青色LEDの発明対価が話題だ。
200億円と言われた発明料が、最終的に8億円になり
示談が成立したらしい。
6億円でも夢のような金額だが、
そんな記事を読んでいて、ふと思った。

(俺も何か発明しよう!)


というわけで、「枝豆式物質圧縮ガン」を考案した。
ハンディタイプのピストル型。先を向けボタンを押すと
目の前の物質が1万分の1に圧縮されるというスグレモノ。

当初は、廃棄に困る自治体に、ごみ問題のリーサルウエポンとして売り込むつもりだった。
コンテナ一台分のごみがサイコロキャラメル大になるのだから
捨て放題だし、コンテナに入れて積んで置いても大丈夫
画期的な発明に違いない。

(儲かるぞ~~ウシシ)と捕らぬ狸状態。
3200ある自治体から年間1千万貰ったって320億円
ボタンひとつで320億。


しかし、考えてみると・・・
利用法はごみ問題だけではないことに気づいた。

古くなったビルの解体にも使える。
無人のビルに向かってPushすると、買い物袋に入れて持ち帰れる

食べきれないほどの満漢全席の料理も、一口で完食

さらに兵器利用することも可能なのだった。

飛んでくるミサイルもボタンひとつでマッチ棒に
走ってくる戦車もありんこに
北朝鮮もイラクも怖くないのだ。
こうなれば世界の大王になれる。

逆らう者はみんな小さくして携帯ストラップに。

大王になった自分を想像してみたが
各国の情報部が枝豆の命と発明品を狙い、
一瞬たりとも安穏としていられない状況。
そんなのは、ちと面倒くさい。

でも、美少女クラブ31を全員小さくして
風呂にある船のおもちゃに乗せて遊んだら
きっと楽しかろう・・・
そんなことを考えていたら駅に着いたので
電車から降りて、いつものつまらない職場に向かった。