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今日もさわやかな朝ですね晴れ
仕事へ行く前の時間を利用してブログを書いております。
いつもブログを読んでくださってどうもありがとうございます音譜
今週に読んだ本のひとつに「仮説思考」があります。


仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法
内田 和成
東洋経済新報社
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著者は、日本の経営コンサルタントで早稲田大学教授でもある内田和成氏です。
また、彼はボストンコンサルティンググループ(以下BCG)シニアアドバイザーでもあります。東京大学卒業後、慶応大学院MBA取得し、日本航空を経て現在に至ります。

著書の中身は、世界的に有名なコンサルティングファームであるBCGの問題発見・解決の発想法を紹介しております。名前にも含まれる「仮説」とは、情報収集の途中や分析作業以前に持つ「仮の答え」のことです。すなわち、現時点で「最も答えに近い」と思われる答えのことです。そして、「仮説思考」とは、情報の少ない段階から、常に問題の全体像や結論を考える思考スタイル、あるいは習慣ともいうべきものです。

全体の主張を簡単に言うと、自分が辿り着きたいゴール(結果)までの道筋を頭に思い描いて仕事を始める、すなわち、「仮説」からはじめれば寄り道や脱線を防いで、ムダやムラをなくし余分な作業がへるため、達成までの全体の作業量は激減するということを言っています。

筆者は「優れたビジネスパーソンとしての成功の鍵のひとつは、学習能力であり、それは「優れた仮説の構築とその検証能力」の学習能力である」と主張しています。優れたサラリーマンになるためには、枝葉ではなく幹(仕事にかかる大局観・作業全体のストーリーライン)が描ける人間になることが大切なんですね。

情報って多ければ多いほど、安心できるしよい答えが見つかると思っているサラリーマンの方って多いと思います。
とくに忙しくて焦ってしまうときほど、そうしてしまいませんか?
私はそうだったんですあせる

この本と出合う前の場合、情報を闇雲に集め、仕事を遅くすることはあっても、間違いが多く正確性に乏しかったです。集めた情報洪水に埋もれて、あたふたてんやわんやしていました汗私の過去の経験では、枝葉の情報ばかりを集めてしまい、「あれっ、集めて分析したものはいいけんども、答えが見つがんね。」、「これじゃ時間切れだっぺよ、仕事終わんね~べ」というお粗末な結果になってしまったものでした。ここからいえるのは、徹底的に調べてから答えを出すという自分の仕事の進め方には無理があったということです。

この思考スタイルを意識して実践すると、不思議と、仕事がスムーズ進むようになり、同時に仕事の正確性も増しました。この本の教えに沿い、仕事が与えられてから、すぐに作業を始めず、30分でもよいからストーリーライン(全体像)考えるようにしました。つまり、その仕事に関わる人たちへのインタヴューや分析結果から仮説をつむぎ、その仮説を構造化する(組み立てていく)ことを覚えたのです。すると、自分がやろうとしているそれぞれの作業位置づけがわかり、場合によっては順番を変えたり、一部の作業が不要になることも多いことに気がつきました目

最初のうちは、立てた仮説が的外れなものになることも多かったです。しかし、失敗するとそこから学べます。「なんで失敗したんだっぺか、うまぐいかなかったかを考えて、次はあそこを変えてみっぺか、今度は別のやり方を取り入れてみっか」と試行錯誤しならが、進歩していきます。試してみて、実験・ディスカッション・分析によって検証しながら、先へ進んでいくようになりました。失敗を積み重ねながら、仮説思考って進化していくものだな~と実感しています本

もし皆さんも、仮説思考を試したい場合は、日常の小さいな問題での訓練を繰り返しましょうニコニコ
例えば、身近な同僚・上司・家族・友人を練習台としましょう。大切なのは、トライ・アンド・エラーの精神です。私の好きな作家・相田みつをさんは、「つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの」と言っています。トライ&エラーを繰り返しで、全体像を見通し大局観をつかむ仮説力に磨きがかかります。失敗を恐れない、むしろ、失敗から学ぶ姿勢が大切です。間違ってもただやり直せばいいのですね。会社での仕事程度では、命まではとられませんしね。

まとめると、情報は集めるよりも捨てることが重要(巷でいう、「断捨離」の発想に通じる)で、少ない情報でストーリーをつくっていくことが大切です。そうすると、大きなストーリーが描けるようになり仕事も正確でスピーディーにこなせていきます。そのためには、この仮説・検証のプロセスを繰り返すことで、日々の小さな業務の中で実践することが大切だということをお話しました。

今日もブログを読んでくださってありがとうございました。
今日も一日がんばりましょうべーっだ!
それではしつれいします~パー