電気の自由化特定規模電気事業者(PPS)に触れましたが・・・。


良く分からないという方は、以下を参照ください。


PPSについてのQ&Aはてなマーク


Q1 特定規模電気事業者(PPS)ならどこからでも、電気を購入できるのですか?


A  PPSの供給能力、地域、使用状況によっては購入できないこともあります。PPSは、電気事業法(18条1項)の縛りを受けないため、お客様を選んでいるのが実情です。一方の電力会社は、一般電気事業者と呼ばれ不特定多数の需要に応じて電気を供給することが義務付けされています。



Q2 PPSに変更してメリットがでるのはどんな場合でしょうか?


A  現状の契約が高圧受電:業務用電力、休日高負荷契約など負荷率が概ね40%以下の場合が、比較的メリットがでます。これは一つの目安ですので、これ以外全くメリットが出ないということではありません。

例) オフィスビル、学校関連、スキー場、物流センター、量販店店舗など



Q3 PPSから電気を購入する場合、設備の変更が必要ですか?


A  現在設置されている電力会社の計量器は、通常、そのまま使用することになり、その場合、資産区分、維持管理責任は電力会社となります。


Q4 PPSの発電設備にトラブルがあった場合、供給がストップしてしまうのですか。


A  PPSからの電力供給は原則として、電力会社の送電設備を通じて行われます。したがって、ストップした場合でも利用者に対しては、電力会社から電気が送られますので心配ありません。



Q5 PPSに変更して省エネになりますか?


A  電力を発電するのに火力、原子力、水力、風力他さまざまあります。

グリーン電力の割合が大きい所ほど、省エネになります。一つの目安としてCO2排出係数を比較して見て下さい。


例) 東北電力 0.473kg-CO2/kwh  PPS A社 0.353kg-CO2/kwh