第1回目の興奮 | 一段上を目指せ。「本物」を目指せ。

第1回目の興奮

「本は買ってきた日が、一番速く読める。」 (中谷彰宏氏曰く)


「自信の軸」を作るには、初回のみに現れる独特の興奮を利用する。


既に、第2回ではこの期待感、興奮が失われている。チャンスは1回のみ。


生徒を教えるときでも。


部活で後輩を指導するときでも。


最初の1回で掴ませる。


自分の力で掴む喜びを1回目で味わうことに成功すれば、もうその生徒は自分で歩み始める。こっちが言わなくっても努力を努力と感じないで練習し続ける。


内発的なモチベーションが生まれる。


後輩には、自分で「探す喜び」を知ってもらう。「発見する喜び」あっての「探す喜び」だ。


新入生には、「よくぞわが部を見つけ出してくれた。苦労して探し出した甲斐があった!」と思えるような、スペシャルな技術を最初に与えよう。


これはアメ/ムチで言えばアメ型だ。ただ、甘やかしてアメ型なんじゃない。努力した結果としてアメ保証してあげてるわけだ。


「甘やかさないアメ型」マネジメントは、こちらに確実な成功methodが確立されていて機能するシステムだ。管理する方が徹底して大量に練習してきた結果だ。他にも試してきたことは100も200もあるが、それを絞った後での1つの教えだ。渾身の教えでなければならない。そうしてやっと「責任持てる教え」ができる。ノープランの対極にある信念だ。