新宿と横浜にあるルミネ(JR東のデパート)には、雑貨と本を扱うヴィレッジ・ヴァンガードという店が入ってる。
どちらの店にも岡田あーみんの作品が平積みしてあるんだな。そしてあーみん作品のポップには「少女漫画界に咲くドクダミの花」のフレーズが!……懐かしい。

今回は、最近読んだエッセイや小説についてポップを描いてみた。
ポップに見えないかもしれないけど、あえてポップだと思って読んでいただきたいデス。

***



■ ウェブ進化論 / 梅田望夫
ウェブ進化論
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる誰もがパソコンを自由に使えるようになり、ブログなど情報発信を容易にする手段が普及、Googleの検索エンジンなど情報を取捨選択する方法が広まったことで、Webの世界が変わりつつある。いわゆる「Web2.0」だ。

(中略)

実際、Googleのサービスを利用して、従来なら開発に数億円かかったシステムを、数十万円で作った企業も出てきた。この流れは企業のIT環境に大きなインパクトを与えるものだ。ITにかかわる人なら必読の一冊と言える。
(Amazon/レビューより)

検索サイトとして名を馳せてるGoogleは、どうやら世の中のありとあらゆる情報に接触し、分類したがってるらしい。そして最終目標は「世界政府に必要なものを全てプログラムで構築する」というバーチャルリアリティの実現らしい。

数年前に、浜崎あゆみが黒い犬に命令して情報を持ってこさせるというLYCOS(検索サイト・日本では楽天と合併してなくなっちゃった)のテレビCMがあった。当時の私には、あのCMが検索サイトのイメージだった。(でもLYCOSって犬じゃなくて、クモの一種らしい)

犬だと思ってたものが政府の樹立を目指してたっていうことに、ちょっとビックリ。足元にじゃれついていた飼い犬が、目を離したすきに「ケッ」って、花壇の花につばを吐いてるような裏切りを感じた。

そういえば、Googleで検索したときに上位表示されるようにすることをSEO対策を講じるって言うけど、それをやりすぎてしまった企業のWebコンテンツがGoogleの検索結果に一切表示されないというおしおきを受けてたことが、昔(ドイツの自動車会社)も今(アメブロを運営しているIT企業)もあった。Googleは最初からかわいらしい犬などではなく、キッパリと跳ね除ける力さえ備えた政府ったんだね。
しかも、すごい外交力(?)。しびれる憧れるぅ~。
と、読みながら思った。

ところで、この本を書いているのがGoogleの内部の人ではなく、(株)はてなの取締役さんがというところにも注目。
先週の金曜日にWBS(テレビ東京系のTV番組『ワールド・ビジネス・サテライト』)にこの著者の人が出演してたけど、恐竜(この話も本書に書いてある)とGoogle政府の話しか耳に残らなかった。……はてなの紹介に来たんだよね、確か?


【関連ページ】
ネット企業は技術志向の経営を--梅田望夫氏が語るウェブの進化(CNET Japan)
「梅田さん、Web2.0って企業情報システムに影響しますか?」 (IT Pro)


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梅田 望夫
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる



■ 理由 / 宮部みゆき
理由
事件はなぜ起こったか。殺されたのは「誰」で、いったい「誰」が殺人者であったのか―。東京荒川区の超高層マンションで凄惨な殺人事件が起きた。室内には中年男女と老女の惨殺体。そして、ベランダから転落した若い男。ところが、四人の死者は、そこに住んでいるはずの家族ではなかった…。ドキュメンタリー的手法で現代社会ならではの悲劇を浮き彫りにする、直木賞受賞作。
(Amazon/レビューより)

宮部みゆき作品(ミステリー中心)にはまっている父が、昨年の秋頃に貸してくれた作品の一つ。
返しそびれたので、もう一度流し読みしてみた。

漫画にしたら映えそうだなと思った作品は、これから紹介するものよりも『龍は眠る』という作品のだと思った。田島昭宇のようなシャープで、ちょっとエキセントリックで、神経質で猟奇的な絵柄が似合うと思うと勝手に決め付けてみる。

さて、『理由』だ。
事件に関係する人物にインタビューしていくという設定で、話が進んでいく。
既に事件は解決しているという設定でのインタビューなので、「今思えばアレは……」と思わせぶりな発言がたくさん出てくる。そうかと思えば現在進行形の話も織り交ざり、読み手としてはインタビューでの「アレ」に直結するものを、同時進行の話から探るという感じだ。
と言っても、ときどきインタビューを受けた人が余計だと思われることまで延々と語ることがあるので、勘ぐりすぎたときや話を早く進めたいときは脱力する。
事件を起こした人についての証言は、なかなか登場しない。それだけこの事件の加害者が”薄い”存在だったのだと思う。

