9月の講座「花をたずねて鎌倉歩き」は、
涼を求め長谷~江ノ電~緑陰の妙本寺散策を楽しみました。
長谷駅から歩いて、まずは収玄寺へ。
白い花がだんだん赤くなるスイフヨウやサルスベリ、
カクトラノオなどに出会えました。
長谷寺へ。赤いサルスベリに迎えられます。
池の周りを廻り、元気に咲くムクゲの花を愛でて。
観音様にお参りし、涼やかな金属音が響く風鈴
「かんのんね」に涼を感じて。
青い海を見下ろし、日陰のベンチでほっと一休み。
かきがら稲荷の、カキの殻の絵馬も「面白いね」と興味津々。
弁天さまの洞窟を廻れば、ひんやりと涼しくなります。
長谷寺をめいいっぱい楽しんで、出発しました。
横断歩道を渡り、ベルグフェルドカフェの角を曲がり、
路地に入ります。「鎌倉 こころのギャラリー館」というギャラリーへ。
はり絵画家・内田正泰氏による、
美しいモダンな色彩のはり絵に、
「わあ…!」と心奪われて。
暑さを忘れて、アートなひとときを楽しみました。
長谷駅から江ノ電に乗り、鎌倉駅へ。
大巧寺では、ムラサキシキブが紫色に色づき始めています。
秋の花のシュウメイギクが楚々とした風情で咲いて。
ビックリサンザシという、大きな実がたわわになるサンザシも。
秋の七草のひとつ・黄色いオミナエシの花や、
これに対して白く大きいオトコエシの花にも出会えました。
本覚寺では、あかあかと咲くサルスベリを見上げて。
最後に、妙本寺へ。参道に入ると緑に包まれ、
「涼しい…!」「緑の力ってすごいわね。」
自然な緑の涼しさに、癒されます。
本堂の回廊に上がらせていただき、
ほっと休憩。腰を下ろし、緑を眺めておしゃべりを楽しみました。
夏の終わり、鎌倉ならではの涼をたずねて歩く散策となりました♪
終了後は、御成通りのフランス料理レネへ。
まずは小さなグラスに入った、黄色いコリンキーの冷菜。
次に、パートオンクルートというフランスの伝統的なパテ。
パイ生地に挟まれたパテ、ずっしりと重量感があります。
メインはお魚かお肉か選べて、
お肉は「牛のパロロン濃厚赤ワインソース仕立て」。
ほろほろになるほど柔らかな肉に、
濃厚なソースがかかっていて、
マッシュポテトの上に乗っています。
深みのある、どっしりとした味。
デザートは、こちらのお店の名物・カスタードと
リンゴの包み焼きクリスタッド。
パリパリのパイ生地に煮リンゴが包まれ、
上にはクリームが乗せられて。
たっぷりとお皿に注がれたキャラメルソースを
かけていただくと、「幸せ…!」
キャラメル好きにはたまらない、贅沢な味わいのデザートです。
お腹いっぱいになりました! 3780円、★4.4♪