「エコトクくん」のはじまり・・・つまりは開発エピソード その2です。
ここでおさらい
「エコトクくん」とは
魚焼きグリルの受け皿に敷くグリル石です。
この商品がスゴイところは、使用回数の多さ
なんと30回も繰り返し使えちゃうんです
吸収量が他社のグリル石と違うのと、中にあいている穴が液体の吸収に向いているんですね。
販売には人一倍苦労しましたが、
現在、累計販売数80万個を突破し、100万個に近づきつつあります
「一度使うと、無いと困っちゃう」がリピされる理由。
前振りが長くなりましたね。
すみません
では、本題にいきます。
前回までは・・・
T社との共同研究をして、丸い石が出来上がったまでお話ししました。
(詳しくはこちらを見てね♪ http://ameblo.jp/ecotoku-kun/theme-10046218812.html)
でも、強度が弱かった・・・
最初は輸送するだけで割れちゃうんです。
焼成温度を少し上げて、何とか割れないまでは改良できました。
しかし、土木で使える程の強度は無い・・・
しかも丸くて、扱いしにくい。
つまり、転圧して密度を高くしようとしても、コロコロしていてしまらない。
要は土木材料にならないものを作ってしまったのです。
目的の一つ、「吸水性」は確かにあった。重量比40%。
でも、土に比べると低いし、砕石よりもはるかに強度が弱い。
丸い石にするだけでも、製造コストがかなりかかる。
何が一番高いか?って言ったら、人件費
製造コストは人件費の塊だったのです。
人件費を抑える方法はないか?
量が少なくてオフラインで作らざる負えない。
じゃあ、大量に作ればいいということになる。
でも、大量ってどのぐらいだと思います?
月1000トン
無理です。そんなに。
土木資材でも難しい。
この時、エコトクくんの製造ロットは100トンでした。
これがたった1週間でできてしまうのです。(前準備を除いて)
100トンって、「エコトクくん」がいくつできると思いますか?
20万個です
とっても売るのは無理。
なんでこんな形にしたんでしょう
ここまでの開発費はかなりかかっているし、
途中で止めた なんてしようものなら、関係者はどこへ行くやらわからない。
そこで、母(三智子)が思いつきました
「水を吸うのよね。だったら、家に使っているグリル石に使えないかしら?」
思い立ったら吉日
早速試したようです。
「これ使えるわよ!今までのグリル石より断然いい!」
「汚れないし、長く使えるわ 30回はいけるわよ!」
と言うわけで、「30回繰り返し使える」が決定てしまったのです。
(なんと強引な)
私は後付けの実験作業です。
何とか「30回繰り返し使える」ことを確認して、表記上も問題ない。
こんなことをはじめた、もうひとつのきっかけは、T社のT部長が、
「T社の中では3年に一度社長が変わる。なんとか販売実績を上げたい・・・・ でないと・・・・プロジェクトが続かない・・・・・」
と言ってきました。
うそでしょ
3年なんて無理よ
土木技術は大手がやっても5~10年かかるんだから。
3年
そうしたら、短期で市場に流せる商品?
雑貨
そう 雑貨
あんなこんなんで、あの丸い石は「エコトクくん」になったのです。
「グリル石」・・・どうやって売ろう・・・・
今度は売り方の課題に直面
そこで母(三智子)は決めた
「通販」で売ろう
「これは絶対にリピート商品だから、通販で一度お客さんが買ってくれたら、
絶対に繰り返し買ってくれる! 北海道で梅干しを売った時のようにすればいいのよ!」
おいおい梅干しは30年前でしょ。
今通用するかよ。。。。
こんなことを言ったら大変
カリスマ母ちゃんの逆襲がきます
ここから20万個を抱えたドタバタ劇がはじまるのであります。。。
(つづく)
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今回は 「アマゾン」様
元祖 エコトクくん グリル敷石 ET001