OBP アカデミアのカフェエリアで、ランチのお供に雑誌をみようとして目についた、この本。東田直樹さんの「跳びはねる思考」



一気読みしてしまいました。

自閉症患者の視点が分かりやすく描れているのと同時に、「生きる事」への深い洞察、自然と同化する超感覚には驚かされました。

これからは、短期記憶が曖昧になってきた母の内面にも不安や孤独があるかもしれない、と思う位の想像力を働かせよう。
人の心は外からだけではわからないのだ。
自閉症だけでなく、人の心や自然とのかかわり、生きることについて沢山の珠玉の言葉に出会えました。

著者は1992年生まれ、会話の出来ない重度の自閉症患者なのですが、文字盤ポインティングやパソコンでコミュニケーションをしています。
13歳の時に執筆した「自閉症の僕が跳びはねる理由」が理解されにくかった自閉症患者の内面を平易な言葉で伝えて注目され、20ヵ国以上で翻訳、Amazon の米・カナダでは一位を記録しています。
此方の本も読みたいと思ってます。☺