U-20女子W杯日本大会 | 江戸川同胞コミュニティー「まだん」のブログ

U-20女子W杯日本大会

朝鮮、初戦は神戸で


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        FIFA U-20女子世界選手権 ロシア2006大会優勝


 ロンドンオリンピックの女子サッカー惜しかったです。次の応援はU-20女子W杯日本大会。

 キックオフまであと12日。

 楽しみですね。みんなで応援しましょう。


 日本で開催される20歳以下の朝鮮・韓国女子代表が出場するU-20女子W杯日本大会(8月19日~9月8日)で朝鮮はC組に、韓国はB組に入りました。


 本大会は、大陸予選を勝ち抜いた下記16ヶ国の代表チームが参加する予定です。

朝鮮民主主義人民共和国中国 韓国  (アジア代表)
ガーナ ナイジェリア  (アフリカ代表)
米国、
カナダ メキシコ 、 (北中米カリブ海代表)
アルゼンチン ブラジル  (南米代表)
ニュージーランド  (オセアニア)
ドイツ イタリア ノルウェー スイス  (ヨーロッパ代表)
日本  (開催国枠)



 朝鮮は1次リーグでグループCに属し、ノルウェー、アルゼンチン、カナダと対戦する。


韓国は1次リーグでBに属し、ブラジル、イタリア、ナイジェリアと対戦する。


 16チームが参加する大会では、4チームが4つのグループに分かれ予選リーグを行い、各グループの上位2位までが準々決勝に進み、決勝トーナメントを行う。


 今年のU-20女子W杯は当初、ウズベキスタンで開催される予定だったが、FIFAのインスペクションの結果、大会を開催するための準備が整っていないとして開催地が変更されることとなり、今年2月に日本での代替開催が決まった。

※地区予選 AFC

 2011年10月6日~16日にベトナムのホーチミンでAFC U-19女子選手権の決勝リーグが行われ、オーストラリア、中国、朝鮮、日本、韓国、ベトナムの6チームの間で争われた。

 上位3チームがジャパン2012の出場権を得るが、結果は日本朝鮮中国韓国の順となり、日本は開催国枠で出場するため、4位の韓国が繰り上げ出場権を獲得。

 大会は、宮城の宮城スタジアム、埼玉の駒場スタジアム、兵庫の神戸ユニバー記念競技場、広島の広島ビッグアーチ、東京の国立競技場の5会場で行われる。


朝鮮代表の1次リーグ日程

日 時 キックオフ 対戦国 会 場
8月20日 16:00 ノルウェー 神戸ユニバー記念競技場(神戸)
8月23日 16:00 アルゼンチン 神戸ユニバー記念競技場(神戸)
8月27日 19:00 カナダ 駒場スタジアム(埼玉)

韓国代表の1次リーグ日程

日 時 キックオフ 対戦国 会 場
8月19日 18:00 ナイジェリア 駒場スタジアム(埼玉)
8月22日 18:00 イタリア 駒場スタジアム(埼玉)
8月26日 16:20 ブラジル 国立競技場(東京)


<決勝トーナメント>

★8/30(木)準々決勝 
16:00(予選2位通過)または19:30(予選1位通過)キックオフ

★9/4(火)準決勝 
16:00(予選2位通過)または19:30(予選1位通過)キックオフ

★9/8(土)3位決定戦 15:30キックオフ
        決勝
19:20キックオフ

チケット販売は江戸川支部で販売


 FIFA U-20 女子ワールドカップ ジャパン 2012のチケット販売が開始されます。御予約はお電話で受け付けます。

 割当が少ないので、お早めに!


 チケット価格は試合、カテゴリーによって異なり、今大会はU-20世代の大会ということで、特別にU-20価格も設定します(カテゴリー3のみ)。


 チケット料金 (下記チラシ参照)

 グループマッチ カテゴリー3

 「一般」1,000円

 「U20」  500円

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▲朝鮮(PRK)U-20代表プロフィール

過去
 朝鮮はU-20レベルで成功を収めているチームのひとつで、ロシア2006でFIFA U-20女子ワールドカップ初出場初優勝を遂げ、チリ2008では2位に輝いた。ドイツ2010ではチョ・グァンソク監督に率いられたチームは、ブラジル、ニュージーランドに勝利してグループリーグ突破を果たしたものの、優勝チームとなったドイツに0-2で敗れ、準々決勝敗退を喫した。

現在
 朝鮮は昨年のAFC U-19女子選手権で準優勝に輝き、ジャパン2012の出場権を獲得した。初戦で韓国に2-1の逆転勝ちを収め、続くオーストラリア戦を1-0で勝利すると、主催国ベトナムに5-0で圧勝して3連勝。前大会優勝の日本に1-2で敗れて連勝はストップしたが、中国を4-0で下し、最終戦を勝利で飾った。決勝リーグ5試合で朝鮮は13得点を挙げ、失点はわずか3だった。

将来
 惜しくもアジア大陸制覇は逃したが、司令塔のチョン・ミョンハを擁する朝鮮は、大会を通じて素晴らしいパフォーマンスを見せ、その実力を示した。シン・ウィガン監督は、背番号10(チョン・ミョンハ)が、今夏のジャパン2012でもチームの原動力となることを期待している。

