ノートふざけんな」派は息巻きます。 

そうこうしている内にノートに書いてあった人も書いてなかった人も集まり出し、ガヤガヤ!!

さぁ、どうなる!! 

結局、その日は映画館の支配人がいない為、また明日交渉に来るということで反ノート派は帰って行きました。

ここまでが、公開3日前の出来事。

そして公開2日前となる翌日、様相が一転し、ノートが確定しました。どうやら支配人がそのノートを認めていたらしく、どう考えてもノートの存在は揺ぎ無いないモノに。 

ですが・・・このまま治まるワケがありません。この日の夜になると、更に300人くらいの人が全国からやって来て混乱に拍車がかかります。

その300人とはノートの存在を知らず、人の居ない映画館を見て安心しきっていた人達。ところがやって来てみると、既にノートなんてモノが出来ている。

3日前に起きた事が、2日前にも起きて大騒ぎになりました。 

更に酷い事に、2日前の夜の時点でノートに書かれていた人数は800人程。


2日前の夜に来た連中は、もっと前から様子を見てはいたものの、ノートを知らないから帰っていたという人が大半で、映画館に行ってみたら自分達の知らない間に800人もの人間が既に居たことを知るわけだから…そりゃ、大騒ぎになるだろう(´ー`)y━~~ 


血の気の多い馬鹿・・じゃなかった、エヴァファンが、東急映画館の社員の襟首掴みながら 


「ノートってどういうことですか!?」 

「支配人を出せ!」 

「ブン屋呼んで記事にしてやるからな!!」 



たかだかアニメ見る為だけに、ここまで騒ぎになるのは世界の中で日本だけです。 

これは、四半世紀経ってもあんまり変わらないように思う。

1997年は、羊の体細胞からクローンを作成し、アクアラインが開通し、香港が中国に返還されましたが、俺の一番の事件はこの夏エヴァでの映画館騒ぎw


結局、この時は支配人が出て来て、その場を治めて解散させていましたが、もう少しで警察沙汰。 

つか、襟首掴んで唾撒き散らしながら怒鳴っているのだから、脅迫なんですけどね。東急映画館の社員さん、オトナです。

その後、「昼のような騒ぎが夜に起きたら、映画公開が中止になるかもしれない」という噂が並んでいるファン達に広まりました。これは確か、支配人か社員がそんな事を言ったんだと思う。

映画が観れなくなるのは不味い!ということで、有志で自警団なるモノが結成されました。

アニメの映画観る為に、自警団結成!? 

嘘のようですが、本当の話です。この時はノートが有ると、少なくても2日前の夜以降に並ぶ人は初回&声優の舞台挨拶は見られません。

自棄になって暴れるファンがいないとは言い切れないということで、徹夜で見回り・・・寝ずに映画館の平和を守っていたそうなw

そして一昼夜経過した公開当日、ノートに書いていた人の総数は854人。一人一人点呼を取り、とうとう開演!! 


まぁ、夏エヴァの結末をご存知の方は多いでしょう。喜び勇んで始まったのに、終わりは御通夜のような退場。

もう、25年も前の出来事なのですが、濃密だった三日間だったので昨日の事のように思い出せます。あの乱痴気騒ぎは何だったのだろう。 


え? ところで何でそんなに詳しいのかって??  


実は、最初に書いた “一週間前に並ぼうとしていた” 友達連中が、ノート派の主要人物とべったりになったんです。

 

更に言うなら、自警団結成となった際の主要メンバーでも有りました。

スマホが無いから、横にいる人とトランプしたり、オタク談義したりして仲良くなると書いたでしょ?

実はノートを作った人たちも4日前から数時間に1度くらいは顔を出すみたいな感じで緩く並んでいまして、三日前から並び始めた時くらいは割と皆が和気あいあいとしていました。

そりゃ、1日近く一緒にいれば仲良くなるわけだし、3日前の時点では300人しかエントリーされていなかったわけだから、ノート否定派になる理由はどこにも無いわけだしね。

そして、こんな数日前から並んで映画を見ようなんて人は大概変わった人が多く…まぁ、話がとても面白かった。

 

この時と、この後に映画館並んでいた人の繋がりで多くの人と知り合いましたし、今でも付き合いが残っている人もいます。

これはスマホが無く、人との付き合いが多かった時代ならではでは有りますね。いやぁ・・・懐かしいなぁ。



ところでセガのSさん、お元気ですか? 


当時、80万円くらいの特注「等身大 綾波レイ」を買って、毎夜○○○してると誇らしげに語っていましたよね。

脱がすと、どんな感じですか?と聞いたら、女性もいる大勢の前で 「幼児体型がまた何とも・・・」 と語っている姿は漢でした。

局所を改造したんですか?と聞いた時の 「ぐふふっ」 というウシガエルのような笑い声は、四半世紀経過した今もビッチリと記憶に残っています。

お人形のその後がどうなったかを知りたいのですが、生きててこのブログを見ること有ったら、是非とも連絡ください(笑) 




2021年の現在、198万円で等身大綾波レイが受注生産で売り出されていますが、こちらは関節が稼働し、人間と同じようなポージングが出来るとのこと。

顔もリアルドールのような造型だし、髪もナチュラルに見えるウィッグを使用しているので、かなりのリアルさを写真でも感じます。

反面、プラグスーツが何か違和感を感じる。セガのSさんが買った綾波レイは写真を見せて貰いましたが、髪の部分もウィッグではなくマネキンだなぁ…という感じはしたものの、プラグスーツが良く出来ているなと思いました。