都内の超高層マンションで、一家の全員が死亡する事件が起きた。亡くなったのは、室内に惨殺された3人(中年の男女と老女)、そして庭に転落死した1人(若い男)の4人。そしてマンションの住人からは、事故後にも生きている人の影があったり、カメラを避けるようにエレベータで降りる男性がいたり、と様々な目撃情報が寄せられる。しかし、亡くなったのは部屋の本来の住人であった家族ではないことが判明する。さらに、亡くなった4人の身元を知っている人は誰もいない。……。

事件は、世間の常識の軸が大きく外れてしまった加害者が引き起こしたものだが、隣人への無関心が話を大きくしてしまったのかもしれない。


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宮部 みゆき
理由



■ かわいい子には旅をさせるな / 鷺沢 萠
かわいい子には旅をさせるな
急逝した作家・鷺沢萠が考えたこと、願ったこと。死の直前まで書き続けた、軽妙で微かにせつない珠玉のエッセイ34篇。
(Amazon/レビューより)

好きな鷺沢作品に、『葉桜の日』という自分探しの物語がある。
それを読んで、鷺沢さんはこの季節が好きなんだろうな、となんとなく思った。

本作品の一番最後に収録されている『七年後、そして十年後』というエッセイの書き出しがこうだ。
「新緑の季節が好きだ。一年の仲で一番好きなシーズンかもしれない」
この文章は、大和書房のホームページに2004年5月に掲載されたものだった。

鷺沢さんは『七年後、そして十年後』が発表される前の月の、4月11日に急逝した。
報道では「自殺」と出ていた。

彼女の自殺説を信じられなかった私は、『野生時代』の2004年6月号に群ようこさんの追悼文が掲載されるというので、すぐに飛びついた。
群さんは、鷺沢さんがおねえちゃんと呼んで慕っているほど仲が良い人だ。追悼文の中では、最後の日の数日前に会ったことや、彼女がとても体調を悪そうにしていたことを、彼女のしぐさの細かなことまで思い出して淡々と書いていた。そして、彼女の死を「信じられない」と書いて締めていた。

鷺沢本人の公式Webサイトの日記でも、体調不良(風邪が治らない)については書かれてた。いつも笑わせてもらってた、隠し日記(公式Webサイト上での裏日記)で、管理人の小田原ユキさん(Webサイトでは、「へび」とか「わたべ」とかと呼ばれる)が、最後まで鷺沢さんにつっこんでいるのがおかしく、そして悲しい。

【関連ページ】
鷺沢 萠公式Webサイト「Office Meimei」
4月11日の命日にも更新されてる。

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鷺沢 萠
かわいい子には旅をさせるな
鷺沢 萠
葉桜の日
本屋さんに行くと、たくさんのポップが本の紹介をしている。ポップを見るだけでも楽しい。
私も描いてみたい。
……と思って、最近読んだマンガ3作品についてポップを描いてみた。
ポップに見えないかもしれないけど、あえてポップだと思って読んでいただきたいデス。

***



■ アトモスフィア〈1〉/ 西島 大介 (著)
アトモスフィア
ある日、わたしの分身が現われた。わたしに何の断わりもなく、世界はわたしの居場所を奪った。それでもわたしが「ふざけんな」と言わないのは、あらかじめ、みんなを赦してるから-。書き下ろし長篇コミック。(Amazon/レビューより)

「自分のドッペルゲンガーを見たものは、死ぬ」

突然現れたドッペルゲンガーに生活を奪われた”わたし”が、「君と同じような境遇の仲間たちがいる」と”支部長”に誘われ、共同生活を始める。仲間たちはドッペルゲンガーを撲殺していく。だが殺しても本人の生活が元に戻るわけではなく、通常の生活を追われた仲間の人数はどんどん増え、組織は大きくなっていく。
そんな中で、組織の中でも”わたし”と仲の良かった”A子”が実はドッベルゲンガ―だったと”支部長”発案の調査により判明し、A子は撲殺される。
しかし、実は”支部長”は故意に彼女を殺したのだと”わたし”は気付き----。

