おはようございます 江戸散歩です

江戸城三十六見附シリーズは山下門と数寄屋橋門です

山下門はピンとくる方は少ないですが、数寄屋橋と言えば有楽町界隈です

では、山下門からです
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この門は熊本の細川忠利が寛永13年に建てたもので江戸城最小の門らしいです
蓮の葉っぱがおおい茂っている珍しいひとコマです
この辺りは山下町があり町名が由来との説があります


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現代には山下門の遺構は一切ありません 当時を偲ばせる説明板や石柱位は置いて欲しいものです

場所は帝国ホテルの裏手です


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この不思議な光景は何でしょうか?
JRのガード下に店舗が連なる銀座コリドー街の裏になります
この山下門があった場所が手前の道路です  急坂を下って暫く平坦になりまた急坂を上る

そうですこの場所は堀が流れていたのでこの様な地形になったとの説があります


山下門跡近くにある明治11年創立の泰明小学校です
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昭和四年に現在の校舎が建てられたのですが、とてもモダンな建築物として東京都歴史建造物の
指定を受け保護されています

銀座の直ぐ近くにこんな小学校がまだ残っているのが奇跡です この小学校は近年進学率から
越境入学するほどの人気振りだそうだ

卒業生に島崎藤村など著名者が多いのも特徴だそうです


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数寄屋橋門
敬重7年に門が築かれ。寛永6年に伊達政宗により石垣・桝形門が完成したそうです
門内には大岡越前で有名な南町奉行所がある


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現代の数寄屋橋交差点付近 有楽町マリオン付近です
この横断歩道を渡る途中にある石垣に数寄屋橋門を偲ぶ写真があります


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いたずら書きがされていますが数寄屋橋門と江戸城を中心とした古地図です
残念ながら交差点のど真ん中にこの写真が展示しているので、青信号の時急いで撮影した
ものです  ゆっくり見たいのですが、信号が赤になってしまうので無理ですね


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有楽町イトシア地下1階広場にある江戸南町奉行所遺構
有楽町界隈開発の際に発掘された遺構の一部が地下1階やイトシアビル入り口辺りに
沢山展示しています

この木製の箱は穴蔵と言うもので伊勢神宮の神官から大岡越前に当てた札などが発見されています


近年の都心で開発中に発掘された過去の遺構は色んな形で展示する姿勢が見受けられ
良い風潮だと思います

折角この様に展示しているのですからもう少し興味を持って欲しいです この穴蔵もベンチに
なっているのですが殆どの方が説明板を見ようとしません

このカットは暫く男性の方が座っていたのですが、中々立ち去ろうとしないので強引に
説明板を撮りにいったところ、ようやく気付いて離れてくれました

別にベンチにしなくても良いと思いますが皆さんはいかがでしょうか