オーガニックについて | リンクアースエコ推進室

オーガニックについて

4月14日付けEICネットより転載

 【フランス 学校給食でオーガニック食品】
 持続可能な開発週間のスタートに当たって、フランスのジュアーノ閣外大臣(エコロジー担当)は、生徒と昼食を共にするため、ギャレンヌ・コロンブのジャン・ジェルファニオン校を訪れた。
 この学校では、2009年9月から、オーガニック栽培で旬のラベリングされた地域の食材「持続可能な食品」を活かした、環境的に品の高い昼食を開始した。
 CM1のクラスの生徒は、閣外大臣に、特に、ごみ分別など現地視察に続き、持続可能な開発に関する展示を発表した。
 ジュアーノ閣外大臣は、引き続き教育庭園を視察、子供たちとともにオーガニック栽培のリンゴを植樹した。
 2010年から、公共のレストランで、オーガニック農産物を20%活用することは、環境グルネル(環境懇談会)の約束である。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省】

皆様、こんにちは。
今日は、『オーガニック』についてお勉強しましょう。

【オーガニックとは?】
一般的に、有機栽培(有機農業)という農業の一形態を指す。
農薬や化学肥料に頼らず、有機肥料などで土壌の持つ力を活かして栽培する農法。


日本においては、登録認定機関によって認められた事業者のみが「有機JASマーク」を貼ることが出来ます。有機JASマークを持つ事業者のみが、「有機」や「オーガニック」などの表示をすることが出来るのです。
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これにより、私達消費者が、オーガニックかそうでないか、一目で見分けることが出来るのですね。

【有機農産物の生産基準】
・堆肥等による土作りを行い、播種・植付け前2年以上及び栽培中に(多年生作物の場合は収穫前3年以上 )、原則として化学的肥料及び農薬は使用しないこと
・遺伝子組換え種苗は使用しないこと


【有機畜産物の生産基準】
・化学的に合成された食品添加物や薬剤の使用は極力避けること
・原材料は、水と食塩を除いて、95%以上が有機農産物、有機畜産物又は有機加工食品であること
・薬剤により汚染されないよう管理された工場で製造を行うこと
・遺伝子組換え技術を使用しないこと


認定後も、有機JAS規格に基づいて生産を行っているかの確認するため、最低でも年に1回、調査が行われています。

他国からの輸入食品の問題など、「食の安全」も毎日の生活の中で重要なテーマとなっています。
オーガニック野菜は一般の野菜に比べると値が張りますが、安全や安心のことを考えるとぜひチョイスしたいものです。