漫画の体裁をとっているけれども、”わたし”によるモノローグが多く、コマ割りされた小説のような感じで読める。不条理な世界に置いて、主人公の“わたし“があまりにも淡々として、周囲の激流に流されている。救いがない世界で、それだけが救いになっているのかもしれない。第1巻の後半に何度もどんでん返しがおこり、そのまま「つづく」のクレジットが(第2巻は2006年4月21日に発売)。

SFシリーズだと言うけれども、私にとってこの本の分野はミステリーだ。
彼のイラストは魔女を描いたものが私のお気に入りではあるが、丸顔で頭身が少なくて幼い女の子向けに見える画風なのに、描かれる世界はひどく残酷だ。


【アフィリエイト】
アトモスフィア〈1〉
西島 大介


→オススメ作品
世界の終わりの魔法使い 西島 大介
西島大介の描く魔女のイラストが好きなの。
でも、やっぱりちょっと物騒な世界観。



■ 下弦の月/ 矢沢あい (著)

下弦の月
美月は、ギターでせつない旋律を奏でるアダムと運命的な出会いをする。居心地の悪い家を飛び出し、アダムと暮らし始めた美月だが…。ミステリアス・ラヴァーソウル。(Amazon/レビューより)


このAmazonレビューじゃあ、さっぱり話が分からんね。

大雑把にあらすじを語る。
亡くなった恋人たちの想いが一人の女性(本名は美月だが、名前を忘れているため”イブ”と仮に呼ばれる)に降りかかってしまい、彼女は臨死状態になる。病気療養していた小学生の女の子(名前忘れた)がイブの存在に気付く。女の子はイブのことを友人3人(気にしてる男の子を含めて)に相談し、イブを救おうと行動を始める。

映画化されたときに、ラルクのhydeが出演したって言うから原作を読んでみた。
けど、アダムの雰囲気はhydeとは重ならないよなー。単にhudeが「西洋人っぽい顔立ち」でミュージシャンってだけじゃん? 

話をすすめるためとはいえ、頭の良い設定の男の子(名前は忘れた)は、勉強が出来る頭のよさではなく、状況判断の素早い頭のよさがご都合主義だな~と思う。でも、彼はかなり魅力的だ。

ところで矢沢あいの作品といえば、先週水曜日から始まったアニメ版の「NANA」を見た。
いきなり二人のナナが出会ってルームシェアする話から始まったけど、丁寧にハチのキンキンした声にはちょっと脱力。ナナの声は『鋼の錬金術師』のエド役の人で、彼女ががなるとちょっと役が被った。
線の細すぎる人間のシルエットが気になったけど、矢沢あいの絵って、もともとすごく細かったかも(で、靴はデカイ)。ハチは胸がもうちょっとあった方がいいなぁ。

NANAのイメージに土屋アンナ(OPを担当)の声を当てたのが、すごく嬉しい。
映画版の中島美嘉は、見た目は合ってても、歌声にパンチが足りないと思ってた。

OLIVIA(EDを担当)の声を小室とのユニット以来久しぶりに聞いた。相変わらず悲鳴っぽい声だな、と。


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下弦の月―Last quarter (上)
矢沢 あい
リボンマスコットコミックスで読んだけど、こちらだと上下巻に収まってるので、こっちをおすすめ。


下弦の月―Last quarter (下)
矢沢 あい
下巻。


下弦の月 ~ラスト・クォーター
映画版。イブ役を栗山千秋、アダム役をhydeが演じてる。


下弦の月 ~ラスト・クォーター プラチナBOX
映画のゴージャスボックス版。


Live Tour 2002 下弦の月 - 聖夜の調べ
ちなみに、『下弦の月』というタイトルで、ガックンはツアーをしてた



■ きみはペット/ 小川彌生 (著)
きみはペット
ここだけ、イラストの使いまわし……。
当ブログのバナーの元のイラストでもあったりする。

スミレちゃんが教える美少年の正しい飼い方
高学歴・高収入・身長170cmのバリキャリ新聞記者・スミレ。人生楽勝!かと思ったら、左遷され、婚約者にも振られて失意のドン底。そんなスミレがある日拾ったのは……!?(Amazon/レビューより)

小雪 の記事を書いてから大分間があいたけど、よーやく最終巻まで読み終わった。
ドラマに触発されて読み始めた原作だったけど、「ドラマの終わりってどうだったろう???」ってスッカリ忘れてしまった。っつーくらい、原作のつっぱしり具合が好き。

