坐骨神経痛は、正しい診断と治療が行われることによって、すぐに症状が治まります。
坐骨神経痛によってあらわれる症状は多岐にわたりますが、これが引き起こされたときは自己判断をせずに、専門の医師に診てもらいましょう。
似通った症状が出る重い病気であることも考えられますので、自己判断は危険です。
坐骨神経痛は、引き起こされてからの経過時間によって急性期か慢性期か確認し、それにより治療のやり方が変わってきます。
引き起こされてから48時間以内の時点で、炎症があらわれているようなら急性期だと見極められます。
急性期のケースでは、炎症を冷やすためにアイシングをすることが重要になり、炎症が見られるところを冷やして休ませます。
腰が痛くなると温める人がほとんどですが、炎症が認められるときに温めるのは悪影響なので、間違えて解釈しないようにしましょう。
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急性期は痛みが引き起こされないため、普段の暮らしで長時間同じ姿勢をとらないようにしたり、腰をひねるような動作をしないように注意しましょう。
48時間以上の時間が過ぎ、炎症が鎮まり出すあたりを慢性期と言い、このタイミングでは、血行を促進させる治療が行われます。
超音波などの電気治療などが行われますし、ホットパックを利用した温熱療法が選択されます。
神経根ブロック注射が実施される場合もありますし、牽引治療が施されるときも多くあります。
ヘルニアなどからくる坐骨神経痛であれば、手術が実施される場合もあります。
症状が感じられない際には、腰周辺の筋肉を鍛えるための運動をすることが、さらなる症状が現れないための予防となります。