目的と目標 | ナンパ師引退(仮)えっちゅうブログpart5~黄金の鳥~

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元ナンパ師えっちゅうたつおの(メインではない)サブブログ(ナンパに関係ない記事、雑記帳、ラフ記事、メモ、適当文章、マニア・コアなファン向けw)

何事も目標を立てることが重要である、とは良く聞くことである。何も目標がなかったら目指す方向も分からず、ただ、やみくもに突き進むことになってしまう。仕事でも、納期が決まっていなければ、真剣に働く気もおこらずだらだらと延々と作業をすることになってしまう。

しかし、なかなか目標自体が持てないことや、目標ばかり気にしてしまい、気分が重くなることがある。そういった場合、どうすればいいのだろうか。その答えは目的と目標は違うと言うことだ。目標の前に、目的を意識してみることだ。

とある学校の高校野球の監督が語った話で、「目標は甲子園出場や甲子園で勝つことだが、目的は野球を通じて人格を形成することである」と。甲子園に出ることや試合に勝つことは人格形成という目的のための手段であるということだ。試合に勝つことが目的になってしまえば、部活はひたすらつらいものとなり、人格形成にもつながらない。本末転倒となる。

どんなことがらにもこれは当てはまるし、突き詰めていけば人生とは、と言う問いに行き着く。筋トレをしてイイ男になる。ナンパして女のコを喜ばす。活動の目標を掲げることは目的を達成するための手段であることだ。

人間にとって、目的がはっきりしない労苦を課せられることはつらい。反対に意味を見いだすことができれば、挑戦し、達成し、喜びを感じることができる。目的さえ見失わなければ、目標を立てることもワクワクするし、それに挑むことが楽しさに変わる。

目標が定まれば、今度はそれを達成するためにどうすればいいだろう、と考える。いろいろ智恵をしぼる。試してみる。トライアンドエラーの繰り返しだ。自分で決めた目標は人から押しつけられたものではないから常に自問自答をする。そこに成長があり、生き甲斐がある。