ペットとして飼い始めた美青年(over 20歳なので、少年じゃねーな)モモと、なかなか自分の気持ちに素直になれない飼い主のスミレちゃんの、奇妙な共同生活。
最後にはスミレちゃんは蓮實先輩と別れてしまう。だけど、世間一般には申し分のない人物である彼とそのままゴールインしても、スミレちゃんはそれなりの幸せを掴んでいたと思うのよ。
そこは、蓮實先輩を強引に引き寄せようとアタックしまくる福島さんの存在が大きい。

そして、モモこと合田武志(ジャイアンの本名と一緒/笑)の人の心を溶かす術の天才っぷりと言ったら。
実在したら「もしや結婚詐欺師なんじゃないか」と勘ぐってしまいそうだ。
だからこそダンスという強み、というか身元証明が必要なキャラクターだったんだな。



【アフィリエイト】
きみはペット (1)
小川 彌生
第一巻。


きみはペット 11 限定版 (11)
小川 彌生
なぜか11巻には限定版あり。(という理由だけで11巻を紹介してみる。最終巻は14巻)


ビクターエンタテインメント
きみはペット DVD-BOX
ドラマ版「きみはペット」
私はここからはまった。

「ぅ絵ブログ」をご覧のみなさん。Gacktどぇす。


時代劇に出演することになりました。



えっ今週末で一番驚いたニュースえっは、何と言ってもコレ。

来年のNHK大河「風林火山」の男性主要キャストが31日、東京・渋谷の同局で発表され、上杉謙信役に歌手のGackt(年齢非公表)が起用された。
msnニュース/スポーツニッポン



祝日ドラマ出演おめでとー!!
祝日さらにさらに、NHK大河出演、おめでとー!!



Gacktにはいつかドラマに出演してもらいたいなぁ」とは思ってた。

だけど、「日本を舞台にした恋愛ドラマだと他のキャストの人とトーンが揃わないんじゃないか」とか、「出てもホスト役とかかなぁ」とか、「もしかしてゲームでそうだったようにCGの世界(SFとか)での出演ならあるかな。ハリウッドか中国のアクションものかな」とか思った。

そしたら。
いきなりの日本のドラマ界での正攻法での出演デスヨ。びっくりした~。
(ドラマ界では大河ドラマ、音楽界では紅白歌合戦がその世界の正攻法ではないかと思うの。なんとなく)



で、Gacktの謙信を勝手なイメージにて描いてみた。さっそくのそく。



謙信のイメージ



西遊記の孫悟空のごとく、頭についているバングルは、ゲーム「戦国無双」からイメージを真似した。

Gackt
なら、これをダーツの特注で作っちゃったりして。
で、今年のツアーグッツにあったりして。

お。
適当に言ってみたけど、ありえるかもしれないぞ。



あれ?まだカメラ回ってたの?
晴れ晴れ晴れ快晴の週末!
本日の横浜は本当に桜花見日和桜デシタ。



横浜は桜日和デシタ




昨夜は東京都内で桜を求めてウロウロした。

最初は新宿の御苑
だけどここは夕方16時で閉園してしまっていて、しかも酒類の持込は禁止だった。
既にコンビニで複数の酒類を購入していた私たちは、スゴスゴと退散。

続いて訪れたのが、赤坂のホテルオークラプリンスホテル
同行者が持っていたガイドブックには「赤坂のホテルオークラでお茶しながら桜を楽しむ」というような内容があり、それを実践しようと思った。
ところが、お茶するところが見付からず、しかも夜の風の冷たさに退散。目の前にあったプリンスホテルに逃げ込んだ。
プリンスホテルでは、所属してるトリノオリンピック・フィギュアスケート女子金メダリストの荒川静香の写真か像か本物の金メダルが置いてあるんじゃないかと期待を膨らませていた。んが、そのようなものは見当たらず、亜細亜をイメージした傘のオブジェがあるだけだった。うーむ。でも、車止めの前の桜並木はキレーだった。

そうそう。
昨夜のホテルオークラでテレビ東京のカメラマンがはってたけど、誰ぞ有名人でも泊まってたのかな?
酔っ払ったおっちゃんがカメラマンに「誰待ってんの?」って絡んでたけど、カメラマンは口が固かったようで、おっちゃんは「つまんな~い」と駄々をこねてた。