ファクツ&フィギュア

過去のスター選手
キム・キョンファ(2006)、ラ・ウンシム(2008)、ホ・ウンビョル(2010)

主力選手
チョン・ミョンハ(MF)、ユン・ヒョンヒ(FW)、ポン・ソンハ(DF)

数字
 5 – ユン・ヒョンヒは昨年のAFC U-19女子選手権で朝鮮が記録した13得点中5得点を挙げ、ベトナム戦と中国戦ではそれぞれ2得点をマークした。


▲韓国 (KOR)U-20代表プロフィール


過去
 韓国は、チ・ソヨンがチームの原動力となって3位に入賞したドイツ2010の再現を目指して今大会に臨む。FIFA U-17女子ワールドカップ2010優勝の主力選手が顔を揃える南朝鮮だが、昨年のアジア予選(AFC U-19女子選手権)では上位3チ―ムに与えられるU-20女子ワールドカップ出場権獲得を逃しており、繰り上げ出場するジャパン2012には名誉挽回をかけて挑まなければならない。

現在
 韓国は昨年のAFC U-19女子選手権決勝リーグ(総当たり戦)は4位に終わった。朝鮮に1-2、前大会チャンピオンの日本に1-3と、連敗スタートとなった韓国は、第3戦で中国に1-1で引き分けた後、主催国のベトナムを4-1で下し、オーストラリアにも4-2の勝利を飾ったが、U-20女子ワールドカップ出場権獲得は果たせなかった。しかし、ウズベキスタンに代わって優勝国の日本が2012年大会の開催国枠に回ったため、韓国の繰り上げ出場が決まった。

将来
 長期に渡りチームの指揮を執ったチェ・ドクチュ監督が、昨年A代表のアシスタントコーチに就任したため、U-20女子代表は現在チームの改革中である。アジア大会では精彩を欠いたが、スターストライカーのヨ・ミンジが膝の負傷から復帰した韓国が、本大会の注目チームとなるのは間違いない。

ファクツ&フィギュア


過去のスター選手
 パク・ヒヨン、チャ・ヨンヒ、イ・ジャンミ(2004)、チ・ソヨン、キム・ナレ、キム・ヘリ、ムン・ソリ(2010)

主力選手
 ヨ・ミンジ(FW)、キム・アルム(MF)、セオ・ヒュンスク(DF)

数字
 0
– ヨ・ミンジは韓国が優勝したFIFA U-17女子ワールドカップ2010では8得点を挙げ、アディダス・ゴールデンブーツ賞に輝いたが、昨年のAFC U-19女子選手権5試合では無得点に終わった。  
 

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▲アジア勢が輝いたFIFA U-20女子世界選手権ロシア2006


 FIFA U-20女子世界選手権 ロシア2006ではアジア勢が上位2位を独占し、ヤング女子サッカー界の勢力図を塗り替えた。

 3週間にわたって開催された今大会の最大のサプライズは朝鮮の優勝だった。今回の朝鮮の優勝は、女子サッカー界が進化し続け、才能溢れる若手選手が続々と出現していることを改めて印象づけた。


ロシア2006を振り返る。


朝鮮が優勝

 朝鮮がグループリーグ初戦で前大会チャンピオンのドイツに勝利すると、「ビギナーズラックだ」、「新たな優勝候補の台頭か」など様々な声が上がった。



 しかし、そのような周囲の目をよそに、チェ・グァンソク監督率いる朝鮮は司令塔キム・キョンファ、DFホン・ミョングム、FWキル・ソンヒらがチームを引っぱり、次々と素晴らしいパフォーマンスを披露していった。


 朝鮮は無敗の首位でグループリーグを突破したが、類い稀な選手、馬暁旭を擁する中国も同様に無敗トップで勝ち抜いた。キャプテンの馬暁旭の存在が中国の快進撃の原動力であったことは疑いの余地がない。最終的に中国は2位に甘んじたものの、馬は個人賞2冠(得点王のアディダス・ゴールデンシューズ、最優秀選手のアディダス・ゴールデンボール)を獲得した。


 9月3日の決勝は朝鮮と中国の対決となり、わずか数ヶ月前に行われたAFCアジアU-19女子選手権決勝の再現となった。激しい雨に見舞われ、ピッチも滑りやすい状態の中での一戦となったが、朝鮮は悪コンディションをものともせず、5-0で中国に圧勝し、優勝を果たした。


 2大会連続で優勝を逃したものの、中国は準優勝という成績には満足しているであろう。


最終順位

  1. 朝鮮
  2. 中国
  3. ブラジル
  4. アメリカ

スター選手

張艶茹(中国)、ヴァル・ヘンダーソン(アメリカ)、ホン・ミョングム(朝鮮)、セリア・オコイノ・ダ・エムバビ(ドイツ)、キム・キョンファ(朝鮮)、馬暁旭(中国)、シンシア・ウワク(ナイジェリア)、キル・ソンヒ(朝鮮)、ファビアナ(ブラジル)、ダネシャ・アダムス(アメリカ)



得点ランキング上位3位

5ゴール(2アシスト):馬暁旭(中国)
5ゴール(1 アシスト):キル・ソンヒ(朝鮮)
3ゴールアンナ・ブラッセ(ドイツ)


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