ブレーキはとりあえずタッチも良くなったので次は今回のメインイベント燃料系統です。
この時代のエンブレムは実にカッコいい
手が込んでますねぇ
で、燃料ホースなんですが・・・・
ん燃料燃料ホース
車体側を通っているのはパイプじゃなくてゴムホースなんです
ここも・・・
そしてフロントフェンダーの中を通って・・・
エンジンルームに入っているのです。
で、この先に電磁ポンプが付いていました。
いつも言ってるように電磁ポンプは押し出す力はあっても引く力は弱いのです。
そして今回のようにゴムホースだと吸えばホースが多少なりとも潰れます。悪い事しか考えられません。実際上り坂とか負荷がかかると走りが悪いようです。
で、この部分が燃料タンクから出ているところなんです。
が、
採寸をしようと測定してたら何やら漏れてきました
そう当然この上はタンクだからガソリンです
因みにホースの下にあるパイプはマフラーです
慌ててタンク内のガソリンを抜きホースに触れるとポロっといとも簡単に外れました。
なんとホースバンドなどありませんしかも硬化して裂けてました。
本当にいいタイミングで入庫したものです。いつホースが抜けてもおかしくない状態でした。ヤバーーー
しかも相手はネジが切ってある約10mm程のとこへ8mmのホースがバンドも無く無理やり差し込んでありました。恐ろしいです。
どうせならここに付く相手側のナット側とパイプを少し残してその先からゴムホースにしてくれてればよかったのにって思う。
しかも残されてるネジ部分のピッチを計るとインチじゃしぃー
結局悩みに悩んで、今あるものを使ってw
T型ジョイントの内径とピッチを加工してなんとかイケそう
最初は直角に横に出そうかと思ったけど取り回しがイマイチなのと、何が何でも燃料ポンプを後ろ側のタンクの近くに付けたかったのでこんな感じになりやした
下から見たらこんな感じです。
とりあえず頑張って銅管を曲げまくってボディーに沿わせていきます。
全て純正の配管が通っていたであろう所を通していきます。
クランプも残ってるので助かりました。
ポンプにもフィルターは入ってますがどうしてもフィルター内の状況がいつでもすぐ見えた方がよいのでポンプ手前にいつもの燃料フィルターを付けてやりました
オーナーさんは銅管はこのままがレーシーでイイって言ってたけどwww
全部黒く塗っちゃいましたーーーー
塗った塗料はワコーズの塩害防止塗料です。
地味でいいんですって(笑)
少しゴチャゴチャしてますがご勘弁を・・・
元々この矢印の辺りに電磁ポンプとフィルターが付いていました。ホースだけになってスッキリしました
最後にキャブ調整してたら滅茶苦茶濃いぃ~状態だったので、かな~り絞りました。
おそらくちゃんとガソリンが送られてなく油面もかなり低い状態で無理やりパイロットスクリューを開けまくってごまかしていたのかな??て気がします。
その後は各部のオイル交換したり
全然グリスアップされてないようだったので高級グリスをぶち込んでやりました
そんなこんなで無事すべての作業は終わりました。
本当にいいタイミングでよかったです。下手すりゃじゃー
その後はトルクフルで快調に走ってるみたいです。
ブレーキも良くなったみたいです。