そんな話もありつつ、昨夜の夜桜は1枚も撮影してないっす。

なんせ、本当に寒かったから……。ペンギン


桜02




そんな極寒の昨夜から一転。
今日は朝から日差しがぽかぽかと、とても温かかったクマ


今日、花見の予定入れれば良かったナァ。
次の花見の予定として、9日に横須賀で桜祭りが行われるって言うから行くつもりにしてるけど、来週まで花、持つかナァ? 心配。


桜01



で、この桜と、義経を想って舞う静御前の絵を合わせてみる。
実はこの絵、紅葉の時期に描いたものだけど、確か史実では桜の時期の話だったんだよね。



【静御前の過去記事】
石原さとみ as 静御前 『義経』
石原さとみ as 静御前 『義経』--- in 京都の紅葉
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花見グッズを何かオススメしようと検索したら、「いらん……」と想われるような変なパーティグッズが出てきた。

これ、ドウデショウ。

あ、でも寒空の下(今日はあったかかったけど、夜桜はまだ寒い)で手足を出した衣装で「フォー」とか叫んでいるよりも、こっちの方が寒くはない。しかも装着している事を誰もが気付いてくれる(←コレ、重要!!)

そういう理由からオススメ……しとく。
ジグ
お花見さくらちゃん
ジグ
超!お花見アフロ
ジグ
お花見父ちゃん
さっき、地震が来た。
震源地遠いのにひどく揺れてビックリしたよ。


*

さて、今回も似顔絵を描く。
うーふーふー。


今日の人は、眉毛が特徴的。



たかすぃ


という訳で、藤井クンっす。
藤井隆
TMR西川ちゃんにならって、たかすぃと呼ぶ事にする。

少し前までサルくん だの、 マシュー だのって、深夜に見かけることが多かったのに、どちらの番組もゴールデンタイムに移ってしまった。ゴールデンタイムにテレビの前にいないのになぁ。

なんだか、新しいクラスで適当に仲良くなった人が、あるとき急に違うグループの人たちと付き合いだしたような、そんな寂しさを深夜組の私は感じるよ。今では奥さんの方が、ゲストだとかで深夜によく見かける。

蛇足だけれども、気のせいか芸人と結婚した女性タレントは、旦那以外の芸人と絡んでばかりいる気がするなぁ。

たとえば……。
えーっと……。
……他に思いつかないな、気のせいだったか。


たかすぃ



そんなたかすぃが久しぶりに深夜に登場するというので、日テレのDORAMA COMPLEX 『都立水商!』主役として登場と言うので(途中から)見た。

……?
……あれ?
……あれれ??


主役、ベキ子じゃん……。
(確かにたかすぃもたくさん出演してたけど)


それだけを確認してお風呂にお湯を張りに行った(つまり、最後まで見てない)。

たかすぃ

たかすぃの芸はレイザーラモンHGと被ってる。
「フォー」の奇声も、ブリッジのポーズ(HGの新ネタ「ワッショイ」のポーズに相当)も。

ゲイ風も似てるので、HGが売れる事によってたかすぃが芸人として霞んできたら嫌だな~と思ってたけど、おミズをテーマにしたこのドラマでさえ、ゲイの役ではなかったのね。


単にちょっと普通じゃない学校の先生って設定。
アブノーマルな設定の中での、ノーマルな役割。
……落ち着いてきちゃってつまらないな。


マネージャー科のセンセイを演じてた、野村宏伸
『教師ビンビン物語』以来の教師役だ(私が見た番組では)。
トシちゃんの後を「先ぱぁ~い」とヘナヘナと追っていた時代とは、打って変わっての黒服・オールバック、そして数々の強気の発言。
年とったなぁとは思ったけど、似合わないのは今も昔も一緒。

10年以上昔、南野陽子が主演したドラマ『追いかけたいの』でも、主人公にほれられる役として野村宏伸が強気の先輩を演じてたことがあったけど、その違和感が再び、という感じだった。
TMRとしての活動は今年で10周年になります。
西川ちゃんの変わりっぷりを検証してみまひょ。




