UFC女子部門ロンダ・ラウジーの試合を観た。 | 百発百中テイクダウン

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UFC157のメインは初めてのUFC女子部門の試合でした。女子世界バンタム級チャンピオンのロンダ・ラウジーVSリズ・カモーシュの一戦。



北京五輪柔道70キロ級銅メダリストであるロンダ・ラウジーは過去6試合を全て1ラウンドで、しかも腕十字でフィニッシュしているという、とんでもないファイター。

ゴング格闘技のインタビューを読むと腕十字はお母さんが教えてくれたもので、『世界のすべてはジュウジガタメで終わる』とお母さんは話していたらしい。なんて素敵なお母さんなんだろうか。

さて、UFCにおいて歴史的な一戦となったメインイベント。

1ラウンド
殺気だった表情を魅せるラウジー。左ジャブでリズを金網に押し込みラッシュするラウジー。投げたいがリズが踏ん張り、体勢が崩れたところにラウジーが袈裟固めに入る。しかし、リズがうまく体勢を入れ替えバックを奪う。ラウジーは立つがリズはバックをキープし、フェースロックへ。ガッチリ極ったかのように見えたが、ラウジーはおじきをして前に落とすことに成功。最大のピンチを凌いだラウジー。



猪木アリ状態からリズに足関節を仕掛けられるが、ラウジーがうまく切り返し再び袈裟固めへ。



しっかり袈裟固めを極めつつ、パウンドを落とす。リズは必死に返そうとするが難しい…
そしてラウジーが肩固めを仕掛け、マウントポジション奪取。
そして、ついに来た!腕十字のセットに入る!!リズも粘るが最後は両腕を抱えるよう持っていき、見事な腕十字でタップを奪う!



さすがこだわりの腕十字。いくら対戦相手が対策してこようと極めてしまう必殺技。

『うまい腕十字の秘訣は実際にフィニッシュを決めることじゃなくて、それまでの段取りとそこ至るいくつかのステップ。
私が相手を捕まえに行っているわけじゃなくて、相手がその方向に動く方がいいと思えるように誘導している。そうして徐々に選択肢を狭めて、袋小路に追い込ませて、最後はタップするしかないように仕向けているの。チェスのように。』と話しているロンダ・ラウジー。

女子部門は批判的な声もあるようだが、僕はすごく面白かった。男子に比べてレベル云々って意見もあるが、面白いものは面白い。最高のスタートを切ったUFC女子部門。この勢いを大切に盛り上がっていくといいですね!

ロンダ・ラウジーの次の試合が楽しみになりました!

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