晩秋の六国見山に登ってきました。
まずは大船駅から北鎌倉台バス停へ。
美しい青空が広がります。
住宅地を歩いて、山道へ入りました。
朝の木漏れ日が美しい森の道。
やがて、伸びやかに広がる畑が見えてきます。
「ハクサイと、ダイコンと、あれはおネギね。」
里山らしい、昔懐かしい風景。
六国見山森林公園の南口に着くと、
見事な紅葉が迎えてくれました。
「わあー、きれい!」
風が当たりにくい場所なので、
12月中旬でも
葉が散らずに残っていたのですね。
10本ほどのモミジの木々の葉が、
赤や黄色のグラデーションを描いて、
紅葉の天蓋に包まれたようでした。
左右にササの茂る階段を、
頑張って登ります。
視界が開けて…
着いた!
六国見山の展望台に到着。
「わあ、富士山、真っ白!」「素晴らしい!」
雪をかぶった富士山。
丹沢や、箱根の連邦も、尾根尾根に雪をまとって、
凛とした姿。
キラキラ光る、由比ヶ浜の海。
北には、横浜のランドマークタワーも見えます。
以前、講師の村田が自然観察の会でお世話になっていた、
里山保全のボランティアに取り組まれる
皆さんに偶然お会いできて、
楽しみながら汗を流していらっしゃる姿に、感激しました。
かけがえのない、生きた里山が
こうしてよみがえっていくのかなと思うと、ワクワクしますね。
来年の春、サクラがいっぱい咲くのでしょうね、楽しみです!
皆さん、いいお顔です!
来年3月、『六国見山の手入れの記録・里山ってなんだ!』という本を
出版されるのだそうです、こちらも楽しみ^^
http://kitakamayu.exblog.jp/21123626/
山道、そしてつづら折りの急な舗装路を下って、
明月院へ。
紅葉はもう終わりかけていましたが、
冬の風情の明月院は、侘びさびが感じられます。
普段は鎌倉国宝館に納められている北条時頼公坐像が
戻ってきている時期ということで、
本堂に上がって拝観させていただくことができました。
日当たりの良いところでは、咲き始めたロウバイに出会えました。
スイセンも咲き始めていました。
すてきな、六国見山里山ハイク&明月院の散策でした!
終了後は、フレンチレストラン「航北鎌倉」へ。
駅から少し離れたところにある古民家レストランで、
店内は上質ですてきな雰囲気。
前菜は、サーモンのマリネ、ニンジンのサラダと、ナスのバルサミコ酢漬け。
キノコの風味の豊かなパスタ。
メインはマダイのポアレ。
器がどれも凝っていて、眺めているだけでも豊かな気持ちになれます。
「幸せね♪」
北鎌倉に来たらまたうかがいたいな、と思う、
古民家フレンチレストランでした。
パスタコース2625円。★4.7^^