10年ちょっと前

灰猫(ハイネ)と呼ばれてた頃。

ライブは”X ジャンプ”が必須科目で。


今年

……今年。

ライブではますますボディコンシャスな衣装が期待される。


なんだか。
10年経って、初心に戻った感があるなぁ。



そんでもって、今気付いた。
私、このネタ好きね……。

過去にも同じネタで絵を描いてたりして。

⇒ T.M.Revolution アイドル誕生☆

今年はの開花が早いね。
私の住んでるエリアでもサクラが咲いたらしい。
ではでは、早速確認しに行きましょ~

レッツラゴー

サクラ??
♪ラーラーラー ラーラララ

サクラ???
♪ラーラーラー ラーララ

サクラ?
♪ラーラーラー ラララーラー

Gackt
♪あなーたーが好きでした

Gackt 「サクラソウ」より



ちなみに上記の写真は、
「サクラソウってどんなのだっけ?
と友人に聞いて、送ってもらった画像たち。

だけど、ガックンを描いてる途中で、

「分かってると思うけど、サクラでもサクラソウでもなく、シバザクラとレンゲソウっす
とのメールを着信。

サクラソウだと、全く疑ってなかったんだけど……。
(花びらの形が違うのも、2種類あるのかと思ってた)

Gackt
Love Letter
短い曲だけど、印象的な旋律の「サクラソウ」が収録されてマス。

ニッポン放送の『オールナイトニッポン(ANN)』のパーソナリティも、NHKの『ポップジャム』のMCも卒業しちゃって、これからは「毎週ここで会える!」というホームがなくなってしまった。
寂しさと、ついでに寒戻りで、切ない3月の今日この頃。



西川貴教のANN
西川貴教のANN
(↑西川ちゃん、こんな色黒じゃないやいっ!!)


そんなT.M.Revolutionこと西川ちゃん『ANN』のマイクの前に戻そうという動きがある。

1つが『ANN』の番組HP。
終了した番組なのに細々と更新を続け、放送中の他の『ANN』サイトに混じって、アクセスランキング5位をマーク(3/6~3/12分)。

もう1つがポッドキャスティングで配信中の番組、『激裏!西川貴教のANN』の放送。
『西川貴教のANN』を支えた構成作家3人による前後編合わせて約1時間のトークだが、内容は西川貴教に全く関係なかったりする。ノーギャラだもん。

今回は、『激裏!西川貴教のANN』の話。


なんて一応の解説をしてみたけど、西川の声を求めてる私にはやっぱり正直物足りないわけで、本間さんのドジさにツッコミを入れたり、本間さんのタイミングの悪さにいらだったり、本間さんの声の”鉄拳”濃度の高さに「似てる~」と思ったり、してる。

……ナンダカンダ言っても、しっかりと楽しんでたりする。


「激ウラ!カスタマーレビュー」コーナー、特に「第12回-その2」の回に取り上げられたものが気に入ってる。


このコーナーの主旨は、「iTunes内のこの番組の紹介ページに、読んだ人が思わず登録したくなるようなカスタマーレビューを考えよう」というもの。ただしMCの3人の誰もアップルのIDを持っていないため、毎回優秀作を決めては、IDを持ってるリスナーにレビューをアップしてもらってるという。

毎回、「そういうこともありえないとは言い切れない」というレベルの、極めてウソっぽいレビューが優秀作に選ばれていて、この回も「スランプに陥ったトーテムポール職人がこの番組を聞いて触発され、なんとか家賃の滞納を2ヶ月に1度に納めることができた」とか、「8歳でバツ2の美人若おかみがこの番組を聞いたら、MCのうち2人は元旦那だった」とかが選ばれた。
前者は「まぁ、あるのかな」って思うけど、後者は”8歳でバツ2”の時点で「ありえない」からアウトだと思ったけどね。


で。


「これはありえないから」と選ばれなかったものの中に、すっごくウケたものが2つあった。


1つは、「保育士による投稿で、お遊戯の時間にこの放送を幼児に聞かせたら、4歳の男の子がバツ1の口説き方を学んで実践してる」というもの。
もう1つは、

うわ~、絵にしたら面白いかもっ!!
と思ったので、ここで描いてみる事にした。


以下、カスタマーレビューの投稿作からの引用なり。



====================================================================

私は普通に歩くのが嫌になり、
目に見えたものは必ずぶつかるようにして歩いている
です。

私の飼い主は散歩中iPodを大音量で聞くのが好きで、
私もお供する際それを聞きながら歩いてますが、
飼い主がたまたまこの番組を聞いていて、その存在を知りました。

最初は私のような犬にも分かる話をしてくれるんだろうか
と心配しながら聞いていました。



分かるかな?
「心配……」



が、
割と犬にもなじめる話が多く、
一気にこの番組の虜になりました。


今私はこのレビューを
犬目線で

犬目線
「おもしろっ!!」



書いているので、
犬じゃなきゃ楽しめないのかと思う方いると思われますが、
人間はもちろん生き物なら誰でも楽しめると思います。


====================================================================




あ……。
ありえなさすぎっ!!



