ハンガリーは旧東欧に位置し
チェコやとともに
独自の通貨を持つ国だ。

チェコに関して言えばEUに入りたての
当時私はチェコに車で入り
その経済発展を目の当たりにした。

その中で思ったのが
相当物価が安いということだ。

物価が安いと感じるということは
私の場合は日本円と比べてどれだけ消費ができるか
ということだ。

各国の為替は短期的には上下20-30%程度の変動があるのが
常であるので高値、安値の局面では
それ以上に総合的に見て物価を比較すると
購買力に歴然とした差がある。

明らかにその時よりも今の方がチェコの通貨クローネは高くなっている。
これはチェコの経済発展とともに
その相対的な価値が見直されたからである。

経済が好調であればその国の通貨が
相対的に価値のあるものとみなされて
通貨の価値が上がる。

まさしくハンガリーはそういった状況に
あったのではないだろうか。
もちろん相対的な話、
つまりユーロ使用国、ポンド使用国、チェコクローネ、他東欧や北欧の
独自通貨使用国と比べての話であるが。

それでは、ハンガリーが粉飾していたとしていたら
どうなるであろうか。