 

 

・・・たぶん、Sさんが買ったのはこれだったはず。

内訳を聞くと、40万がプラグスーツの値段だったという事ですが、当時は何か納得したんですよね。




実家に有る昔の品を入れている引き出し開けたら、劇場で貰えたクリアファイルだけ残っていた。

プレミア付いたテレホンカードは無くしてしまったし、この映画館でのみ売っていた黄金の初号機フィギアも買いはしたものの、直ぐに捨ててしまったはず。

良くもまぁ、25年前のクリアファイルが保存状態良く残っているなぁ…とw

シン・エヴァンゲリオン(ネタバレ有り)

※シン・エヴァンゲリオンについての、ネタバレ有りです。

公開して数日経過したし、強くネタバレさせているまとめサイトなども有るので当ブログでも話題にしますが、ネタバレなど見たくないという人は、ブラウザを閉じてくださいね。

 

 

 

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シンエヴァ、見てきました。

 

賛否有るとは思いますが、完結させた事を評価したいです。庵野監督も、もう終わらせたかったんだろうね。

 

どうせ投げっ放しになるんだろうなと思っていただけに、割と綺麗に纏められていたのでビックリはしました。

 

破からQに至るまでの14年の空白(シンジが起こしたのはニアサードインパクトであって、サードインパクトを起こしたのはネルフなど。それを止めたのが加持・・・という、物語のかなり重要な部分が描かれていない)などの未回収の伏線が幾つかあるし、庵野監督以外の誰かが続編をしれっと作りそうではありますが、まぁ、終わって良かったと思います。

 

エヴァを最初に見た時が17歳の高校生の時で、完結したのが25年後。

 

劇中でも今の自分より年上なのはゲンドウ・冬月くらいになってしまいましたが、何だかんだ思い入れの有る作品だったので、エヴァが終わっちゃったんだなぁ・・・という寂しい気持ちも有る一方で、本当に終わったんだという卒業感も有ります。

 

しかし、何が何でもカップリングすれば良いってわけでもないだろうに、最後にあのヒロインセレクトは・・・w

 

例えば、同じようなヒロイン論争が良く起こるドラクエⅤ(ビアンカ&フローラ)で、リメイク版の公式花嫁が追加キャラのデボラ一択となったとしても、それならそれで、しっかりとデボラにキャラ付けすると思うんですよ。

 

最後に主人公をかっ浚うのだったら、せめてキャラ設定をしっかり出して欲しかった。マリはアニメ版や旧劇版では未登場。

 

新劇場版ではユイやゲンドウが写っている学生時代の写真一コマに映り込んでいるだけで、コミック版を見ないと誰なんだか良く分からないまま終わるキャラです。

 

そりゃ、新劇場版を見ている人の半数以上はコミック版も見ているだろうけどw

 

正体は、ユイやゲンドウのクラスメイト。だから、エヴァの仕様や裏設定にやたら詳しい。

 

ただ、年齢が止まったのはエヴァの呪縛だとしても、何故エヴァに乗れるのか?劇場版に出て来ているマリは、オリジナルのマリなのか?などの重要な設定が一切出ていない。

 

ちょっと説明が無さ過ぎに感じましたが、これも続編やスピンオフとして描くのだろうか。

 

コミック版を見ると描かれている部分ではあるのですが、マリは同性愛者かバイセクシャルでユイの事が好き。そのユイに相手されなかったから、同じ遺伝子持っている息子(シンジ)に手を出した…という説が濃厚。

 

シンエヴァでのアスカのセリフで、「あいつ(シンジ)に必要なのは恋人じゃなくて母親」という重要ワードが有るのだけど、その言葉の対比としてヒロイン決定がお母さんと同世代のマリなのだとしたら、意地悪でエヴァっぽいなとも思うw

 

だったら、外見が14歳でも中身が28歳なアスカで良いじゃないかw

 

ガキはアスカの恋人にならないという事なんだろうし、劇場版でのアスカは加持とのやり取りがカットされている分、大人の男性への憧れが一層強く描かれているから、ケンケンENDの伏線となっている・・というのも、分かりはするんだけど。

 

ただ、25年引っ張り続けて来たヒロイン論争に、公式が出すのがこんな決着なのかと思うと、本当に意地悪だなと感じてならないw

 

序の時点から、このENDを考えていたのだとすると、色々な伏線が有りはするみたいで、顕著なのがアニメ版からの超重要なアイテムだったウォークマンは、マリ登場の際に衝突で壊されます。

 

これは、延々と続いていた物語のループはマリの登場で終了とみなすとかね。

 

どの冒頭でも流れるマリの鼻歌は1980年代の歌謡曲(つまり、その当時の人=ユイが1978年生まれ)だとか、そういうのも見る人が見ると一杯散りばめられているらしい。

 

まぁ、そういうファンがあれこれ考察してよねという部分を残してくれる方が盛り上がりはするのだけど、序から破まで2年、破からQまでが3年、Qからシンエヴァまでが9年という長過ぎる製作期間と、エヴァ人気に陰りが出ているから一部でしか話題にならないのであって、破からQ・シンエヴァまでの期間が3年くらいだったとしたら、旧劇版と同じくらい大炎上なのだろうなと思った。

 

何はともあれ、お疲れさまでした。

 

 

シンエヴァのあらすじから謎解き考察まで、凄く良くまとめられているサイトです。

1回見ただけじゃ良く分からないけど、何度も劇場で見たくない。でも、謎解きはしたいという人向け。

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