犬にも分かる話って!!
犬目線って!!



ぶふっ!!



もう、私の頭には首をかしげたビーグル犬がリアルに思い浮かんでしまったさ。
”シーブックたけのり”さん、面白いレビューをありがたう……。
(ブログの記事にしたことをメールでお知らせしたら、とりあえずビックリされました。……ですよね。)



【訪問してみてみて♪】
●ニッポン放送の『ANN』
http://www.allnightnippon.com/
●シーブックたけのりさんのブログ『シーブックたけのりなんか』
http://d.hatena.ne.jp/nsbtakenori/

オリンピック開催中だ。
だけど周囲の人はほとんど見てないっぽい。

放送時間が日本では深夜に当たることもそうだろうけど、メダルを取得してないって言うのも理由だろうね。

「メダル、メダルって騒ぐのをやめたらどうか」と言う意見を聞くけど、放送各社が多額のお金を出してやっと手に入れた放送権なんだから、当然それなりの視聴率が欲しいわけで、そのためには、”メダル獲得”っつー大きな話題が望まれるわけっす。そんな大人の事情もあるのよ。


で、話は戻るけど。
私の周囲では、本当にオリンピックに対して、本当に冷めてる。

私がPCで3Dアニメの『スキージャンプ・ペア』を見てると、それを本物のオリンピックの映像だと思ってしまう人がいたりする。
「最近の競技はレベルが高いな」とか感心されてたりして。しかも私も訂正せずに「そうですね」とか同調してみたりして。(←をいをい)

(Y!動画で、2006年2月28日まで無料で見られる。ただしプレミアム会員またはBB会員でない場合は、見られるのは1コンテンツだけ)
『Y!動画 / スキージャンプ・ペア』


で、私もそれほど競技の結果を気にしてはなかったんだけど、それでも「見れたらいいな~」と思っていたのが、男子フィギュアスケートだった。


ぷるしぇんこ。 ロシアのプルシェンコ選手っすよ。和田アキ子も「プル様」とか呼んでた、ぷるしえんこ。

元銀メダリストの伊藤みどりをして「彼に欠点は全くない」と言わしめたとかなんとか、風の噂で聞いた(←頼りない)。

この人の演技を見てると、メダル獲得争いの渦中の外にいるように心穏やかそうに見える。そのくせ、アッサリと一位をかっさらってしまうんだな。
本当に演技と容姿(芸術点ともいう)について、審査員は彼にマイナスをつけることはないだろうな。


その一方で。エキシビジョンのサービス精神旺盛さ(?)も、カナ~リ、抜きん出てる。
着グルミのピエロは着る(途中で脱ぐ)わ、"マイケル・ジャクソン・メドレー"を選曲するわ、"SEX BOMB"の曲に乗って金色パンツ+筋肉ムキムキ(肉襦袢)の姿で観客に絡むわ。


もう、私がおちょくるまでもなく、金パンツっすよ。肉襦袢っすよ。ヤラレタっすよ。
この本人によるパフォーマンスよりも面白いことを思いつかない。悔しいから、額に『肉』って入れてみたよ、赤い字で。それでもまだ悔しいさ。


トリノオリンピックでも、高橋選手の残念な結果ばかりが聞こえてきたけど、そのときやっぱり1位だったのは、ぷるしぇんこ、だったって? また見逃しちゃった……。


ところで。
長野オリンピックのときに、フランスにキャンデロロ選手っていたじゃん。
三銃士の『ダルタニャン』をモチーフにした演技をして、フィギュアスケートなのにフェンシングの動きを再現して見せた人。
私にはどうも、ぷるじぇんこと彼は同じ匂いがするような気がしてならない。


今はプロに転向したそうだけど、できれば2人に共演していただきたいな、と。
どれだけ、観客をビックリさせるようなエキシビを見せてくれるかな、って思うんだ。それこそ、『スキージャンプ・ペア』ばりの、ね。




【参考サイト】エフゲニー・プルシェンコ選手の非公式ファンページ
(イラストの見本にした金パンツの衣装の写真があるよ)

EVGENY PLUSHENKO FAN PAG
Evgeni Plushenko fan site "Lemon vodka"


***

(2006年2月24日)


女子フィギュア。
荒川選手メダルおめでたう!!

