韓国在住の日本人ミョヌリ(=嫁)のみなさま~チュソク(=日本のお盆)お疲れさまです
まだ、シデク(=旦那さんの実家)にいらっしゃる方もいるかも知れませんが
我が家はシデクが近くて、車で15~20分程なので日曜日のお昼頃には家に帰ってました
ただ、私、先週はカフェウィークでお友だちと会って美味しいもの食べて喋って、遊び呆けていたしっぺ返しでしょうか風邪でダウンしちゃいました
土曜日から喉が痛くて熱も出て来たので、昨日はお昼から夕方までずーっと大人しく寝てました
まだ回復はしてませんが、ちょっとましになったところで
チュソクについて少し書きたいと思います
韓国のチュソクとは、日本でいうお盆なのですが、日本とは少しすることが違います
日本では、先祖や亡くなった家族のお墓参りに行きますが、韓国でもお墓参りをする家庭もありますただ、韓国のお墓はたいてい山にあります。そのため、お墓の周りにあるお生い茂った草刈りをしなければいけない場合がありますこれがけっこう面倒だそうで
~我が家は幸いお墓がシアボジの故郷にあるため、(かなり南の方なので)行かなくてもいいのです~
そして、韓国のチュソクの時は前日から名節用の食事を作りますただ、シアボジが長男家族で、親戚がたくさん集まるためたくさん食事を作る場合、シデクが遠い場合は、2~3 日前からシデクに行かなければいけない家庭もあります。
かと思えば、シプモ(義両親)がこのせっかくのチュソク連休を利用して、あえて海外旅行へ行ったりする場合は集まりがない家族もいたり、家で作らず外食で軽く済ませる家族もいるようですこれは羨ましい~
~我が家は幸い、シアボジが長男家族であるにも関わらず、親戚が遠くにいること。親戚付き合いをほぼしていないという理由から、シプモ、義兄家族と私たちだけで集まり家で簡単に食事を作り、食べて解散なのです比較的楽な方なので、有難いことです~
で、去年のチュソクの時は結婚して早々でしたが、当日にシデクを訪れた私たち。今年は、前日にお呼び出しが
去年までは、シオモニ(義母)が1人で食事準備をしていたのですが、足腰が悪いシオモニ。だんだん1人で準備するのが辛くなって来たようで、見兼ねたシアボジ(義父)が、前日に来て一緒に手伝いなさいとのこと。
私たち、先週結婚記念日があったので、チュソクの前日は出掛けようかって言ってたのですが、一日中デート出来ずちょっと残念だけど、これが本来の嫁の姿だし、もっと大変な人もいるんだし、当然のことですよね
手伝うとはいえ、夕方からでもいいって言ってもらえて、それまでデート出来たので有難いことです
夕方から行き、初めてだしどんなことを手伝うのかなぁとちょっと不安だったのですが、結局着いてみればけっこうシオモニが既に作ってくれてました
なので、私は義兄、義兄嫁、オッパと一緒にジョンというチヂミにたような物を作ることに
義兄家族は家が離れていて、普段あまり交流がないのですが、こういう機会にみんなの話を聞きながら、私も少し喋りながら作ったので、思ったより楽しめました
去年までは、義兄お嫁さんがこのジョンを作り持って来てくれていたのですが、義姉さんも1人で作るより断然楽だわ~と喜んでいたし、私としても良い経験になったのでよかったです
義兄さんには4才の一人娘がいるのですが、会う度に言葉を発する様になり、今まで懐いていなかったオッパにも心を開き始めたのか、今回会うと
チャグンアッパ(=小さいパパ→自分のパパの弟、つまり伯父さん)チャグンアッパ~と、オッパにかなり懐いていて、そんな姿を見て子どもってやっぱりかわいいなぁと、思うのでした
私は韓国語が未熟で、私の韓国語通じないのでは子どもとはいえ聞き取れないのでは、きょうだいがいなくて子どものめんどうの見方が分からないとか余計なこと思って、距離を置いてしまっていた私
でも、聞くところによると私がいないところでチャグンオンマ(=小さいママ→叔母さん)、チャグンオンマ来るの~?とか、私たちが帰った後、どこ行ったの?とか言ったり、私があげたキティちゃんのキーホルダーとかタオルとかすごく気に入ってくれて、肌身離さず持ってくれてたりするの見て 、私の方が子どもを避けてどうすると思い、これからはもっと交流
しなきゃと思いました
ちなみに、チャグンアッパ・チャグンオンマという名称は本来、子どもがいる叔父・叔母に対するもので、私たちにはまだ子どもがいないのでこの呼び方は不適切なのですが
そして前日は準備をして、シデクで軽く晩御飯を食べて家に帰宅しました
義兄家族は家が遠く次の日も朝早いのでシデクに宿泊することに。
チュソク当日は、私たちは朝の6時半頃にシデクに到着し、テーブル準備、名節時の特別なお皿に食事を並べるのを手伝い、先祖に対する儀式?
うちでは、食事を前にして、クンジョルというおでこまで床につけるお辞儀、最敬礼を男性のみ(昔からの名残りで、女性は通常行いません)が3回に分けて行い、(ご先祖様に食事をしてもらうという意味を込めて)9時頃にはみんなでご飯を食べ始めていました
この方法は、家庭によって違いがあると思います
こちらが我が家の用意した食事の一部
並べるとこんな感じ
魚、スープ、ナムルなどのおかず数種、チャプチェ、ご飯、ジョン、シッケ(お米で出来たドリンク)、マッコリ(形だけで我が家では飲みません)などを食べます
この内容も、地域、家庭により違うと思います
何はともあれ、無事終わりよかったです
次はソルラル(旧正月)でまた同じお料理を用意しなきゃなぁ~