だけど、2位以下の順位には、正直言って疑問に思う……。

ペアで銀メダルを獲得した中国のおふたりもね。
「中国が世界を感動させた」って中国語の文字が踊ってる新聞記事を見て「良かったね」と思って、フト気付いた。

「フィギアスケートって、やり直し、アリなん?」

感動のち、疑問。

来た 見た 触った

と言うわけで、土曜日に小林幸子のディナーショウに行ってきたダよ。
まんず、いいもん見せて貰っただっぺ。寿命が延びるっぺよ。ありがたや、ありがたや。


東京は帝国ホテル
通されたのは、昨年黒田清子さんの結婚の行事でも使用されたとかいうお部屋らしい。
全体的に金色に輝いてる部屋の、天井のシャンデリアは、『オペラ座の怪人』にあったようなゴージャスなものだった。……落としてみたい。(うずうず)

人々のおしゃべりのBGM。
きびきびとした動きの給仕さんたち。
金縁の食器に美しく盛られたお料理と飲み物。
なんだか輝き過ぎちゃってて、目が痛いっす。うううっ……。


全ての料理が終り、コーヒーが運ばれて暫く経った後、ステージの方から楽器のチューニングをする音が聞こえて来た。チューニングっていうか、明らかに演歌を演奏してるんだけど。


「これから、皆さんお待ちかねの小林幸子ショウが始まります。もう暫くお待ちください。」と数回のアナウンス。

そして客電が落ちて、ショウが始まった……!



さっちゃんですよ。

衣装の細部については、
まったく自信がございませんの。





ショートムービーの後、シルエットで登場。
細っ!!
っていうのが第一印象。
それに、姿勢がいいね。背筋がピンと伸びてた。


1曲につき、1衣装という感じで、次々と変わる衣装。
基本的にはスパンコールがキラキラしたのどハデなもの。背中が大きく開いたドレスとか、ちょっとダンディなパンツスーツとか。全部キラキラしてた。着物に着替えるときはさすがに時間がかかるので、舞台をイリュージョニストが持たせてた。


母も私も実は彼女の歌に詳しくはないんだけど、紅白出場曲『越後絶唱』『雪椿』などの有名な楽曲を歌い、また後半は司会者が登場してかつての歌番組ばりの紹介をしてくれたので、分かったような気にはなれた。


トークも満載。
「本日のお運び、有難うございます。(左側から「さっちゃん」の掛け声が)ありがとうございます。もう片方からはお呼びいただいてないようですが」とさッちゃんコールを要求。


「今年でデビューして42年になります。……今、皆さんが考えてること、分かります。年を計算したでしょう? そんなお手数をかけなくてもよいんですよ!」と言っておきながら、「古賀政男先生の下に弟子入りしたのが9歳、デビューがその1年後……」と口を滑らせ、観客の笑いの中一人落ち込んでた。


着物の衣装で登場。
「この年で振袖で登場してしまいました。カワイイ? 嫁ぐまでは着て良いと聞きましたから。私、コバヤシサチコ、本名でございます。ずーっとコバヤシサチコでございます。一度も変わらず、ずっとコバヤサシサチコ。これからも……着られる限りは振袖を着ていく所存です!」
そして、ステージから降りてテーブルを回った。私も握手をしてもらった上で、サチコが舞台上でさんざん自慢してた帯締めを見せてもらった。同じ日、帝国ホテルで宝石の発表会をしてたので、そこで購入したブローチなんだって。玉虫色に輝く扇形のものだったよ。

最後に全身真っ白なメーテルような衣装で登場。
『恋蛍』を熱唱し、歌の途中で帽子とドレスから無数の小さな灯りが点滅(おそらく蛍の演出)を始める。ちょっと紅白の豪華衣装をかいま見たようで、会場沸き立つ。
曲の終りに一旦歌い上げ、最後の一節を残したところで舞台が暗転。衣装の灯りのみがチカチカと見える中で、サチコが一言「これ、ちょっと熱いの」とつぶやいて笑いを取って、続きを歌った。


それにしても、握手をするときに間近にサチコの顔を見れたんだけど、舞台化粧ってすごいね。
グラデーションとかそんな繊細なメイクじゃなくって、本当に油絵の具をパテを使って塗ったくったのかと思ったよ。本当はもっとキレイかもしれないけど、仮面みたいなメイクじゃ、素顔は見えないな。


ってことで、今回はなんだか単なるレポになっちゃった。


幸子のレコード← 「あれから、40年」。

綾小路きみまろに、そんなネタがあったよ。
(このレコードの楽曲が、デビュー曲ではない)